ロバート・b.パーカー

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誘拐 ハヤカワ・ミステリ文庫

ロバート・b.パーカー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150756574
ISBN 10 : 4150756570
フォーマット
出版社
発行年月
1989年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
16cm,276p

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Spenser Novels #2/39(1974)。永遠の恋人...

投稿日:2013/01/30 (水)

Spenser Novels #2/39(1974)。永遠の恋人、Susan Silverman が登場する本作。学校の guidance department に所属する彼女に出逢い、一緒に行動するために少年の失踪を構想したのではないか、と勘ぐってしまうほどスムーズに話が進んでいく。惚れた直後にありがちな、彼女のなにもかもすべてが素晴らしく感じられて仕方がない、という状態の Spenser が微笑ましくかつ羨ましい。Susan が絡むことによりパイロット版的な位置づけの前作では若干不安定要素があった演技も安定し(Spenserのキャラクターが固まった)、息の長いシリーズが始まる。Spenser の公私混同っぷりにいろいろはらはらさせられるのだけれど、これこそ作者の術中にはまってしまっているのだろう。

build2destroy さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kircheis さん

    ★★★☆☆ スペンサーシリーズ第2作目。 シリーズ通してのヒロイン、スーザンの初登場作品である。 ある少年の誘拐事件を捜査するのが本作の任務だが、そこに大掛かりな麻薬・売春組織が絡んでくる。 死者も2人出るが、展開は地味目。黒幕も想定の範囲内だった。見どころはスーザンとの出会いとヴィックとのタイマンシーンくらいか。それでもキャラの良さで十分楽しめるのはさすが!ケヴィン父母もやるやないか… ちなみに表紙にバドワイザーの写真が使用されているが、スペンサーの好きなのはオランダビール→ハイネケンでは?

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    運命の恋人スーザン登場。資産家の息子が家出して捜索を依頼されたスペンサーは、スクールカウンセラーとして働く彼女と出会う。「完璧な人間などいない……私は間違っていた。スーザン・シルヴァマンは完璧だった」と鉄の意志が曲がるほどの衝撃。マーロウの恋人リンダ・ローリングと作者の愛妻ジョウンさんを投影した理想の女性は、一度の別れを経るも約40年間シリーズを彩っていく。物語は、資産家の元に身代金要求状が届き急展開を告げる。地元に巣食うドラッグ組織の黒幕は……。まだ正統派ハードボイルドの雰囲気が残るシリーズ第二作。

  • chiru さん

    スペンサーシリーズ2作目。今回は、行方不明少年を捜索。スーザンとの出逢いのシーンが純情すぎる! スペンサーは名うてのレディ・キラーだと思ってたのに、スーザンの前では少年みたいに舞い上がっちゃう。なのにクールさを装うってほんとに可愛い。スペンサーが子供とかかわるシーンがとくに好きで、今作でも『少年が自分の意思で家を出たのならそれを尊重する』というスペンサーの心情にぐっとくるし、両親がとった行動が少年のなにかを変えるシーンがよかった。でも今の時点ではやはり『初秋』がNo.1♪ ★5

  • セウテス さん

    スペンサーシリーズ第2弾。〔再読〕家出した息子の捜索依頼を請けたスペンサーだったが、いっこうに居場所が掴めない。やがて子供を誘拐した、という犯人から金の要求が届く。誘拐物独特の犯人側との駆け引きや家族の心情を、サスペンス鋭く描いた作品ではない。ミステリーの流れは推理出来てしまうのだが、終盤の犯人との対決シーンは読み応えありだと思う。初読の時はボンドガール的に、毎回マドンナが登場するのかと思ったが、本作はパートナーとなる恋人スーザンの初登場作品である。その為本作が、シリーズ本当の第1作目と呼ばれるのだろう。

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    本の奥付に残した手書きのメモによると、初めて読了したのは1989年3月29日らしい。『スペンサー』シリーズ第二作。運命の恋人スーザン・シルヴァマン登場。モデルはフィリップ・マーロウの恋人リンダ・ローリングと作者の愛妻ジョウン・パーカーさんらしい。2016年5月8日に再々……読。

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