ALLIANCE アライアンス 人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用

リード・ホフマン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478062579
ISBN 10 : 4478062579
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
追加情報
:
201p;20

内容詳細

イーロン・マスク、ピーター・ティールらを生み出したペイパル・マフィアのひとり、リンクトイン創業者が提唱する「人と企業」の新しい関係とは。

経済が右肩上がりの時代に機能した終身雇用も、変化の激しい時代にはその綻びがさまざまなところで露呈しています。企業は事業環境の変化に追いつけず、社員も自分のやりたい仕事を追わなくなる。かと言って、フリーエージェントのような雇用形態だと、企業は人に成長のための投資をしなくなります。このような時代、シリコンバレーで実践されている「アライアンス」という雇用形態を提唱するのが本書です。
著者はペイパル・マフィアの一員で、リンクトイン創業者のリード・ホフマンら。「アライアンス」という雇用形態では、企業と社員がお互いの希望を語り合い、その人にあった仕事を探ります。そして期間を決めてその仕事に取り組む。期間が終わったらお互いに次の仕事を相談し、その人が次にやりたい仕事がなければ他社に移る。その場合でも、元社員と企業との関係も今後も続く。監訳者には本書に賛同してくださった、東京糸井重里事務所CFOの篠田真貴子さん。
著者について
リード・ホフマン(Reid Hoffman)
リンクトインの創業者であり現在会長。ペイパルの創業に関わったのち、2002年にリンクトインを創業。200を超える国と地域で3億人以上の会員を有する世界最大クラスのSNSに成長させた。シリコンバレーのベンチャー・キャピタル、グレイロック・パートナーズのパートナーも兼務し、エアビーアンドビー、フェイスブック、フリッカー、ゼンガなどに投資している。

ベン・カスノーカ(Ben Casnocha)
起業家であり作家。『スタートアップ! シリコンバレー流成功する自己実現の秘訣』(邦訳、日経BP社)は、リード・ホフマンとの共著。リンクトインで会長秘書を務めた経験もある。起業家としてComcateInc.,を設立。『ビジネスウィーク』は「アメリカでトップ若手起業家」のひとりに選出。講演者としても活躍中。

クリス・イェ(Chris Yen)
起業家であり、作家、メンター。PBworks のバイスプレジデントであり、Wasabi Venturesの共同創業者であり、ゼネラル・パートナーも務める。ハーバード・ビジネス・スクール卒(ベイカー・スカラー)。

篠田真貴子(しのだ・まきこ)
東京糸井重里事務所取締役CFO。慶應義塾大学経済学部卒、1991年日本長期信用銀行に入行。1999年、米ペンシルべニア大ウォートン校でMBAを、ジョンズ・ホプキンス大で国際関係論修士を取得。マッキンゼー、ノバルティス・ファーマ、ネスレを経て、2008年10月、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営する糸井事務所に入社、2009年1月より現職。2012年、糸井事務所がポーター賞(一橋大学)を受賞する原動力となった。

倉田幸信(くらた・ゆきのぶ)
1968年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞記者、週刊ダイヤモンド記者、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集者を経て、2008年よりフリー。主な訳書に『伝説のFRB議長 ボルカー』『日本企業はモノづくり至上主義で生き残れるか』(共にダイヤモンド社)がある。

【著者紹介】
リード・ホフマン : リンクトインの創業者であり現在会長。ペイパルの創業に関わったのち、2002年にリンクトインを創業。200を超える国と地域で3億人以上の会員を有する世界最大クラスのSNSに成長させた。シリコンバレーのベンチャー・キャピタル、グレイロック・パートナーズのパートナーも兼務し、エラビーアンドビー、フェイスブック、フリッカー、ゼンガなどに投資している

ベン・カスノーカ : 起業家であり作家。リンクトインで会長秘書を務めた経験もある。起業家としてComcateInc.,を設立。『ビジネスウィーク』は「アメリカでトップ若手起業家」のひとりに選出。講演者としても活躍中

クリスイェ : 起業家であり、作家、メンター。PBworksのバイスプレジデントであり、Wasabi Venturesの共同創業者であり、ゼネラル・パートナーも務める。ハーバード・ビジネススクール卒(ベイカー・スカラー)

篠田真貴子 : 東京糸井重里事務所取締役CFO。慶應義塾大学経済学部卒、1991年日本長期信用銀行に入行。1999年、米ペンシルベニア大学ウォートン校でMBAを、ジョンズ・ホプキンス大学で国際関係論修士を取得。マッキンゼー、ノバルティスファーマ、ネスレを経て、2008年10月、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営する糸井事務所に入社、2009年1月より現職

倉田幸信 : 1968年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞記者、週刊ダイヤモンド記者、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集者を経て、2008年よりフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 5 よういち さん

    人と企業との新しい関係。◆シリコンバレーでは実践されているらしい。ウチの会社でも導入できるんじゃないかな。人材確保のためにも検討してもらいたいよなぁ。◆終身雇用形態が減っていく世の中。企業、従業員共にリスクの高い随意契約でも成り立たないのなら...新しい雇用形態が『アライアンス』。雇用主と社員が提携し、期間を定めてコミットメント契約するというもの。◆これであれば、互いのリスクが減る。企業側は達成してもらいたい目標を提示、社員は希望報酬を提示する◆プロスポーツチームの選手と思えばいい。やることは明確だ。

  • Kazehikanai さん

    信頼関係に基づいたコミットメントとネットワークが、終身雇用を前提としない現代に競争優位を築くカギだと説く。あわせてその手法を教えてくれている。この中でのポイントはマネージャーによる徹底的な対話だろうと思う。一人ひとりと誠実に向き合うことが、基礎となる信頼関係の構築に必要だろう。それは日本的に読み替えると愛情であり、それを対話という形で表現する必要がありそうだ。概ね共感。まずは自分の部署で実践してみたい。

  • ボル さん

    100年ライフに関係する書と言える。企業に勤める人が定年に達するまでに、人脈を重視し次のキャリアに活かしておくことが学べた。なので、現在の職で培った人間関係・信頼関係を上手く活かそう。指南書と言える内容であった。

  • はるー さん

    兄に薦められて読みました。会社を辞めてもお互いの信頼により繋がっていて、その後のビジネスや人脈の広がりに良い影響を与えるという内容。今私がいる会社には全く考えられないシステム。でもこれはすごく良いことだと思う。こういう良いことに対して積極的に動ける会社っていいなー。

  • またおやぢ さん

    終身雇用を約束できる企業など皆無の御時世。一方で、個人は相変わらず「就社」した企業に対し、漫然と時間を切売りし続けているのが現実。この状況は、人と企業にとって、不確実性の高い、継続性に対するリスクを孕んだ関係に他ならない。相互信頼と相互投資に基づく『アライアンス』を結ぶ事で、相手が求める価値を提供しつつ、自らの利益確保を可能とする関係構築でき、また『コミットメント期間』を明確にした雇用契約の締結により、この互恵関係を最適化できるとの著者主張には首肯できる。組織とは相互信頼の上に成り立つ事を再認識する一冊。

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