ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

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CD 輸入盤

ピアノ協奏曲第3番、第4番 アンスネス、パッパーノ&ロンドン響

ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
6405162
組み枚数
:
2
レーベル
:
Emi
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

アンスネス&パッパーノのラフマニノフ!
ピアノ協奏曲第3番と第4番が登場!


来日公演でも素晴らしいラフマニノフ第2番を聴かせてくれたアンスネスによる第3番と第4番のセッション録音の登場。
 アンスネスのラフマニノフといえば、ベルグルンド指揮オスロ・フィルとヴァージン・レーベルに1995年にライヴ録音した第3番が印象的でしたが、それから10年後の来日公演の第2番では、いっそう洗練され磨きのかかった演奏によって、さらに素晴らしい感動を与えてくれたものです。
 また、同じく2005年に録音された第1番&第2番でも、パッパーノ指揮ベルリン・フィルという豪華な共演を得て立派な演奏を展開、ベルリンのフィルハーモニーにおけるライヴ・レコーディングという難しい条件の中で最大限美しい演奏を聴かせてくれていました。
 今回のレコーディングは、オーケストラにロンドン交響楽団を起用し、指揮は第1番&第2番と同じくアントニオ・パッパーノが担当、アビー・ロード第1スタジオで5日間をかけてじっくりとセッションを組んで収録されています。
 アンスネスの美しい音はライヴ録音ではなかなか収録が難しく、これまでリリースされたコンチェルトのアルバムで、音質面でも評判の良いものは、ラトルとのブラームス第1番ブーレーズとのバルトーク第2番キタエンコとのグリーグ&リスト第2番弾き振りのモーツァルト、ハイドンなど、どれもセッション・レコーディングされたものでした。
 今回のアルバムはそうしたサウンド面の条件からも注目されるもので、実演でもラフマニノフを完璧に演奏する技巧の持ち主であるアンスネスが、パッパーノとの入念なディスカッションの果てにどのようなラフマニノフを聴かせてくれるのか大いに期待されるところです。(HMV)

【収録情報】
ラフマニノフ:
・ピアノ協奏曲第3番ニ短調 op.30
・ピアノ協奏曲第4番ト短調 op.40
 レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
 ロンドン交響楽団
 アントニオ・パッパーノ(指揮)

 録音時期:2009年3月7,9,10日(第3番)、2010年4月30日、5月1日(第4番)
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. I. Allegro ma non tanto:- Piano Concerto No.3 Op.30
  • 02. II. Intermezzo (Adagio):- Piano Concerto No.3 Op.30
  • 03. III. Finale (Alla breve):- Piano Concerto No.3 Op.30
  • 04. I. Allegro vivace (alla breve):- Piano Concerto No.4 Op.40
  • 05. II. Largo:- Piano Concerto No.4 Op.40
  • 06. III. Allegro vivace:- Piano Concerto No.4 Op.40

ディスク   2

  • 01. Record Label: Emi Classics
  • 02. Catalog#: 6405162
  • 03. Country Of Release: NLD
  • 04. Year Of Release: 2010
  • 05. Notes: Lso/Pappano/Leif Ove Andsnes

総合評価

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ラフマニノフピアノ協奏曲第3番の作品の中でアシュケナーシ...

投稿日:2015/07/10 (金)

ラフマニノフピアノ協奏曲第3番の作品の中でアシュケナージ85年録音盤に並ぶオケ、ピアノ共に最高の演奏、録音のファーストチョイス盤の名盤だと思います。

井熊 さん | 静岡県 | 不明

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輸入盤の通常CDで聴いています。第3番はと...

投稿日:2012/04/07 (土)

輸入盤の通常CDで聴いています。第3番はとても好きな曲で、多くの録音を聴いてきました。ただ古くてお世辞にも音がいいとは言えないラフマニノフ自身の演奏などは除きますが・・・ホロヴィッツの1978年ニューヨーク・ライヴのほか、ジルベルシュテイン(アバド&BPO)アシュケナージの4度(コンドラシン&モスクワ・フィル、プレヴィン&LSO、オーマンディ&フィラデルフィア管、ハイティンク&COA)、清水和音(アシュケナージ&N響)、そしてティボーデ(アシュケナージ&クリーヴランド管)で、そのなかにはここで比較にもならないようなお蔵入りになってしまったディスクもありますが、私が好きなアシュケナージを含め、アナログ録音完成期から後の演奏はどれを取っても同等に素晴らしい演奏ばかりです。そのなかで、敢えてこの演奏・録音について言及すべき点があるとすれば2点。一つはやはりアンスネスのピアノの美しさ、そしてこの難曲の音符を一つも漏らさないだけでなく、フォルテからピアノまで多彩なコントロールができる技術。他の方も述べておられるように速いテンポで大きな和音を次々に鳴らしていく第3番のカデンツァはまさに聴きもの。楽譜を見たことがあれば、このテンポで弾くのがいかに難しいかおわかりかと思います。二つ目にバックを務めるパッパーノの、アンスネスとの相性の良さとロンドン交響楽団の爆発力。みなさんも触れておられるように、前回のベルリン・フィルを起用した第2番はライヴのためにアンスネスの美音も伝わってこないし、オケとのズレなどが気になって聴く気になれませんでした。一方今回はセッションのため、アンスネスの速めのテンポにパッパーノがしっかりと合わせ、高い技術を誇るロンドン交響楽団を完璧にコントロールすることに成功しています。そしてトゥッティでのオケの爆発力は、さすが映画音楽などの録音を手掛けているだけあるなぁと感じさせられるものです。録音場所はEMIのおなじみ、ロンドンのアビー・ロード。少し響きは少なめですが、ピアノを含めた各楽器の音を明確に捉えています。DECCAのように分離が良ければさらにいいのでしょうが(笑) あと第4番の終盤で入るはずのフルートとクラリネットのメロディが入っていません。これは使用した楽譜の版に書かれていないのか、編集のミスなのかどちらなのでしょうか・・・? どちらにしても今後とも手放すことができない録音になることは間違いないでしょう。

CHOPINIST さん | 大阪府 | 不明

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演奏としては非の打ち所が無い素晴らしいも...

投稿日:2012/01/08 (日)

演奏としては非の打ち所が無い素晴らしいものだと思います。 だた、あまりにもあっけらかんと明るい調子で演奏されるので ラフマニノフに期待するほの暗い情感のようなものがありません。 ジャケット写真のような顔で演奏してもらえると、良かったんですが・・・。 3番の旧録音や1番2番の方が個人的には気に入ってます。

フルシチョフ さん | 東京都 | 不明

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