CD

大地の歌 ゲオルグ・ショルティ&コンセルトヘボウ管弦楽団、マルヤナ・リポヴシェク、トマス・モーザー

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD4695
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

マーラー:大地の歌(1992年ライヴ)
ゲオルグ・ショルティ&コンセルトヘボウ管弦楽団


『大地の歌』は管弦楽伴奏の6曲から成る歌曲集ともいえる、東洋的な美と厭世観が漂う作曲家晩年の心境が示された交響曲で、唐詩のドイツ語訳が歌詞に用いられています。
 ショルティ2度目の録音となったこの一枚は、作曲家ゆかりのコンセルトヘボウ管弦楽団を指揮して円熟した演奏が繰り広げられる、1992年のアムステルダムでの感動的な演奏会のライヴ録音です。リポヴシェクとモーザーもニュアンスに富んだ歌唱を聴かせています。(メーカー資料より)

【収録情報】
● マーラー:大地の歌


 マルヤナ・リポヴシェク(アルト)
 トマス・モーザー(テノール)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)

 録音時期:1992年12月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 歌詞対訳付

内容詳細

20世紀を代表する指揮者、ショルティの生誕100年を記念したシリーズの一枚。RCOを率いて92年に録音したマーラーの交響曲「大地の歌」を収録。耽美的で夢幻的、曲の淡さと儚さを表現した円熟の名演を堪能できる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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投稿日:2020/03/27 (金)

前回のシカゴとのスタジオ録音はDECCAらしい各楽器の分離が明確な、いわば、楽譜を解説したいただけるようなもの、今回のコンセルトヘボウとのライブは逆に、ライブらしいマストーンの美しさを聴かせてくれるものでした。 どちらが良いのかは、人それぞれの好みです。ただし、録音のポリシーの違いで、結構、別の指揮者の演奏のように聞こえるものです。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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投稿日:2013/08/13 (火)

シカゴ響との旧録音は4トラックテープで愛聴したものですが、今回のコンセルトヘボウ管との録音はまた違った響きがして興味深いです。旧録音は線が太い演奏でしたが、この録音は細かいニュアンスがよく出ています。素晴らしいです。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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投稿日:2012/11/04 (日)

ショルティは、マーラーの交響曲を得意としており、数多くの録音を遺しているが、その中でも最良の遺産とされているのは、シカゴ交響楽団との全集(1970〜1983年)であるというのは論を待たないところだ。ところが、既に発売されている全集(輸入盤)には、何故か「大地の歌」が含まれていない。本盤におさめられた演奏は、ショルティにとってシカゴ交響楽団とともに行ったスタジオ録音(1972年)以来、2度目の録音である。本盤の演奏は1992年のライヴ録音であることから、ショルティにとって何と20年ぶりの録音ということになる。第1番〜第4番と第9番については、1980年代前半に再録音を行ったのに対して、大地の歌を同時期に再録音しなかった理由は定かではない。最初の録音によほど満足していたのか、それとも「大地の歌」を録音する時間がなかったのかはわからないが、それはさておき、本演奏はそうした長年の渇きを癒すのに十分な素晴らしい名演に仕上がっていると高く評価したい。正に満を持しての録音と癒えるものであり、あたかもショルティが録音の絶好のタイミングを伺っていたのではないかとさえ思えるほどだ。ショルティのマーラーの交響曲演奏に際しての基本的アプローチは、強靭なリズム感とメリハリの明瞭さを全面に打ち出したものであり、その鋭角的な指揮ぶりからも明らかなように、どこをとっても曖昧な箇所がなく、明瞭で光彩陸離たる音響に満たされていると言えるところだ。こうしたショルティのアプローチは、様相の変化はあっても終生にわたって殆ど変わりがなかったが、1980年代、特にその後半以降になると、演奏に円熟の成せる業とも言うべき奥行きの深さ、懐の深さが付加され、大指揮者に相応しい風格が漂うことになったところだ。したがって、1992年の演奏は、より一層円熟味と風格が高くなったとも言えるところであり、ショルティならではの鋭角的な指揮振りは健在であるとは言うものの、旧演奏と比較して、前述のような聴き手を包み込んでいくような包容力、そして懐の深さには大なるものが存在していると言える。加えて、オーケストラにシカゴ交響楽団ではなく、コンセルトへボウ・アムステルダムを起用したのも功を奏しており、同オーケストラの北ヨーロッパならではの幾分くすんだ響きが、本演奏に適度の潤いと温もりを付加させていることを忘れてはならない。アルトのリポヴシェクやテノールのモーザーも見事な歌唱を披露しており、ショルティの確かな統率の下のコンセルトへボウ・アムステルダムともども、最高のパフォーマンスを発揮していると評価したい。いずれにしても、本演奏は、ショルティの円熟を大いに感じさせる素晴らしい名演と高く評価したいと考える。音質は、1992年のライヴ録音であるのに加えて、英デッカによる超優秀録音であること、そして、今般、ルビジウム・クロック・カッティングがなされたことにより、十分に満足できるものとなっている点についても付記しておきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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