モーツァルト(1756-1791)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

ピアノ協奏曲集、ピアノ・ソナタ全集、ピアノ四重奏曲集、他 クリスティアン・ツァハリアス、フランク・ペーター・ツィンマーマン、他(15CD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9029520878
組み枚数
:
15
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


モーツァルト弾きとしても名高いツァハリアスが、
独自の解釈と驚きが仕込まれたカデンツァで演奏した
協奏曲、ソナタの全曲と室内楽作品録音(旧EMI)が、バジェット・ボックスで全集化!


モーツァルトのピアノ・ソナタ全集は、ツァハリアスが30代前半から40最大半ばに旧EMIにセッション・レコーディングしたもので、彼の代表作でもある録音です。粒立ちの良い鮮明な音による古典的なスタイルでおこなわれていますが、モーツァルト自身が実際の演奏会ではかなり自由なアプローチを示していたという史実に鑑み、ツァハリアスならではの解釈が随所に施されたものとなっているのが特徴です。特に、装飾音の自在な扱いや、独自のカデンツァを織り込むなど、様々な箇所で驚きが感じられる演奏です。「トルコ行進曲」に至っては、当時のトルコ趣味を意識してかトルコの軍楽隊よろしくシンバルまで入るという大胆な演奏に驚かされます。
 協奏曲のバックでは、ジンマン、マリナー、ヴァント、マクシミウクの指揮によって、それぞれの特徴を出しながらも、ツァハリアスの機動性の高い音楽作りが活かされています。ツァハリアスはその後の1999〜2011年にMD+Gにローザンヌ室内管弦楽団を弾き振りで協奏曲を再録音していますが、現代のピアノの豊かな音とアーティキュレーションと実験的なものを取り入れた旧EMI録音のこの演奏も、スタイルを変幻自在に画期的な演奏として、現在においても新鮮さを失わない素晴らしさが味わうことができます。ピアノ四重奏曲は、久々の再発売となります。

※ピアノ協奏曲第20番第3楽章、第26番第1楽章でのカデンツァ部分に、風変わりな仕掛けが組み込まれています。これはツァハリアスのアイデアで挿入されているもので、不良ではございません。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
モーツァルト:
● ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K.238
● ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413 (387a)
● ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K.175

Disc2
● ピアノ協奏曲第8番ハ長調 K.246『リュッツォウ』
● ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271『ジュノム』
● ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414 (385p)

Disc3
● ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415 (387b)
● ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
● ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453

Disc4
● ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K.451
● ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
● ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456

Disc5
● ピアノ協奏曲第20番二短調 K.466
● ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
● ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449

Disc6
● ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
● ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488

Disc7
● ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
● ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』

Disc8
● ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
● ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595

Disc9
● 2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365 (316a)
● 2台のピアノのための協奏曲ヘ長調 K.242
● 2台のピアノのためのソナタニ長調 K.448 (375a)

Disc10
● ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333 (315c)
● ピアノ・ソナタ第16番変ロ長調 K.570
● ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283 (189h)
● ピアノと管楽器のための五重奏曲変ホ長調 K.452

Disc11
● ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
● ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282 (189g)
● ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K.284 (205b)
● ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332 (300k)

Disc12
● ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310 (300d)
● ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調 K.280 (189e)
● ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311 (284c)
● ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 K.279 (189d)

Disc13
● ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330 (300h)
● ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 K.545
● ピアノ・ソナタ第18番ヘ長調 K.533/494
● ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 K.576

Disc14
● ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309 (284b)
● ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281 (189f)
● ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 (300i) 『トルコ行進曲付き』

Disc15
● ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K.478
● ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 K.493

 クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ、指揮:K.365、K.242)
 ネヴィル・マリナー指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団(協奏曲第5,6,11,16,17,18,19番)
 ギュンター・ヴァント指揮、北ドイツ放送交響楽団(協奏曲第24,27番)
 デイヴィッド・ジンマン指揮、イギリス室内管弦楽団(協奏曲第13,15番)
 デイヴィッド・ジンマン指揮、バイエルン放送交響楽団(協奏曲20,21,25番)
 デイヴィッド・ジンマン指揮、シュターツカペレ・ドレスデン(協奏曲12,22,23番)
 デイヴィッド・ジンマン指揮、北ドイツ放送交響楽団(協奏曲第26番)
 イェジー・マクシミウク指揮、ポーランド室内管弦楽団(協奏曲第8,9,12,14番)
 バンベルク交響楽団(K.365、K.242)
 マリー=ルイーズ・ヒンリクス(ピアノ:Disc9)
 ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル(K.452)
 フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン:Disc15)
 タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ:Disc15)
 ティルマン・ヴィック(チェロ:Disc15)

