Blu-rayオーディオ 輸入盤

交響曲第3番、第5番 メータ&バイエルン国立管弦楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
A108087
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
Blu-rayオーディオ
その他
:
輸入盤

商品説明


録音・演奏ともに最高水準!
メータ&バイエルン国立管のマーラー交響曲第3番、第5番
高音質フォーマット、ブルーレイディスク・オーディオで登場!


ドイツ有数の高音質レーベル「FARAO CLASSICS」が、第6回DEGジャパン・アワード、ブルーレイ大賞「ベスト高音質賞・音楽部門(クラシック)」を受賞したブルックナー:交響曲第4、7、8番/ケント・ナガノ&バイエルン国立管弦楽団(A108076)に続くブルーレイ・オーディオをリリースします。
 巨匠メータと、2006年まで音楽監督を務めていたバイエルン国立歌劇場管弦楽団とのマーラー交響曲第3番と第5番。第3番は、2004年ヨーロッパ・ツアーの最後を飾った渾身のライヴ。メータにとってはロス・フィル(1978年)、イスラエル・フィル(1992年)以来3度目となったこのバイエルン国立管とのライヴ演奏は、「私の中のベスト・レコーディングだ」とメータ自身も語っているほど、当コンビの総決算的内容といえる会心の仕上がり。メンバー各人の意気込みも高く、特に名手レイモンド・カーフスのティンパニがフィナーレで高らかにこだまし、忘れがたい余韻を残す演奏です。
 第5番も、ロス・フィル(1976年)、ニューヨーク・フィル(1989年)との録音があり、その時代の勢いを感じさせる名演でした。本盤でもメータらしい構築力と洗練度の高い表現力で聴かせてくれます。
 この2つの録音は、CDやSACDでもリリースされており、いずれも豊かな音質で評判が高かったものですが、今回はブルーレイ・オーディオでの発売となります。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第3番ニ短調
 I. 33:09/ II. 11:19/ III. 17:13/ IV. 8:43/ V. 4:04/ VI. 24:42

 マルヤナ・リポヴシェク(アルト)
 マルクス・ヴォルフ(ヴァイオリン・ソロ)
 クリスチャン・ベルト(ポストホルン)
 ウィーン楽友協会合唱団(女声合唱)
 ウィーン少年合唱団
 録音時期:2004年9月16日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)

● マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
 I. 12:31/ II. 14:48/ III. 18:30/ IV. 10:07/ V. 16:34

 アンドレアス・エットゥル(トランペット・ソロ)
 ヨハネス・デングラー(ホルン)
 録音時期:2008年12月15,16日
 録音場所:バイエルン国立歌劇場(ライヴ)

 バイエルン国立管弦楽団
 ズービン・メータ(指揮)

 収録時間:172分07秒
 音声:5.0 DTS-HD MA 24/96kHz, 2.0 LPCM 24/96kHz

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

収録曲   

  • 01. Krftig. Entschieden
  • 02. Langsam. Schwer
  • 03. Tempo I
  • 04. A Tempo
  • 05. Immer Dasselbe Tempo (Marsch)
  • 06. (Allegro Moderato)
  • 07. Tempo I
  • 08. Tempo Di Menuetto. Sehr Mig
  • 09. Ganz Pltzlich Gemchlich. Tempo Di Menuetto
  • 10. Comodo. Scherzando. Ohne Hast
  • 11. Sehr Gemchlich (Posthorn)
  • 12. Tempo I
  • 13. Wieder Sehr Gemchlich. Beinahe Langsam
  • 14. Sehr Langsam. Misterioso. Durchaus Ppp
  • 15. Lustig Im Tempo Und Keck Im Ausdruck
  • 16. Langsam. Ruhevoll. Empfunden
  • 17. Nicht Mehr So Breit
  • 18. Tempo I. Ruhevoll
  • 19. A Tempo (Etwas Bewegter)
  • 20. Tempo I
  • 21. Langsam. Tempo I
  • 22. Trauermarsch (In Gemessenem Schritt. Streng. Wie Ein Kondukt) - Bayerisches Staatsorchester
  • 23. Strmisch Bewegt (Mit Grter Vehemenz) - Bayerisches Staatsorchester
  • 24. Scherzo (Krftig, Nicht Zu Schnell) - Bayerisches Staatsorchester
  • 25. Adagietto (Sehr Langsam) - Bayerisches Staatsorchester
  • 26. Rondo-finale (Allegro) - Bayerisches Staatsorchester

ユーザーレビュー

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「君はそんなに眺める必要はないのだよ。私...

投稿日:2015/03/13 (金)

「君はそんなに眺める必要はないのだよ。私はこれらをすべて作曲したから。」 第3交響曲の完成後に訪問したワルターがアルプスの風景に目を奪われているときにマーラーがそう語ったといわれている。 文字通りアルプスの雄大な大自然の風景を余す事なく収めたのが交響曲第3番であり、マーラーの『アルプス交響曲』、もしくは『田園交響曲』と呼んでも差し支えないのではないか。 標題音楽ではないが、かなり細かな注釈が付けられている事から考えてもそれに準拠する仕様と言えそうだ。 第1楽章は峻厳な山肌、第2楽章は自然の草木、第3楽章は鳥や動物たち、第4楽章は大自然の 創造主の視点、第5楽章では天使の歌声、第6楽章では夜の帳に覆われ始めた山々を表現していると思う。 それにしても収録会場であるムジークフェラインの大ホールは残響が長いのに音が濁らない信じられない音響特性だ。 もっとも、これはFARAOの技術力が大きく貢献している事は間違いない。 Decca時代の録音(’78/LPO)と比較しても録音技術の進歩もさることながら、アンサンブルやより深い表現力において当盤が遥かに凌駕する事は疑い様のない事実だろう。 フォーマットはDTSの方がより自然な臨場感を伴っていて、他方LPCM2.0の方は迫力において勝っている感じだ。 マーラーの曲調においては『希望と絶望』、『愛と断絶』、『不安と平穏』と言う様な二律背反的、あるいはある種の分裂症的な感情を感じる事が多々ある。 第5番においてもそれは顕著で、楽章ごとに対立的要素が配置されているようだ。 第1楽章、第2楽章の不安感、第3楽章での喧噪から一転して第4楽章のアダージェットに身を委ねると、そこには桃源郷と言ってはばからない世界が出現する。 永遠とも思えるエクスタシーが舞い降りてきてやがて苦悩に変わっていくがそれを乗り越えた後ある種の諦念に達する。 天国と地獄を同時に見たマーラーは、いったいどちらに身を委ねていったのだろうか。 フィナーレは総じて喜びと希望に満ちた世界が展開され、ここでも弦の響きが極上な美の響宴を繰り広げている。 収録はバイエルン国立歌劇場で残響時間もダイナミクスも充分で、これらを余す事なく収録、リマスターしたFARAOの技術力は非常にハイレベルと言うべき他はない。

独居人 さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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