SACD

交響曲第1番『巨人』(花の章付)、さすらう若人の歌 アシュケナージ&シドニー響、アイケ

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
EXCL00053
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

アシュケナージ/マーラー・シリーズ第1弾! 『巨人』『花の章』『さすらう若人の歌』

大好評のアシュケナージ&シドニー交響楽団のコンポーザー・シリーズ。シーズンごとに特定の作曲家に焦点を当て、演奏会とタイアップしたセッション&ライヴ録音を行なっています。2007年のラフマニノフ、2008年のエルガー、2009年のプロコフィエフに続き、2010年2月からはマーラー・シリーズが始動!
 その第1弾として交響曲第1番『巨人』、『花の章』、『さすらう若人の歌』をリリースいたします。
 音楽の流れを大切にし、一点の曇りもなくマーラー像を描き出すアシュケナージのタクトは、まさに指揮者としての円熟の極みがなせる業だといえるでしょう。アシュケナージ自身が、「人間とは何かについて、常に考えていた」と解説するマーラー。その「深み」を今ここで聴くことが出来ます。
 さすらう若人の歌でソロを務めるのは、バリトンのマルクス・アイケ。バイロイト音楽祭、ザルツブルク音楽祭などにも登場している、ウィーン国立歌劇場の若手歌手です。
 今後、このシリーズでは交響曲全曲、『大地の歌』、いくつかの歌曲をリリースしていく予定です。音楽家として最高の状態にあるアシュケナージの音のメッセージを、ぜひ受け取ってください。(エクストン)

【収録情報】
マーラー:
・交響曲第1番ニ長調『巨人』(「花の章」付き)
・歌曲集『さすらう若人の歌』
 マルクス・アイケ(バリトン)
 シドニー交響楽団

 ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)

 録音時期:2010年2月10-13日
 録音場所:シドニー、オペラ・ハウス、コンサート・ホール
 録音方式:DSD-Recording(セッション&ライヴ)
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

内容詳細

シドニー響のクリアな響きが印象的な、晴れやかな「巨人」である。強烈な自意識丸出しのドロドロとしたアプローチとは正反対で、調和を重んじるアシュケナージらしい美意識に貫かれている。しなやかなアイケの歌唱とも相性は良好だ。デリケートな抒情性に満ちた「花の章」も美しい。(直)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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みなさまご指摘通り、アシュケナージさんも...

投稿日:2013/02/20 (水)

みなさまご指摘通り、アシュケナージさんもずいぶんとマーラーを振ってきていて、経験は豊富だと思います。ですがねぇ、チェコフィルとの演奏もなんかあんまりいい印象はないし、今回の「巨人」も正直いいと思いませんでした。最もよくない点はテンポがどこか不安定なこと。ちょっと駆けだしたり、また戻ったり、なんか落ち着かない。またオケの鳴らし方(開放の仕方)もいま一つで響きがずしっと迫ってこない感じ。各楽章の性格の描き分けも不足かなあ。といふことで、残念な出来。録音は優秀。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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アシュケナージと言う演奏家はピアニストと...

投稿日:2013/01/09 (水)

アシュケナージと言う演奏家はピアニストとしては巨匠だけど指揮者としてはぼんくらというのが大方の評価だろうと思うし自分もほぼ同感である。ただしコンセルトヘボウとのラフマニノフの交響曲全集のような超絶名演もあるので一概に斬って捨てるのもはばかられる。このマーラーの1番は彼としては場外ホームランの部類ではあるまいか。同じユダヤ系でもバーンスタインのような油ギトギトのネチッコイ演奏に辟易している僕は非常に清新な感動を受けた。アシュケナージは従来の劇場化したマーラー像にとらわれずこの曲を交響曲としてシンプルに鳴らしている。あらゆる声部をバランスよく整えて美しく鳴らす事に執心してるようだ。そこら辺が他のレビュアーの低評価につながったのかもしれないが逆に僕にとっては好ましい点である。1番はマーラーとしては習作の部類なので大仰に演奏すると綻びを感じてしまう。余白に(1番とつながりの深い)「さすらう若人の歌」を入れたのはいいカップリングだ。マルクス・アイヒェはバイロイトでも歌っているが非常に素晴らしいバリトンである。若々しい美声で明瞭な発声でマーラーを歌うのに相応しい歌手だ。将来エクストンが「子供の魔法の角笛」を録音するなら是非この歌手を使って欲しいと思う。

蟹缶 さん | 東京都 | 不明

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マーラーのディスクは出せばそれなりに売れ...

投稿日:2011/03/17 (木)

マーラーのディスクは出せばそれなりに売れるのだろう。それだけに、何十種もの「名盤」が存在する。その中にあって本盤は、そこに「新たな一枚」を加えるだけの価値があるとは、到底思えない。これまで、アシュケナージのマーラー、シドニー響のマーラーを誰が積極的に聴きたいと切望していただろうか? 本盤は完全に「招かれざる客」であり、この不況下にあって敢えて市場に投入する意図が全く判らない。これで演奏が空前の素晴らしさなら文句は言うまい。素直に「恐れ入りました」と負けを認めよう。しかし、本盤は演奏自体極めて凡庸で、無為に時間のみが流れていく。さっき本盤を市場に投入する意図が判らないと書いたが、ひょっとしてシドニー響のプロモーションのつもりなのだろうか。確かに、シドニー響の新録音は市場にはあまり出回っていない。だとしても、正確なだけがとり得のこのような淡白な演奏で、シドニー響のプライオリティが上がるとは全く思えない。オクタヴィアも、この様な事をやっている暇があるなら、もっと別のことをしていた方が良いのではないか? 他に有効な企画が無い訳ではなかろうに・・・。

MISPRISIONER さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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