CD 輸入盤

『タンホイザー』全曲 ゲオルグ・ショルティ&ウィーン・フィル、ルネ・コロ、ヘルガ・デルネシュ、他(1970 ステレオ)(3CD+ブルーレイ・オーディオ)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4832507
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


ショルティとウィーン・フィルによる伝説のオペラ録音。
BDオーディオ付き。


ショルティによるワーグナー・オペラの解釈は録音において特に感動を与えます。出演者の安定感と力強さがウィーン・フィルハーモニーの明晰な演奏とバランスを保ち、明快さと豊かさで定評のあるデッカで録音されました。
 パリ版による最初の全曲版。コロの凛とした美声によるタンホイザー、濃やかな叙情が聴きもののデルネシュのエリーザベト、ほの暗い声で独特の官能を匂わせるルートヴィヒのヴェーヌスなど歌手はかなりの高水準。ウィーン・フィルの美しい響きもいつもながらで、序曲のホルンから見事としか言いようがありません。
 なお、『タンホイザー』では合唱が非常に重大な役割を担いますが、ここでは合唱指揮にバイロイトの重鎮、ヴィルヘルム・ピッツが招かれており、ウィーン国立歌劇場合唱団のパフォーマンスをさらにレベル・アップしているのが嬉しいところ。最後のコラールなど感動的です。
 この『タンホイザー』は1970年のアナログ・テープから96kHz/24-bitでリマスタリングされ、BDオーディオは5.1サラウンド・サウンドになっています。
 3CD+ハイフィデリティ・ピュア・オーディオ・ブルーレイ・ディスク、24ビット・オーディオのオペラ全曲盤。(輸入元情報)

●CD+ハイフィデリティ・ピュア・オーディオ・ブルーレイ・オーディオ、24ビット・オーディオ
●オリジナル・アナログ音源からの24bitオーディオ・リマスタリング。
●豪華オリジナル・ハードカバー仕様。
●リブレット&あらすじ付き(英語、ドイツ語、フランス語)。
●元デッカ・エンジニアのパスカル・バーンによるオリジナル・アナログ音源からのマスタリング。

【収録情報】
● ワーグナー:歌劇『タンホイザー』全曲(パリ版)


 タンホイザー/ルネ・コロ(テノール)
 エリーザベト/ヘルガ・デルネシュ(ソプラノ)
 ヴェーヌス/クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
 ヴォルフラム/ヴィクター・ブラウン(バリトン)
 ビーテロルフ/マンフレート・ユングヴィルト(バス)
 ヘルマン一世/ハンス・ゾーティン(バス)
 ハインリヒ/クルト・エクヴィルツ(テノール)
 ラインマル/ノーマン・ベイリー(バス・バリトン)
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)

 録音時期:1970年10月
 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

総合評価

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3.5

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最初に購入したワーグナーのCDであった。...

投稿日:2021/03/21 (日)

最初に購入したワーグナーのCDであった。どのくらい前になるのだろう。30年以上前だ。タンホイザーの代表盤ともいえるだろう。今回Blu-rayオーディオ、マルチチャンネル収録ということで飛びついた。ただ、当盤のマルチはいまいちかな、巡礼者が戻ってきて音が左スピーカーから入ってきて右に流れるところなど、音が欠落している。ちょっと残念であったがマルチ用に収録したものではなかろうから不満はない。不完全なものであっても、金字塔を打ち立てたこのコンビのワーグナーの一記録として大切に持っていたい。マルチを収録してくれたことに感謝する。ルネ・コロの声は美しい。多くの音楽ファンのために、このBlu-rayオーディオが廃盤にならないことを願うばかりである。

ゆっきー さん | 千葉県 | 不明

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ショルティらしい強直で逞しいワーグナーで...

投稿日:2020/02/07 (金)

ショルティらしい強直で逞しいワーグナーです。歌手よりもショルティを聴くCDで、聴いていて爽快でした。 録音もDECCAらしい各パートの分離が明確、秀逸でしたし、迫力の十分です。あきらかに50年代後半からこの頃にかけてのDECCA録音はDGを上回っていました。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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ショルティさんとコロ様の『タンホイザー』...

投稿日:2013/07/27 (土)

ショルティさんとコロ様の『タンホイザー』、言わずと知れた名盤ですが、今回、ようやく全曲通してちゃんと聞いてみました。まずはコロのタイトルロール。まだ大変に若い声で、しかも精一杯の力演で、あるいは「絶唱」ともいえましょう。ただ、やはりその美声の開放にウエイトが傾いていて、いささか表現は単調かもしれません。「ローマ語り」も熱唱だけど力みすぎですね。他の歌手ではゾーティンが貫録のあるいい歌。ヴォルフラムのブラウンはなんだか爺むさい感じで、コロ(=タンホイザー)の友にして恋敵には聴こえないなあ。女声二人は特に何とも。コーラスは力強くも美しい立派なもの。ショルティの指揮は、いかにもこの頃のショルティだなあと思わせるスタイル。きっちりとした拍節、強弱のやけに明白なコントラスト、克明な音型の執拗な再現、そんな進行が特徴です。これも実演では結構安心できるスタイルかもしれませんが、若干ニュアンス不足、味わい不足の感はいたします。せっかくのウィーンフィルの表現力が生かされていないのは惜しいですね。録音は当時のデッカの特徴で、ステージでの動きを音像で再現しようとしたもので、第一幕後半での巡礼の合唱は右から左へかなり露骨に動いていきます。今となってはCDで音だけ聴く分にはこういう「演出」は煩わしい気がします。若干迫力が失せることともなっていますしね。また、中〜高音域が強めのバランスで低域が薄く、やや硬めで、ちょっと聴きづらい感もあります。音質自体は鮮明で優秀です。総じて、魅力的な要素もありますが、全体の感銘度は薄いという結果となりました。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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