CD 輸入盤

ピアノ作品集 クリダ(14CD)

リスト(1811-1886)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4764035
組み枚数
:
14
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

リスト:ピアノ作品集(14CD)
有名なクリダの名盤がお買得ボックスに!


1968年から74年にかけて24枚分のレコードとして制作され、当時最大規模のリストの全集として高い評価を受けていた演奏が、CD14枚にまとめられて非常にお買得な価格となりました。

【リスト賞受賞】
フランス・クリダは15歳でアンセルメの指揮でコンチェルト・デビューするほどの早熟の天才で、パリ音楽院ではラザール・レヴィやロラン=マニュエルに師事して一等賞で卒業、後にギレリスにも教えを受けています。
 その後、クリダはフランツ・リスト国際コンクール(後のブダペスト国際コンクール)に出場、すでにリストの権威であったシフラから高く評価され、20年ぶりとなるフランツ・リスト賞を獲得します。

【マダム・リスト】
これを機に、リスト弾きとして世界的に注目されるようになった彼女は、シャンゼリゼ劇場でのリサイタルを聴いたベルナール・ガヴォティから「マダム・リスト」と讃えられ、以後、その名が定着することとなります。ガヴォティはオルガニストで、フィガロ紙に寄稿していた評論家でもありました。

【全集録音への取り組み】
各地で行われたリサイタルの好評もあってクリダのレコーディングも増え、リストの単独アルバムも制作されていましたが、1968年からは主要なピアノ曲すべてを録音する全集企画に取り組み始め、1974年までかけて24枚分のLPレコードを制作、レスリー・ハワードによる完全全集登場以前のものとしては最大の規模を誇る作品集をつくりあげることとなります。

【クリダ絶頂期の名録音】
これらクリダ若き日の勢いのある演奏を収めたレコーディングは、フランス・ディスク大賞を受賞するなど高い評価を受け、シフラによる作品集と共に、リストのピアノ作品鑑賞に不可欠な存在として、広く知られることとなります。

【24枚から14枚に】
今回、フランス・ユニバーサルから登場するデッカのセットは、これらの録音をまとめあげたもので、長時間収録できるCDの特質もあって、全部で14枚という規模に収録されているのが嬉しいところです。(HMV)

【収録情報】
CD1-CD2
リスト:
・巡礼の年第1年『スイス』S.160
・巡礼の年第2年『イタリア』S.161
・巡礼の年第3年S.163
CD3
・巡礼の年第2年補遺『ヴェネツィアとナポリ』S.162
・2つの伝説S.175
・コンソレーションS.172
・バラード第1番変ニ長調S.170
・バラード第2番ロ短調S.171
CD4-CD5
・ハンガリー狂詩曲集S.244
・スペイン狂詩曲S.254
CD6
・詩的で宗教的な調べS.173
CD7
・メフィスト・ワルツ(全4曲)
・華麗なマズルカS.221
・メフィスト・ポルカS.217
・4つの忘れられたワルツS.215
・ワルツ・カプリース第1番S.214-1
・ワルツ・カプリース第2番S.214-2
CD8
・2つのポロネーズS.223
・ゲーテ記念祭の祝祭行進曲S.227
・死のチャルダーシュS.224
・2つのチャルダーシュS.225
・スケルツォと行進曲S.177
・半音階的大ギャロップS.219
・ギャロップ イ短調S.218
・ワルツ形式による音楽帳の1ページS.166
・アルバムの綴り変イ長調S.165
・即興的ワルツS.213
CD9
・超絶技巧練習曲S.139
・2つの演奏会用練習曲S.145
・怒りをこめて−仕上げの練習曲S.143
CD10
・パガニーニによる大練習曲S.141
・3つの演奏会用練習曲S.144
・演奏会用大独奏曲S.176
CD11
・愛の夢S.541(全3曲)
・ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
・子守歌S.174
・華麗なアレグロS.151
・スペインの主題『密輸入者』による幻想的ロンド
CD12
・ヴォロニンツェの落穂拾いS.249
・ハンガリーの歴史的肖像S.205
・5つのハンガリー民謡S.245
・ハンガリー草原の哀愁S.246
・ハンガリー的性格の2楽章S.241
CD13
・クリスマス・ツリー
・灰色の雲S.199
・悲しみのゴンドラS.200
・リヒャルト・ワーグナー−ヴェネツィアS.201
・葬送前奏曲S.206
・別れ(ロシア民謡)S.251
CD14
・スケルツォ ト短調S.153
・鐘 S.156-1
・幻影S.155
・ゴルチャコフ即興曲S.191
・5つのピアノ小品S.192
・悲歌第1番S.196
・悲歌第2番S.197
・トッカータS.197a
・プレーナルボンヌ夫人の回転木馬S.214a
・忘れられたロマンスS.527
・眠れぬ夜(問いと答え)S.203
・瞑想S.204
・夜想曲『夢の中に』S.207
・凶星! S.208

 フランス・クリダ(ピアノ)

 録音時期:1968〜74年
 録音方式:ステレオ(セッション)

総合評価

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5.0

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1980年に、当時IPGレーベルでLP発...

投稿日:2012/02/07 (火)

1980年に、当時IPGレーベルでLP発売されたクリダのリスト全集。試しに購入してみたのが素晴らしく、全集に手が届くほどの小遣いもなかったので、何枚か選んで購入しようと思った時には既に売り切れ。ずっと頭に残っていたのですが、半ば諦めていたところ、DECCAからCD14枚として発売は嬉しい限りです。 リストといえばシフラと答えるのでしょうが、クリダは技巧の発揮ではなく詩情を湛えた彼女のリストは大変貴重です。リストの演奏は技巧だけでは表現できないことを思い知らされます。FORLANEから出たリストVol.1・2よりも冴えたピアノです。

TASSY さん | 東京都 | 不明

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素晴らしい。優しく、穏やかに、時には厳し...

投稿日:2011/09/19 (月)

素晴らしい。優しく、穏やかに、時には厳しく、そして鮮やかに、まるできらめくように、クリダは語る。叙情性と繊細さを前面に押し出して、まるで美しい詩の朗読を聞いているようだ。ピアノ作品を聴く悦びの基本を思い出させてくれる。心を打たれた。おススメ。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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ベルマンの度肝を抜く『超絶技巧練習曲』で...

投稿日:2011/06/26 (日)

ベルマンの度肝を抜く『超絶技巧練習曲』でリストを知り、他のピアニストによる『超絶技巧練習曲』も、『パガニーニ大練習曲』も聞いてみたくなった。いろいろと探してみたら、クリダというピアニストが世界初のリストのピアノ曲全集を出していることを知った(本当にすべての曲を録音したのかどうかはわからないが)。確か全巻で何万円もする高価なものだったと記憶している。その第何巻かにこの両曲集が含まれていて、それでも一万円近くしたのではなかっただろうか・・・その後『超絶技巧練習曲』のみは廉価版で販売され、やっと聞くことができた。ベルマンと比べるのは適当ではないが、クリダの演奏にも聞くべきところは多々あった。そんな思い出のあるクリダのリストが発売されることを知って、昔の胸のときめきが蘇ってきた。リストの生誕200年を記念して、多くのピアニストがリストを録音し、中にはとてもリストに手を出すべきではないと断ぜざるを得ないような演奏も少なからずあるので、やはり偉業を成し遂げたクリダの演奏に期待したい。当時高くて買えずに聞くことができなかった多くの曲を聞くことができ、大満足である。

古楽器奏者 さん | 東京都 | 不明

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