第62回グラミー賞受賞アルバム
NASAの依頼を契機に、ミニマル・ミュージックの雄、テリー・ライリーに作曲委嘱した、弦楽四重奏と電子音が地球と宇宙の対話を音楽的に実現した意欲作。
クロノス・クァルテットが、結成時70年代から現在に至るまで共に作品を作り続けてきた作曲家が、ミニマル・ミュージックの創始者の一人とされる作曲家、テリー・ライリー。そのライリーが2002年に作曲した演奏時間1時間半を超える大作が、弦楽四重奏と合唱、あらかじめ録画された宇宙映像や音響のための『太陽の輪(Sun Rings)』。10の宇宙の映像(Spacescapes)を基に、独立した10楽章で構成されるこの作品は、個々の楽章の演奏は録音され演奏されているものの、全曲の演奏はあまり機会に恵まれていませんでしたが、2019年全世界でリリース、第62回グラミー賞で「Best Engineered Album, Classical」部門を受賞、2020年秋の17年ぶりの日本ツアーでも公演予定。(メーカー資料より)
【収録情報】
● ライリー:『サン・リングズ』
1. オーヴァーチュア
2. ヒーローの危機
3. ビーポプテリスモ
4. プラネット・エルフ・シンドーリ
5. 地球の電磁波
6. 地球/木星のキス
7. エレクトロン・サイクロトロン・フリクエンシー・パーラー
8. 中央部の祈り
9. 火星のアップストリーム
10. ワン・アース、ワン・ピープル、ワン・ラヴ
クロノス・クァルテット
ヴォルティ・ヴォーカル・アンサンブル
クロノス・クァルテットがミニマル・ミュージックの先駆者ライリーに委嘱した、地球と宇宙の対話を表現した1時間半に及ぶ大作。弦楽四重奏、合唱、宇宙映像、録音済みのサウンドを組み合わせた壮大な音響絵巻だ。(CDジャーナル データベースより)