Blu-ray Disc 輸入盤

『ウィリアム・テル』全曲 ミキエレット演出、パッパーノ&コヴェント・ガーデン王立歌劇場、フィンリー、J.オズボーン、他(2015 ステレオ)(日本語字幕付)

ロッシーニ(1792-1868)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OABD7195D
組み枚数
:
1
レーベル
:
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明


ロッシーニ:『ウィリアム・テル』
ジェラルド・フィンリー、ジョン・オズボーン
アントニオ・パッパーノ&ロイヤル・オペラ
日本語字幕付き


活動の絶頂期である37歳で突然引退を表明したロッシーニ。この『ウィリアム・テル』はロッシーニの最後のオペラとなりました。台本がフランス語で書かれているため、主人公の名前も「ギョーム・テル」と表記されており、初演もフランスで行われました。シラーの戯曲自体がスイスの伝説の英雄物語に端を発しており、日本でも「息子の頭の上のりんごを矢で射貫く」場面と勇壮な序曲のみが良く知られています。とはいえ、この歌劇にりんごのエピソードが登場するのは第3幕になってから。第1幕と第2幕ではスイスの指導者の息子アルノールとオーストリアの王女マティルデの禁断の恋と、政治的な駆け引きが描かれます。通常5時間を超える長さに加え、メルクタール役のテノールに負担がかかるため、上演される機会はあまりありません。しかし、この映像では素晴らしいキャストを揃えた上、パッパーノが流麗な音楽を奏でるという理想的な上演が実現しています。(輸入元情報)(写真:輸入元提供)

【収録情報】
● ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』全曲


 ギヨーム・テル…ジェラルド・フィンリー(バリトン)
 マティルデ…マリン・ビストレム(ソプラノ)
 アルノール・メルクタール…ジョン・オズボーン(テノール)
 エドヴィージュ…エンケレージャ・シュコサ(メゾ・ソプラノ)
 ジェミ…ソフィア・フォミナ(ソプラノ)
 アルノール:メルクタールの父…エリック・ハーフヴァーソン(バス)
 ジェスレル…ニコラ・クルジャル(バス)、他
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団
 レナート・バルサドンナ(合唱指揮)
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
 アントニオ・パッパーノ(指揮)

 演出:ダミアーノ・ミキエレット
 装置:パオロ・ファンティン
 衣装:カルラ・テーティ
 照明:アレッサンドロ・カルレッティ

 収録時期:2015年
 収録場所:ロンドン、コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)

● 特典映像:ウィリアム・テルへのイントロダクション、他

 収録時間:本編201分、特典15分
 画面:カラー、16:9、1080i High Definition
 音声:PCMステレオ、dts-HD Master Audio 5.1
 フランス語歌唱
 字幕:英語・フランス語・ドイツ語・韓国語・日本語
 50GB
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。


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序曲のみ有名なこのオペラを始めて全曲聴い...

投稿日:2020/09/18 (金)

序曲のみ有名なこのオペラを始めて全曲聴いた(見た)。音楽的に充実した部分が随所にあり、ストーリー展開も劇的で、ロッシーニ最後の作品にふさわしい。歌手も粒がそろっていて、役柄の違和感も余りない。有名なリンゴの場面は効果的に処理されていたし、回り舞台を利用した場面転換も工夫があった。しかし、奇をてらった演出が過多で、せっかくの興をそいでいる。テルの武器が弓矢なのに、ゲスレル率いる部隊、蜂起したスイスの民衆が銃で武装しているのは絶対に変。男性陣がやたら上半身裸になるのも(当節のはやりの演出だが)感心しない。何より土を分厚く敷き詰めた舞台が汚らしく、歌手が気の毒でならなかった。四幕は特に意味不明の場面が目立つ。あれがなければもっと素直に感動できたと思う。

ひらかな さん | 兵庫県 | 不明

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