 録音時期:1981-1995年
 録音方式:ステレオ(デジタル)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. CD1- Piano Concerto No. 6 in B-Flat Major, K. 238: I. Allegro aperto
  • 02. Piano Concerto No. 6 in B-Flat Major, K. 238: II. Andante un poco adagio
  • 03. Piano Concerto No. 6 in B-Flat Major, K. 238: III. Rondeau. Allegro
  • 04. Piano Concerto No. 11 in F Major, K. 413: I. Allegro
  • 05. Piano Concerto No. 11 in F Major, K. 413: II. Larghetto
  • 06. Piano Concerto No. 11 in F Major, K. 413: III. Tempo di minuetto
  • 07. Piano Concerto No. 5 in D Major, K. 175: I. Allegro
  • 08. Piano Concerto No. 5 in D Major, K. 175: II. Andante ma un poco adagio
  • 09. Piano Concerto No. 5 in D Major, K. 175: III. Allegro

ディスク   2

  • 01. CD2- Piano Concerto No. 8 in C Major, K. 246 "Ltzow": I. Allegro aperto
  • 02. Piano Concerto No. 8 in C Major, K. 246 "Ltzow": II. Andante (Cadenza by Zacharias)
  • 03. Piano Concerto No. 8 in C Major, K. 246 "Ltzow": III. Rondeau. Tempo di menuetto (Cadenza by Zacharias)
  • 04. Piano Concerto No. 9 in E-Flat Major, K. 271 "Jeunehomme": I. Allegro
  • 05. Piano Concerto No. 9 in E-Flat Major, K. 271 "Jeunehomme": II. Andantino
  • 06. Piano Concerto No. 9 in E-Flat Major, K. 271 "Jeunehomme": III. Rondeau. Presto
  • 07. Piano Concerto No. 12 in A Major, K. 414: I. Allegro
  • 08. Piano Concerto No. 12 in A Major, K. 414: II. Andante
  • 09. Piano Concerto No. 12 in A Major, K. 414: III. Allegretto

すべての収録曲を見る >

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
演奏は華麗で技巧も充分、録音も綺麗で聴き...

投稿日:2021/05/08 (土)

演奏は華麗で技巧も充分、録音も綺麗で聴きやすく、モーツァルトの魅力を堪能するのに良い選択だと思います。 全集ものはディスクへの収まりや録音時期等で順番がバラバラなことが多く、私はデジタルライブラリにトラック番号を曲順に揃えて取り込むのですが、これは作業が大変でした。 また、本項記載の伴奏者はジャケットの記載と一部異なっていたり重複がありますので、ジャケットを確認してタグ付けされることをおすすめします。

あぶらげ さん | 東京都 | 不明

1
★
★
★
★
★
この価格で真作と言われている5番以降の協...

投稿日:2020/09/23 (水)

この価格で真作と言われている5番以降の協奏曲全部(3台ピアノは2台編曲版)に四重奏2曲と管との5重奏、ソナタは人気曲の2台ピアノニ長調k.448まで入っていて(幻想曲が無いのは残念)お得。演奏も素晴らしい。協奏曲全集に書き込みのある20番と26番のカデンツァの変化球とトルコマーチのシンバルは私には余計だが22番の自作カデンツァに木管を入れているのは途中で管楽セレナードやロンドにメヌエットが出てくるこの曲に合っている。ソナタの音色も落ち着いていて好ましく世評の高いピリスのG盤全集よりもこちらに手がのびる。

ヴォルフラム さん | 東京都 | 不明

4

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

プロフィール詳細へ

モーツァルト(1756-1791)に関連するトピックス

協奏曲 に関連する商品情報

おすすめの商品