ルイス・ダートネル

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世界の起源 人類を決定づけた地球の歴史

ルイス・ダートネル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309254029
ISBN 10 : 4309254020
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
346p;20

内容詳細

究極の「起源」の物語。惑星としての地球のどんなプロセスが人類の進化を促したのか?大陸移動など、地球の地質学的な歴史をたどりながら、人類をはじめとするすべての生物が、いかに地球環境の産物であるかを語る!

目次 : 序章/ 第1章 人類の成り立ち/ 第2章 大陸の放浪者たち/ 第3章 生物学上の恩恵/ 第4章 海の地理/ 第5章 何を建材とするか/ 第6章 僕らの金属の世界/ 第7章 シルクロードとステップの民/ 第8章 地球の送風機と大航海時代/ 第9章 エネルギー/ 終章

【著者紹介】
ルイス・ダートネル : イギリス・レスター大学のイギリス宇宙局に在籍する研究者で、宇宙生物学が専門。火星における生命の痕跡を探すプロジェクトに関わっている。サイエンス・ライティングで数々の賞を受賞しており、「ガーディアン」紙や「ザ・タイムズ」紙、「ニューサイエンティスト」誌などに寄稿している

東郷えりか : 上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    自然科学と世界史の両方に興味がある人に読んで欲しい。Jダイアモンド『銃・病原菌・鉄』に並ぶ知的興奮。一部『銃病原菌…』のデジャブに見えた個所もあったが。海洋の形の話からがぜん面白くなった。卓越風と大気循環と貿易の発達、気候変動とユーラシア史。石炭紀の樹木の分布と現在の投票行動。関係なさそうでもあるが関係深かった。地球の数十億年に及ぶ大波のうねりの中で、人類はその影響を受けながら進化、発展、歴史を紡いできた。

  • HMax さん

    「地球ドラマチック」で是非ともやって欲しい。現在僕らは間氷期の暖かい時代に生きている。あと5万年くらい続くそう。その後はツンドラのような世界になるので、それを防ぐために温暖化ガスをどんどん出せば良いのかというと、暑さに耐えられる適応をしないと難しいようです。因みに前回の間氷期(13万年前から-11.5万年前)は今より2℃暖かく海面は5m高かったそう。ミランコヴィッチサイクルや地殻変動に伴う気候変動のたびに種の絶滅・進化・繁栄が繰り返されていたということに深く感動。

  • サアベドラ さん

    地球の形成と構成が人類の歴史にどのような影響を与えたかを説明するノンフィクション。著者の専門は宇宙生命学だが、一般向けの科学本も書いている人。書かれているのは東アフリカ大地溝帯の造成がホモ・サピエンスの誕生に大きな影響を与えたとか、地球規模の気流と海流が大航海時代のヨーロッパの覇権に決定的な役割を果たしたとかで、世界史と地球史を合体したみたいな内容。着眼点はおもしろいが、紙幅に比べてテーマのスケールが大きすぎたためか、ヒトと地球の歴史の融合というより片方が片方にくっついているだけという気もしないでもない。

  • よしたけ さん

    ブラタモリ的観点で地形・気候が人類に与える影響を考察。宗教や人種やテクノロジーに目が行きがちだが、太古から育まれた地形・気候影響力は多大。例えば、米共和党支持地域内に孤立する民主党支持地域は太古の岩盤帯で肥沃な土壌に恵まれたため黒人が綿花栽培に従事した地域だったこと、マンハッタンに高層ビルが多いのは固い変成岩に恵まれた一方でロンドンは柔らかい地層がビルに代わって地下鉄を発達させたこと、英国産業革命の誘因は地下に豊富な石炭があったこと、中国がチベットに拘るのは肥沃な水資源が下流に多大な影響を与えること、等。

  • izw さん

    「世界はなぜいまのような状態にあるのか?」という一見哲学的で曖昧に見える問いを、徹底的に科学的に分解して考察している。地球の悠久の期間にわたる活動や地形の変化がどのように気候、海流、生物に影響を及ぼし、それが、人類の発生から進化、文明の発生から進化にどのように影響を及ぼしたかについて、様々な分野の研究を元にして考察した結果を紹介している。現在の人間の営みが、いかに太古の地球の活動に影響されているのかに気づき、考えてもみなかった視点から人類と文明の進化を考えることができ、非常に興味深く読み通すことができた。

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ルイス・ダートネル

イギリス・レスター大学のイギリス宇宙局に在籍する研究者で、宇宙生物学が専門。火星における生命の痕跡を探すプロジェクトに関わっている。サイエンス・ライティングで数々の賞を受賞しており、「ガーディアン」紙や「ザ・タイムズ」紙、「ニューサイエンティスト」誌などに寄稿している

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