SACD

交響曲第5番、リュッケルト歌曲集 バルビローリ&ニュー・フィルハーモニア管、ベイカー(2SACD)(シングルレイヤー)(限定盤)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOGE15018
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
SACD

商品説明

『EMI CLASSICS 名盤 SACDシングル・レイヤー・シリーズ』
マーラー:交響曲第5番、リュッケルト歌曲集(2SACD)
バルビローリ&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、ベイカー

限定盤

誰にも真似できないこの人間的温かさ。バルビローリ最晩年の傑作
この曲目とバルビローリの長所が見事にマッチした演奏です。人間的な温かさを表現したら右に出る者がいないとも言われたバルビローリが誠実に、心温まる音楽の作り方でマーラーの世界に寄り添います。劇的な曲の性格が自然に浮かび上がります。(EMI)

【収録情報】
マーラー:
1. 交響曲第5番嬰ハ短調
2. リュッケルトによる5つの詩

 ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ:2)
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

 録音時期:1969年
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 英アビー・ロード・スタジオ最新リマスター音源使用

 SACD Single Layer
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第1楽章:葬送行進曲(正確な歩みで、厳格に、葬列のように)
  • 02. 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第2楽章:嵐のように激しく、いっそう大きな激しさをもって
  • 03. 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第3楽章:スケルツォ(力強く、速すぎずに)
  • 04. 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第4楽章:アダージェット(とてもゆっくりと)
  • 05. 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第5楽章:ロンド フィナーレ(アレグロ~アレグロ・ジョコーソ)

ディスク   2

  • 01. リュッケルトの詩による5つの歌 私の歌をのぞき見しないで
  • 02. リュッケルトの詩による5つの歌 私はほのかな香りを
  • 03. リュッケルトの詩による5つの歌 真夜中に
  • 04. リュッケルトの詩による5つの歌 美しさゆえに愛するなら
  • 05. リュッケルトの詩による5つの歌 私はこの世に忘れられ

ユーザーレビュー

総合評価

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もともとのオリジナルLPではリュッケルト歌...

投稿日:2013/03/14 (木)

もともとのオリジナルLPではリュッケルト歌曲集を含む二枚組でした.それを踏襲しての二枚組と思います.値段つり上げのための二枚組では断じてありません. 音質は大変優れていてオリジナルLPと遜色ありません.ただ残念なことが一点.ジャケット写真もオリジナルと全く同じにしていただけると嬉しかった.

でんろく さん | 東京都 | 不明

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マーラーの交響曲第5番は、今やマーラーの...

投稿日:2012/12/23 (日)

マーラーの交響曲第5番は、今やマーラーの交響曲の中でも最も人気が高く、なおかつ演奏機会の多い作品となっていると言えるのではないだろうか。それにはCD時代になって1枚に収録することが可能になったことが大きく作用していると考えられるが、それ以上に、オーケストレーションの巧みさや旋律の美しさ、感情の起伏の激しさなど、マーラーの交響曲の魅力のすべてが第5番に含まれていると言えるからに他ならない。したがって、第5番については、これまで数々の海千山千の大指揮者によって個性的な名演が成し遂げられてきたが、特に、圧倒的な名演として高く評価されているのは、ドラマティックで劇的なバーンスタイン&ウィーン・フィル(1987年)やテンシュテット&ロンドン・フィル(1988年)による名演であると言える。これに対して、本盤におさめられたバルビローリによる演奏は、それらの劇的な名演とは大きくその性格を異にしていると言える。もちろん、軟弱な演奏ではなく、ここぞという時の力強さに欠けているということはないが、演奏全体がヒューマニティ溢れる美しさ、あたたかさに満たされていると言えるだろう。また、バルビローリは、テンポの思い切った振幅を効果的に駆使して、同曲が含有する各旋律をこれ以上は求め得ないほど徹底して心を込めて歌い抜いているが、その美しさには抗し難い魅力が満ち溢れていると言える。第4楽章などは、意外にも早めのテンポで一聴するとあっさりとした表情づけとも言えなくもない。しかしながら、よく聴くと、そうした早めのテンポの中で各旋律を徹底して歌い抜くなど耽美的な絶対美の世界が構築されており、これはかのカラヤン&ベルリン・フィルの名演(1973年)にも比肩し得る美しさを誇っているとも言えるが、カラヤンの演奏が圧倒的な音のドラマであるのに対して、本演奏はヒューマニティ溢れる人間のドラマと言えるのではないだろうか。もっとも、バルビローリのヒューマニティ溢れる指揮に対して、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団は、熱演ではあるもののアンサンブルの乱れが見られるなど、必ずしも技術的には万全な演奏を展開しているとは言い難いと言えるが、技術的に優れていたとしてもスコアに記された音符の表層をなぞっただけの演奏よりは、本演奏の方がよほど好ましいと言えるところであり、聴き終えた後の感動もより深いと言えるところだ。いずれにしても、本演奏は、バルビローリが遺した数少ないスタジオ録音によるマーラーの交響曲の演奏の中でも、ベルリン・フィルとの第9番(1964年)と並ぶ至高の超名演と高く評価したい。併録のリュッケルト歌曲集もベーカーの名唱も相まって素晴らしい名演に仕上がっていると言える。音質は、従来CD盤が今一つの音質であったが、数年前にリマスタリングが施されたことによってかなりの改善がみられたところであり、私も当該リマスタリング盤を愛聴してきた。ところが、今般、シングルレイヤーによるSACD盤が発売されるに及んで大変驚いた。音質の鮮明さ、音圧、音場の幅広さのどれをとっても、これまでの既発CDとは段違いの素晴らしさであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第だ(昨年、交響曲第5番についてはESOTERICがSACD化を行っているが、当該ESOTERIC盤との優劣については議論が分かれるところだ。)。いずれにしても、バルビローリによる至高の超名演を超高音質のシングルレイヤーによるSACD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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バーンスタインの様なインパクトはないがゆ...

投稿日:2012/10/09 (火)

バーンスタインの様なインパクトはないがゆったりした落ち着いた演奏。ふっと気が抜ける瞬間もあるが。ただ歌曲集は要らないから1枚で出してくれないかなあ。このシリーズ、庶民には手が届かない。もちろん思い出の名盤だけは買うけどそれ以外はちょっと、、この演奏も1枚なら買うけど。残念ながら今回の貴社の企画は大失敗でしたね。皆さんのレビュー通り余計な曲をつけて2枚にしたり全集で出すところを分売にして高く売りつけたり。4枚組、5枚組、と割安になっているのに肝心なものが組みになっていない。完全に信頼失墜ですね。非常に残念です。今後はどのように信頼を回復なさるつもりですか。手当ては早い方がいいと思います。頑張って下さい。

まっこ さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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