メンデルスゾーン(1809-1847)

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SACD 輸入盤

交響曲第2番『讃歌』 フリエンド&ネザーランド響、コンセンサス・ヴォーカリス

メンデルスゾーン(1809-1847)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CC72543
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

メンデルスゾーン交響曲第2番『讃歌』
フリエンド&ネザーランド交響楽団


話題のオランダ人指揮者、フリエンド(フリエント)指揮ネザーランド交響楽団によるメンデルスゾーンの大作、交響曲第2番『讃歌』が登場します。

【注目の指揮者、フリエンド】
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンドは、創意あふれる古楽器グループ「コンバッティメント・コンソート」芸術監督としての活躍でも知られたヴァイオリニストで指揮者、音楽学者で、2006年からはネザーランド交響楽団の首席指揮者兼芸術監督を務めています。
 フリエンドとネザーランド交響楽団は、18世紀から19世紀にかけての作品を演奏する場合は、金管楽器セクションなどに歴史的楽器を使用、打楽器や弦楽器、木管楽器にも古楽奏法のイディオムを適用するなど、響きに対してきわめて積極的に関わる姿勢を示しているほか、楽譜についても徹底的な検証をおこなうことでも知られています。

【ダーフィトの運指、ボウイングも参照】
フリエンドが今回参照したのは、メンデルスゾーンの友人で技術的な助言者であり、ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサート・マスターであったフェルディナント・ダーフィトの関わった楽譜です。ダーフィトは、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマンといった多くの作曲家による作品の楽譜に、運指やボウイングの指示を付けるという作業をおこなっていたのですが、フリエンドはそれらのコピーを入手し、当時の演奏スタイルについて研究を重ね、今回のメンデルスゾーン演奏の基本方針を確立しています。

【メンデルスゾーン交響曲第2番】
『讃歌』は第2番とされていますが、初期の作品ではなく、作曲開始時期は、5つの交響曲の中で最後のものとなります(完成時期は4番目)。印刷技術発明400年を祝う式典のために書かれており、3つの器楽楽章からなる第1部のあとに、ソリストと合唱、オルガンを伴う長大なカンタータ風の第2部がくるという構成は、ベートーヴェンの第9を思わせる壮大なものですし、その声楽部分のスタイルについては、『讃歌−聖書の言葉による交響カンタータ』というタイトルの通り、メンデルスゾーンが理想としていたバッハへのオマージュといった雰囲気も感じさせるのが興味深いところです。しかし音楽そのものは紛れもなく充実期のメンデルスゾーンのものであり、第3番『スコットランド』や『夏の夜の夢』本体と近い時期の創作であることをうかがわせるに十分な魅力的部分を数多く持っています。

【優れた録音】
音質が非常に優秀なのもこのフリエンドの一連の録音の特徴で、切れ味鋭くシャープでありながら、各楽器の質感は低域に至るまで正確に捉えられ、パート間のブレンドも高いクオリティで再現されるというチャレンジ・クラシックスならではの高解像度なサウンドにより、古楽器とモダン楽器&古楽奏法のハイブリッド・オーケストラが持つ高度な表現力をあますところなく再現しています。
 なお、このアルバムはSACDの大容量をフルに生かせるハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声、SACDのマルチチャンネル音声という3つの音声が収録されています。直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べることができるのもハイブリッドSACDならではの楽しみです。(HMV)

【収録情報】
・メンデルスゾーン:交響曲第2番変ロ長調 op.52『讃歌』

 メヒトルト・バウマンス:(ソプラノ)
 ユーディット・ファン・ワンローイ(ソプラノ)
 パトリック・ヘンケンス(テノール)
 コンセンサス・ヴォーカリス(合唱)
 ネザーランド交響楽団(ヘット・オーステン管弦楽団)
 ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)

 録音時期:2011年12月19,20日、2012年7月5,7日
 録音場所:オランダ、エンスヘーデ、Muziekcentrum Enschede
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

  • 01. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Maestoso Con Moto - Allegro
  • 02. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Allegretto Un Poco Agitato
  • 03. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Adagio Religioso
  • 04. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Allegro Moderato Maestoso - Animato
  • 05. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Allegro Di Molto
  • 06. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Molto Pi Moderato Ma Con Fuoco
  • 07. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Recitativo
  • 08. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Allegro Moderato
  • 09. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: A Tempo Moderato
  • 10. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Andante
  • 11. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Allegro Un Poco Agitato
  • 12. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Allegro Assai Agitato
  • 13. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Tempo I, Moderato
  • 14. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Die Nacht Ist Vergangen!
  • 15. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Allegro Maestoso E Molto Vivace
  • 16. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Andante Con Moto
  • 17. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Un Poco Pi Animato
  • 18. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Andante Sostenuto Assai
  • 19. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Allegro Non Troppo
  • 20. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Pi Vivace
  • 21. Lobgesang. Symphony No. 2 Op. 52: Maestoso Como I

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メンデルスゾーン(1809-1847)

ドイツ・ロマン派の大作曲家、メンデルスゾーンの生涯は38年という短いものでした。現在のイメージでは、メンデルスゾーンは作曲家ですが、当時は指揮者・ピアニスト・オルガニストとしても非常に多忙だったようで、これに自ら設立した音楽院の運営や、同時代作品や過去作品の紹介といった数多くの仕事が加わり、さらには

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