ラウタヴァーラ(1928-2016)

ラウタヴァーラ(1928-2016) レビュー一覧

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28件
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  • フィンランドの作曲家ラウタヴィーラの標題管弦楽作品...

    投稿日:2023/08/19

    フィンランドの作曲家ラウタヴィーラの標題管弦楽作品を2つ収めたもの。”Before the Icon”はドイツのイコンの本に紹介されていたというビザンチンのイコンをテーマに1955から56年に作曲されたピアノ曲を2005年にオーケストラ版として完成させた作品。テーマごとに抽象性と写実性を目指したかのような音楽が祈りに向かう感じになっている。”A Tapestory of Life”も本からの着想によって2007年に作曲された作品で、同じく異なるテーマの組み合わせ構成されている。どちらも作曲家本人による解説がある。演奏は作曲家同じフィンランドの指揮者とオーケストラ。録音は2006年と2009年で特に音質の問題は無い。ラウタヴィーラに関心がある人には一聴の価値はあるかなという感じ。

    saitaman さん

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  • チェロ、ヴァイオリン、ダブルバス、フルート、クラリ...

    投稿日:2023/05/05

    チェロ、ヴァイオリン、ダブルバス、フルート、クラリネット、ハープ、オルガン、ピアノ、そして鳥!?。フィンランドの作曲家ラウタヴァーラが作曲した協奏曲を集めたアルバム。若い頃に12音技法もマスターした上でネオクラシカル路線を極めた作曲家なので、単なる新ロマン派路線とは違う多彩な面白さがある。交響曲作品の特徴とは異なり、ラウタヴァーラの協奏曲はソロパートが内なる声を表している感じが強くある。そして、それがオーケストラと組み合わさることで立体的に浮かび上がる。また、曲によって性格もソロの楽器も年代も違っているので飽きない。フルート協奏曲に至っては、C-flat、ピッコロ、アルトにバスと4つの楽章で4本の違うフルートを使っている。ソロが鳥のさえずりの協奏曲はソロ部分は別に録音されたようだ。3曲あるピアノ協奏曲は彼のために作られた3番も含めて全てアシュケナージが弾いているが特に第2番と第3番は名曲である。献呈者であるストルスマン自身が弾いているクラリネット協奏曲も名曲だ。少し古いアルバムなのでチェロ協奏曲の第2番は含まれていない。とても良かった。

    saitaman さん

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  • フィンランドの作曲家ラウタヴァーラの作品集。チェロ...

    投稿日:2022/11/12

    フィンランドの作曲家ラウタヴァーラの作品集。チェロ協奏曲第2番”Towards the Horizon”は2008-2009年、パーカッション協奏曲とされている”Incantations”も2008年の作曲。”Modificate”はgン局は1957年の初期の作品だが2003年に大きく作り変えられているため、このアルバムに収められた作品は3曲とも晩年の作品といってよい。ネオロマンチシズムと現代音楽の技法が交差した中に「光の天使」などを作った作曲家の後期作品らしい独特の宇宙観が漂う雰囲気がある。特に”Incantations”は良かった。丁寧に演奏されており録音も良好。

    saitaman さん

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  • 静寂と暗闇と光が交錯するような雰囲気の作品。ロマン...

    投稿日:2022/10/16

    静寂と暗闇と光が交錯するような雰囲気の作品。ロマン派の延長のカテゴリにはなるだろうが流石に年代物の作品とは違い現代曲である。録音は極めて優秀。

    saitaman さん

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  • ラウタヴァーラのさまざまな面を聞くことができる1枚...

    投稿日:2020/12/21

    ラウタヴァーラのさまざまな面を聞くことができる1枚です。ピアノ協奏曲はあまりピンときませんが、交響曲は聞き応えがあります。最後の部分、余韻と取るのか、蛇足と取るのか、微妙なところです。カントゥス〜〜は鳥の声(電子音)とオーケストラの協奏曲で、なかなか面白く聴けます。ただ、ピンクフロイドの「エコーズ」後半部分にも鳥の声(電子音)が鳴き叫ぶ個所があり、それを連想させます。「エコーズ」が1971年、カントゥス〜〜が1972年ですから、もしかするとラウタヴァーラがピンクフロイドの影響を受けて作曲したのか、なとど妄想しながら聞きくらべています。

    ひらかな さん

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  • コスモポリタン足らんとしたラウタヴァーラからフィン...

    投稿日:2018/10/25

    コスモポリタン足らんとしたラウタヴァーラからフィンランドの風土性を聞こうとしても詮無い 二曲とも彼が教育を受けたアメリカのオーケストラからの委嘱作であれば尚のことだ どちらも晩年の作品であり静謐な気風がより支配している 音楽はホモフォニーに拠るロマンチックなものだ 世界がこんなに静かに推移したかといえば答えは逆だろう 問わなければならないテーマは社会にも個人にも無数に生まれている だがどこかで音楽は能天気なノンポリの頭がなければ生まれないのかもしれない 何のために音楽を書き何を求めて音楽を聴くのか ここで敢えて口説く”音楽”なる語を繰り返したかといえば 音楽の名に託けて音楽であり得ないものを売っている”アーティスト”と自称する輩が騒がしく闊歩している それを思えば 毒にも薬にもならないかもしれないが ラウタヴァーラとその音楽は真っ当な音楽であり音楽家だと思う 一度聴いた後に再び聴きたくなるかどうかで道は分かれる 一度はあなたも如何 

    風信子 さん

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  • Symphony No, 7もPiano Concerto No, 3も興味深い作品...

    投稿日:2017/07/02

    Symphony No, 7もPiano Concerto No, 3も興味深い作品です。前者は有名すぎる美しい曲ですが、今回後者ピアノ協奏曲3”Gift of Dreams”を初めて聴いて、強く印象に残りました。現実を忘れるような神秘性は今後のクラシック音楽の方向性のひとつだと思います。

    テリーヌ さん

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  • ラウタヴァーラ氏の曲を最近になってようやく聴き始め...

    投稿日:2017/06/27

    ラウタヴァーラ氏の曲を最近になってようやく聴き始めました。私自身、宝の持ち腐れ状態からの脱出です。現代曲の今後の方向性を示しているようです。美しさで勝負できる曲はそれほど多くないです。

    テリーヌ さん

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  • 随分前に買ったのに、放置していて、ようやく聴きまし...

    投稿日:2017/06/27

    随分前に買ったのに、放置していて、ようやく聴きました。吸い込まれるような美しい曲でした。聴いている部屋が別世界になるような感じです。ラウタヴァーラ氏との関係はないのでしょうが、ロイ・ハリス氏の多くの交響曲の雰囲気もごく一部分感じました。

    テリーヌ さん

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  • 随分前に買ったのに、放置していて、ようやく聴きまし...

    投稿日:2017/06/27

    随分前に買ったのに、放置していて、ようやく聴きました。吸い込まれるような美しい曲でした。聴いている部屋が別世界になるような感じです。ラウタヴァーラ氏との関係はないのでしょうが、ロイ・ハリス氏の多くの交響曲の雰囲気もごく一部分感じました。

    テリーヌ さん

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