モーツァルト、ブラームス

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CD

モーツァルト:クラリネット五重奏曲、他 ウラッハ(cl)ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団

モーツァルト、ブラームス

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCW3033
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ウエストミンスター室内楽名盤シリーズ(全20タイトル)

1949年にニューヨークで創立され、短期間に綺羅星のごとく名録音の数々を残したウエストミンスター・レーベル。2007年3月に再発売した第1弾は、設立当初の中心的なアーティスト、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団とバリリ四重奏団による弦楽四重奏曲集を主とした室内楽演奏をBOXで発売して好評を博しました。
 今回の第2弾では、MCAビクター時代から最も人気の高かったクラリネットのレオポルト・ウラッハの代表盤といえるクラリネット五重奏曲、バリリ四重奏団によるモーツァルト:弦楽五重奏曲、ウィーン・フィル木管グループの『グラン・パルティータ』等々、ウィーンのプレイヤーたちならではの音色が存分に堪能できる贅沢なラインナップ。(ユニバーサル・ミュージック)

ウラッハ/モーツァルト&ブラームス:クラリネット五重奏曲

どんなに時代が移り変わっても、この美しさは永遠のもの。ウラッハのいぶし銀の音色、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団の柔らかで甘い調べ。まさしく歴史的名盤です。
1)モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
2)ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
 レオポルト・ウラッハ(クラリネット)
 ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
 録音:1951年(1)、1952年(2)

内容詳細

極め付きのモーツァルトとブラームスということで、いまだに名演として評価も人気も高い録音。音質自体は古くなってはいるが、やはりウラッハの音色は抗しがたい魅力がある。必携の一枚だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 第1楽章: Allegro
  • 02. クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 第2楽章: Larghetto
  • 03. クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 第3楽章: Menuetto
  • 04. クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 第4楽章: Allegretto Con Variazioni
  • 05. クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115 第1楽章: Allegro
  • 06. クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115 第2楽章: Adagio
  • 07. クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115 第3楽章: Andantino-presto Non Assai, Ma Con Sentimento
  • 08. クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115 第4楽章: Con Moto

総合評価

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学生時代からブラームスのクラリネット五重...

投稿日:2021/07/15 (木)

学生時代からブラームスのクラリネット五重奏曲が好き(若いのに渋い!)で、演奏者は忘れたがエア・チェックしたテープを安アパートの四畳半で毎晩のように聴いていた。ある日隣のアパートの7歳上のオーバードクターの先輩に聴かせてあげたら「こんな暗い曲、俺は耐えられん。死にたくなる」と行ってしまった。でも、この「暗さ」がその頃の自分にはたまらなくよかった。就職してからこのウラッハ版LPを買い、後年このCDを入手した。録音がモノラルだとか、古いタイプの演奏だとかは関係ない、今更言う必要もない不朽の名演だ。ライスターの何枚かやカルボナーレもいいが、結局ウラッハに戻ってしまう。

禅済 さん | 三重県 | 不明

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L..ウラッハは古き良き時代のVPO首席奏者と...

投稿日:2013/10/04 (金)

L..ウラッハは古き良き時代のVPO首席奏者として務めて後輩A.プリンツ、A.ボスコフスキーらを育成したクラリネット奏者で演奏は確かな技術に支えられあくまで典雅で滑らかなその味わいは残っている録音盤がたとえモノラルであっても確かに伝えてくれています。そういう点からすれば毎年何百枚とリリースされる新たな演奏家による新盤の「立場」が頭打ちというかいつまでも表層雪崩の様に定着地しにくいのは才能ある者にとって忸怩たるものがありましょう。ただ、そうした事は前提環境でこのビジネス世界は動いてはいると思います。本盤は1951年ウラッハが49歳の頃にウィーン・コンツェルトハウスSQとの共演のモーツァルトのクラリネット五重奏曲(タイム@9’43A8’35B8’04C10’17)と翌1952年演奏の同じくウィーン・コンツェルトハウスSQとのブラームスのクラリネット五重奏曲(タイム@11’48A12’31B5’20C9’57)が収録されておりこの二つのどちらも作曲家晩年の作品で対照的な雰囲気を持つ名カップリングのCDで長生きしているウエストミンスターブランド名演奏であります。モーツァルトの方でメモしますと第1楽章から生々しいゆったりした音色が展開して行きます。第2楽章では秋の日差しを感じさせ作曲者晩年の心情も映えた様な雰囲気です。第3楽章でのメヌエット・トリオでのVの優雅さも素敵ですね。最終楽章の変奏曲形式では更にそのVの思い入れが増幅し余韻を噛ましつつ〆に活発に動き全体に温かい懐かしさの感触の内に曲は終わります。演奏も素敵ですが作品自体の良さが大いに寄与しているのでしょう。逆にブラームスの方は色合いとしては晩年の憂愁さを内に沈み込む悲哀、諦観で覆った曲でこれも曲自体の抜群さもあって柔らかで甘美な音色が魅力的に、感情に溺れ過ぎず、中庸の美が保たれ相当の仕上がりになっています。テクニックを前面に打ち出さず第1楽章からブラームスモード全開・・・。中の二つの楽章はモーツァルトの演奏と同様渋い秋の日差しを思わせ最終楽章の変奏形式においてもウィーン・コンツェルトハウスSQのVのメロディ泣きも粘つきません。両曲を聴き比べた場合、どちらかと言えばモーツァルトにより焦点が注がれるのではないでしょうか。まぁ、これらの曲を聴くのに外せない演奏には違いありません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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LP時代には2枚購入でやっと揃うこの2曲が、...

投稿日:2012/04/30 (月)

LP時代には2枚購入でやっと揃うこの2曲が、1枚にカップリングされるようになったことはCDの重大な恩恵の一つと考えてよいでしょう。それによってこのCDの価値も一層掛け替えのないものとなりました。古いモノーラルではあっても、数多く存在するこのカップリングのCDの中の最高峰という皆さんの評価に全面的に賛成します。モーツァルトの録音状態が、時期は1年早いだけなのにブラームスと比べて悪くモコモコした印象が残ります。また、今日の感覚からすると若干間延びする感なきにしもあらず、ということでこちらは“最高の録音の一つ”かもしれません。しかし、ブラームスは“唯一無二の最高傑作”で、これ以上の録音は考えられません。

エステ荘の噴水 さん | 岩手県 | 不明

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