SACD

交響曲第3番 インバル&東京都交響楽団、フェルミリオン(2SACD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCX00050
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

インバル/都響 遂にマーラー交響曲第3番の登場!

マーラー:交響曲第8番のリリースで幕を開けたインバル&都響のマーラー・シリーズ。第4番はレコード芸術誌での特選盤に選ばれ、宇野功芳氏による大絶賛を受けました。遂に大曲第3番が登場します。マーラー指揮者として席巻してきたインバルの真価が発揮された演奏です。(エクストン)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第3番ニ短調

 イリス・フェルミリオン(メゾ・ソプラノ)
 晋友会合唱団
 NHK東京児童合唱団
 東京都交響楽団
 エリアフ・インバル(指揮)

 録音時期:2010年3月30日、31日
 録音場所:東京、サントリーホール
 録音方式:DSDレコーディング
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

内容詳細

録音、演奏ともに近年の出色のマーラー。生き生きとした表情から繊細極まる雰囲気、幻想的な味わいなど、こう響いてほしいという望みが見事にかなえられている。特にオーケストラの好演は高く称賛されるべき。欧米の一流団体と互角に渡り合える。独唱もいい。(白)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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インバルさんのフランクフルトとのディスク...

投稿日:2011/09/23 (金)

インバルさんのフランクフルトとのディスクについて、「今、ワンランク上のオケで、ライヴならば、いっそう素晴らしいだろうになあ」と書いたのですが、このディスクはそれに応えてくれたものでしょうか。私は、この演奏、二日目の3月31日にホールで実際に聴きました。それはそれは、とても素晴らしい演奏でした。30日の方がもっとよかったという声も聞かれましたが、31日も見事な出来。曲を完全に手中に収めた指揮者の確信に満ちたリードのもと、オーケストラはしっかりと付いて行って、さらには自分たちの力を発揮・アピールしていました。ありとあらゆる要素が盛り込まれたこの大交響曲、諸要素をそのまましっかりと表現すれば、それでむしろ全体の完結感は成就できます。旧盤も立派でしたが、この新録音は、知情意のすべてが揃った一層立派な出来。オケにもう少し音色の美感があれば完璧でしょうけれど、ま、それはよしとしましょう(実演ではその辺は良かった気がする。録音のせいかな)。なお、当日は演奏会としてもよかったなあ。集まった聴衆の誰もが、この演奏会を大切にしようという気持ちを持っていて、演奏中は神妙に聴き、終了後も余韻までしっかり楽しむべく、フライング拍手もなくとてもいいタイミングで賞賛の拍手が始りました(このディスクは30日の拍手かな?)。秋のRCOでは余韻ぶち壊しのフライング拍手でがっかりだったのでねえ(なお、演奏自体も含め、このインバルさんの方が上でした)。終了後には、インバルさんとフェルミリオンさんのサインももらえたし、万事が万事、幸せな記憶とともにあるこのディスク。個人的な感慨ともども、大切なものとなりました。ありがたき、幸せ。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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これは素晴らしいです。演奏の方向性はフラ...

投稿日:2011/09/08 (木)

これは素晴らしいです。演奏の方向性はフランクフルト放送響による全集盤CDの3番と異なるものではありませんが、録音の良さであらゆる前作を凌駕してしまった・・!とさえ思えるほどの高品位録音です。ためしに、フランクフルトとの全集から3番を取り出して、全く同一のボリュームで再生してみましたが、音量が断然違います。都響とのSACDと比べると、ミュートスイッチが入っているのかと勘違いしかねません。また、この曲は大曲ゆえに、かえって冒頭のイメージがその後も残像の如く影響を持続させるものですが、イントロのホルン、いいじゃないですか。続くティンパニの打音の下にグランカッサが支えていることも、よくわかります。全体にマイクセッティングが音源にやや近い設定なのか、インバルのうなり声も聴き取れるのはいかにもライブらしいし、グランカッサの弱音の連打がドロドロにならず、一音一音分離しているのも気持ちいいです。第2楽章に入ってからも、木管と弦の弱奏はまことに柔らかく且つ繊細に粒立っているし、トライアングルは後方に適度な距離感を置いて濁りを感じさせない優美な輝きを静かに放つのが眼に見えるかのようです。フィナーレに向かって爆発するエネルギーは、SACDのダイナミックレンジの広さを目一杯に活かした当録音の白眉と言えるでしょう。まったくもって4Wayマルチアンプのぼくのシステムも、このSACDの再生に当たってはその能力をフルに発揮せざるを得なかったと言っていいかもしれませんね。  さりながら、このようないかにも高品質の録音というものは、えてして単に明解なだけの楽譜リアリズム的演奏であったり、ガナリたてるだけのやかましい演奏に聴こえたりするものです。しかしそこは、さすがにインバル、見事に深くて豊かな「人生」を感じさせる作品にまとめあげています。また、このような録音では演奏のアラが目立ちやすいのですが、都響って上手いですね。感心しました。ちょっと前に、インバルと都響の2番を買いましたが、それと比べてもこの3番の方がいいかも・・・。つい最近、ヤンソンス+RCOの3番にレビューを書きましたが、あれが★4つでしたので、こちらは当然満点評価です。

DP−900が欲しい さん | 愛知県 | 不明

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先日N響のマーラー3番の演奏会を聴いてか...

投稿日:2011/02/20 (日)

先日N響のマーラー3番の演奏会を聴いてから無性にこのCDが欲しくなり聴いてみたけど、これはこれでなかなか良いですね。サントリーホールの音響もよくポストホルンが綺麗に聴こえたり、フォルテシモの強奏が濁ったりせず良い音だと思います。第6楽章のトランペットとトロンボーンのトップによるピアニシモのコラールが、この曲で一番好きなのですが、都響の演奏は非常に素晴らしいです。トランペットトップは見事ですね。ルツェルンの演奏にもひけをとらない。うーん、レコード芸術で特選盤の意味が分かります。素晴らしいCDです。

安曇野のカラヤン さん | 長野県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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