SACD

交響曲第5番 マーツァル&チェコ・フィル

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00294
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

マーラー:交響曲第5番(SACD)
マーツァル&チェコ・フィル

圧倒的なパワーと求心力!
マーツァル&チェコ・フィルの新時代到来を告げた名盤のハイブリッド化!

21世紀のチェコ・フィル黄金時代を牽引するマーツァル。2003年10月首席指揮者就任コンサートのライヴ盤であり、同コンビによる名盤ぞろいのマーラー・シリーズ第1弾である交響曲第5番がハイブリッド盤として再登場。
 マーツァルが長年の外国生活の後、音楽、人生、すべてにおける経験が最も円熟した時期に万感の思いで祖国に戻り、チェコ楽壇の最高峰チェコ・フィルのシェフに就任。その喜びとエネルギーに満ち溢れた最高の演奏です。万全の布陣のオーケストラの層の厚い音量感と、ひときわ輝かしい金管楽器の咆哮。名ホール「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホールの素晴らしい響きと一体になり圧倒的なパワーと集中力で突き進む5番、待望のハイブリッド化です。(オクタヴィア)

・マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 ズデニェク・マーツァル(指揮)
 録音時期:2003年10月9,10日
 録音場所:プラハ、「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホール
 DSDレコーディング
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND (5.0ch.)

内容詳細

2003年10月のマーツァルのチェコ・フィル首席指揮者就任コンサートのライヴ盤をハイブリッド化。流麗さや洗練とは一線を画した骨太のマーラー演奏だ。マーツァルによって伸びやかに解放されたチェコ・フィルのメンバーたちの熱演が聴ける。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. Mahler: Symphony No.5 1st mov. Trauemarsch.In gemessenem Schritt.Streng.Wie ein Kondukt
  • 02. 2nd mov. Sturmisch bewegt,mit groBter Vehemenz
  • 03. 3rd mov. Scherzo.Kraftig,nicht zu schnell
  • 04. 4th mov. Adagietto.Sehr langsam
  • 05. 5th mov. Rondo-Finale.Allegro-Allegro giocoso.Frisch

総合評価

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マーツァルは、チェコ・フィルとともにマー...

投稿日:2011/05/01 (日)

マーツァルは、チェコ・フィルとともにマーラーの交響曲全集の録音を行っている途上にあるが、第8と大地の歌、第10を残したところで中断してしまっている。その理由は定かではないが、既に録音された交響曲の中では、本盤におさめられた第5と第3が特に素晴らしい超名演に仕上がっていると言えるところであり、他の交響曲の演奏の水準の高さからしても、是非とも全集を完成して欲しいと考えている。さて、この第5であるが、これが実に素晴らしい名演なのだ。第5の名演と言えば、いの一番に念頭に浮かぶのがバーンスタイン&ウィーン・フィルによる超名演(1987年)だ。これは変幻自在のテンポ設定や、思い切った強弱の変化、猛烈なアッチェレランドなどを駆使したドラマティックの極みとも言うべき濃厚な豪演であり、おそらくは同曲に込められた作曲者の絶望感や寂寥感、そしてアルマ・マーラーへの狂おしいような熱愛などを完璧に音化し得た稀有の超名演であると言える。これに肉薄するのがテンシュテット&ロンドン・フィル(1988年)やプレートル&ウィーン響(1991年)の名演であると言えるだろう。ところが、マーツァルの演奏には、そのようなドラマティックな要素や深刻さが微塵も感じられないのだ。要は、マーラーが試行錯誤の上に作曲した光彩陸離たる華麗なオーケストレーションを、マーツァルは独特の味わい深い音色が持ち味のチェコ・フィルを統率してバランス良く音化し、曲想を明瞭に、そして情感を込めて描き出していると言える。正に純音楽に徹した解釈であると言えるが、同じ純音楽的な演奏であっても、ショルティ&シカゴ響(1970年)のような無慈悲なまでの音の暴力にはいささかも陥っていないし、カラヤン&ベルリン・フィル(1973年)のように耽美に過ぎるということもない。第5をいかに美しく、そして情感豊かに演奏するのかに腐心しているようであり、我々聴き手も聴いている最中から実に幸せな気分に満たされるとともに、聴き終えた後の充足感には尋常ならざるものがあると言える。いずれにしても本演奏は、前述のバーンスタイン盤などのドラマティックな名演とはあらゆる意味で対極にあるものと言えるが、第5の魅力を安定した気持ちで心行くまで堪能させてくれるという意味においては、素晴らしい至高の超名演と高く評価したい。このような純音楽的な名演において、マルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質録音は実に効果的であり、本名演の価値を更に高めるのに大きく貢献している点も忘れてはならない。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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感性に合っているのか、チェコ・フィルは外...

投稿日:2011/02/24 (木)

感性に合っているのか、チェコ・フィルは外れがないような。ジャケットに関して言えば、いい演奏はジャケットもいいが、いいジャケットであるからといって、いい演奏とはかぎらないと思います。「ボロは着てても心は錦」と歌にありますが、心が錦なら、外見も錦であってほしいというのが、私の希望です。

NAKAKO さん | 長崎県 | 不明

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中庸の美演。金子某ら一部評論家から貶され...

投稿日:2010/10/18 (月)

中庸の美演。金子某ら一部評論家から貶されているチェコフィルが、いかに素晴らしいオケかもわかる。生演奏でも彼らの音楽性の高さは、VPOに匹敵する。マーツァルはノイマンと同じく、ヘンなことはしない指揮者だ。ひょっとしたら、晩年のノイマン(神々しかった)を超えるかもしれないと期待している。当ディスクは録音も良く、演奏も良い。プレートルやバーンスタインの超絶的ライブと比べると物足りない部分もあるが、この大曲を美しくまとめたマーツァルの手腕は高く評価されよう。「マラ5」を敬遠していた人には、特にオススメ!

ushio さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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