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くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話 シリーズ3 / 4

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基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784907053406
ISBN 10 : 4907053401
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
148p;18

ユーザーレビュー

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「投資の話」とあるものの、所謂「財テク」...

投稿日:2021/03/10 (水)

「投資の話」とあるものの、所謂「財テク」本ではなく、バンドマンである著者の考える投資について書き綴られた本。 なんとなく買い物をすると、そのお金が回りまわって「くそつまらない未来」を作るエネルギーになってしまうから、そうではなく、自分が好きなお店や企業に意思を持ってエネルギー(お金)を流していくと、身の回りが少しずつ自分好みの社会になる、ひいては「くそ笑える未来」になっていくはずだ……という話がユーモアを交えて語られている。 本一冊買うこともある種の社会参画足り得るはずだと考えている自分には、非常に共感できる内容だった。

哲 さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 徒花 さん

    まあまあおもしろかった。元バンドマンでウェブメディアとかを運営しながら投資もしている著者の、投資と生き方の指南書みたいな感じの本。ぶっちゃけ、主張そのものには目新しさはないんだけど、若さがにじみ出る砕けた感じの文章が読んでいてなんだか心地よい。あとタバブックスさんの「シリーズ3/4」というレーベルはなかなかおもしろいなあと思ったりもした。あと銀行がよっぽど嫌いなんだなということはわかった。読むと「投資」というものについての考え方はかわるかもしれない。

  • ちゅんさん さん

    これは個人的にはとても良い本。題名に“投資”とあるからお金を増やす本だと思われそうだがそうではなく、簡単に言えば自分が好きなもの応援したいものにお金を使おうって話。それなら自分でも出来そうだ。その為には自分が預けたお金、払ったお金がどこ向かっているのか意識することが大事。もう大型ショッピングモールやイ◯ンは要らない。自分が好きなものや企業を応援したい。私の場合、まずは好きな作家、出版社からかな。

  • shikada さん

    全体的に非常に納得感が強かった。「投資」というのは株を買ったりすることに限らず、普段ものを買ったりサービスを使うことも投資になる。自分が払ったお金がどんな企業に行っているのか自覚的になること、そして利益最優先で人を使い潰す企業には投資をしない、「買い物に意思を乗せる」ことが重要との主張。なんとなくで消費活動をしていると、無意識に安くて便利なだけの商品にお金を落としがちだけど、それは自分で選んでいるのではなく選ばされている。自分が「応援したい」と思える企業のサービスを使うことを意識したい。

  • てん さん

    藤野英人さんの推薦で手に取る。ただのHowTo本じゃない。名言と人生訓の宝庫。著者は高卒のパンクバンドマンでまだ31歳。どうすればこんな主体的で、自立した思考が育つのだろうか。預金の愚、お金を使う事の意味から『おれたちが明るい気持ちで生きること自体が、くそつまらない未来を変えていく力になる』というところまで、分かり易く世の中の仕組みと、お金のかかわりを教えてくれる。「富の保存が強すぎる」お金の性質を解決するスタンプ貨幣の話はスゴイ。わたしも、「限られた人生を可能な限り気持ちよく楽しく生きていきたい。」

  • Sakie さん

    パンクな個人投資家によるお金の使いかた指南。金融リテラシーを得る入門書として楽しく読める。なんて言うと軽い啓発本みたいだけど、ちゃんとした知識に根差した哲学がある。今遊ぶことを諦めず、将来のことも捨てない生き方。あと、金融商品でも生活に必要な品物でも、応援したい、ずっと残ってほしい、社会の役に立つと思えるお店の商品を選んで買おうよという話。これはこれで、自分たちの行動次第で未来を自分好みに変えられると考え行動する意味においては未来を拓く動きであり、例えば渋沢健氏の投資哲学とは違った知性の表れだと思う。

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