CD

ピアノ独奏曲全集 ベルトラン・シャマユ(2CD)

ラヴェル(1875-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS13338
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ベルトラン・シャマユ/ラヴェル:ピアノ独奏曲全集(2CD)

19世紀末から20世紀初頭を突き抜けたフランスの光と影、そして憂鬱を、時代を超え現代に投影するシャマユの独壇場!
 ワーナー移籍第1弾である「シューベルト:さすらい人幻想曲〜ピアノ小品集」(WPCS12938)が、レコード芸術誌特選をはじめとし、各レビューで高い評価を得た若きピアニスト、ベルトラン・シャマユ。
 第2弾に選んだ作曲家は、フランス近代の抒情を音に投影する作曲家のモーリス・ラヴェル。ラヴェルと同じくフランスの地に生まれ育ったシャマユにとって「ラヴェルはとても近しい作曲家」であり、「フランス語をしゃべるように対峙できる作曲家」だと語ります。
 作品の背景にある「言語」や「環境」、そして作曲家に内含する「哲学」までをも研究し、演奏に投影するシャマユ独特のピアニズムで語る、フランス近代を生きたラヴェルの世界。綿々とフランスに息づく芸術的陰翳礼讃を現代にトレースした、シャマユの意欲作の登場です。(Warner Music Japan)

【収録情報】
ラヴェル:
● 水の戯れ
● 亡き王女のためのパヴァーヌ
● シャブリエ風に
● 鏡
● 古風なメヌエット
● グロテスクなセレナード
● ボロディン風に
● 高雅で感傷的なワルツ
● 夜のガスパール
● メヌエット 嬰ハ短調
● ソナチネ
● 前奏曲 イ短調
● クープランの墓
● ハイドンの名によるメヌエット

アルフレード・カゼッラ[1883-1947]:
● ラヴェル風に(アルマンゾ、またはアデライーデの結婚)

アレクサンドル・ジロティ[1863-1945]:
● 2つのヘブライの歌より第1曲『カディッシュ』(原曲:ラヴェル)

 ベルトラン・シャマユ(ピアノ)

 録音: 2015年夏、10月

【ベルトラン・シャマユ Bertrand Chamayou】
1981年トゥールーズ生まれ。パリ国立音楽院でジャン=フランソワ・エッセールに師事し、その後ロンドンでマリア・クルシオに師事。20歳でロン=ティボー国際コンクールに入賞。その後、シャンゼリゼ劇場(パリ)、リンカーン・センター(ニューヨーク)、ウィグモア・ホール(ロンドン)をはじめとする世界各地の伝統あるステージでの演奏のほか、ルツェルン音楽祭にも出演。ピエール・ブーレーズ、レナード・スラトキン、ネヴィル・マリナーらの名指揮者、パリ管、ロンドン・フィル、フランス国立管をはじめとする著名オーケストラと共演を果たしている。
 日本においては、2015年4月、ミヒャエル・ザンデルリング指揮、NHK交響楽団との共演でシューマン:ピアノ協奏曲を演奏したことも記憶に新しい。
 ソロやオーケストラとの共演だけにとどまらず、室内楽活動にも精力的で、カプソン兄弟、エベーヌ四重奏団、バイバ・スクリデ、ソル・ガベッタらと共演を重ねている。
 フランス版グラミー賞と呼ばれる「ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク賞」のなかで、「突出した若い才能のための賞」、「ソロ部門賞」、「ベスト・レコーディング賞」の3部門での受賞歴をもち、グラモフォン誌からは「完璧な血筋を引く若きフランスのピアニスト」と評されるなど、同世代の中で最も注目をあびるピアニストとして、これからの活躍が期待されている。(Warner Music Japan)

内容詳細

シャマユは“弾く”のではなく“描く”ことで作品の魅力を引き出していく。輝くような硬質さ、包み込むような柔和さ、光と影、水と炎……などコントラストの多彩な音色が、縦横無尽に鍵盤を駆け巡る完璧な技術によってコントロールされ、ラヴェルの作品に描き出された情景、物語、人物像を露わにする。★(進)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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これまで多くのラヴェルのピアノソロ全集を...

投稿日:2020/11/28 (土)

これまで多くのラヴェルのピアノソロ全集を集めてきましたが、その中でも 1, 2 を争う素晴らしい演奏です。卓越した技術をもって全体として小気味良いテンポで進んでいきますが、要所要所で優艶なニュアンスの表情をつけてくるところが、まさにフランスものかくあるべしといった所でしょうか。録音も良く、決定盤の 1 つと言って過言ではないと思います。

ardbegan さん | 東京都 | 不明

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フランスの1980年生まれ、才の塊のよう...

投稿日:2016/04/24 (日)

フランスの1980年生まれ、才の塊のようなシャマユー、やらねばならぬ自国の作曲家ラヴェルの全集。実にさり気無くロマンティック、自分の言葉の様に、淡々と、余裕綽々、でも、細かく表情付けをして弾いていらっしゃる。旨い、美しい。ドビュッシー(小川典子さんの演奏を聴いていた)もそうだが、ラヴェルもエキゾチックで神秘的で世俗的。何だか小澤さんの「子どもと魔法」が、聴きたくなってきた。とにかく、これからが楽しみなシャマユーに注目。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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