CD 輸入盤

交響曲第1番、第2番、第4番、第9番、大地の歌 ワルター&ウィーン・フィル、NBC響、ニューヨーク・フィル(1938−60)(5CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MR2160
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブルーノ・ワルター/マーラー録音集(5CD)
ウィーン・フィル、NBC交響楽団、ニューヨーク・フィル


ワルターによるマーラー録音集。すべてモノラル録音です。
 第1番『巨人』は、1939年4月8日に、NBC交響楽団を指揮したライヴ録音で、古い録音ながら快速テンポによる豪快な演奏が楽しめます。
 第2番『復活』は、1948年5月15日にウィーン・フィルを指揮した有名な演奏。戦後間もない時期の大編成作品のライヴ録音という条件を考えれば健闘している音質で熱演を楽しめます。
 第4番は1955年11月6日にウィーン・フィルを指揮したライヴ録音。しなやかに躍動する見事な演奏で、第4楽章のギューデンにも華があります。
 第5番第4楽章アダージェットは、1938年1月15日にウィーン・フィルを指揮してセッション録音されたもので、当時の弦の演奏様式がよくわかる内容となっています。
 第9番は1938年1月16日のライヴ録音。ウィーンを去る一ヶ月ほど前の演奏で、当時のワルターならではの熱気にあふれた素晴らしい演奏を聴くことができます。
 『大地の歌』は、1960年4月16日にカーネギーホールで行われた演奏会のライヴ録音で、直後の4月18日と25日におこなわれたセッション録音とは歌手が二人とも異なっているのが興味深いところです。
 すべて既によく知られた演奏ではありますが、今回のMEMORIESからのセットでのリリースは価格が安く、また適切にリマスタリングがおこなわれているということなので、手軽にマーラー演奏史に接することができるという点からも注目されるところです。(HMV)

【収録情報】
マーラー:
・交響曲第1番ニ長調『巨人』(録音時期:1939年4月8日)
 NBC交響楽団

・交響曲第2番ハ短調『復活』(録音時期:1948年5月15日)
 マリア・チェボターリ(ソプラノ)
 ロゼッテ・アンダイ(アルト)
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

・交響曲第4番ト長調(録音時期:1955年11月6日)
 ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

・交響曲第5番嬰ハ短調〜第4楽章『アダージェット』(録音時期:1938年1月15日)
・交響曲第9番ニ短調(録音時期:1938年1月16日)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

・『大地の歌』(録音時期:1960年4月16日)
 モーリーン・フォレスター(アルト)
 リチャード・ルイス(テノール)
 ニューヨーク・フィルハーモニック

 ブルーノ・ワルター(指揮)

 録音方式:モノラル



こちらの商品は海外工場プレスの輸入盤のため、ご利用の再生機器によっては、稀に正しく再生されない場合がございます。
恐れ入りますが、その場合は弊社カスタマーサービスまでお問合わせいただきますようお願い致します。

総合評価

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Sony Classical(88691920102)の録音と比較...

投稿日:2014/12/31 (水)

Sony Classical(88691920102)の録音と比較してみました。 ■第一番は1939年の録音で米国に移住した年。録音時間は47分50秒でSony盤1961年(52分15秒)に比べてかなり速い。1961年が艶やかで細部まで行き届いた演奏なら、本録音は緊張感があって切れの良い演奏です。ただ不安感や焦燥と言った感情も感じてしまうのは穿ちすぎでしょうか。 ■第二番は1948年の録音。Sony盤1958年と比較すると、やはりライブの迫力があります。第一番ほど明らかな演奏の違いは無いと思います。 ■第四番は1955年の録音。Sony盤1945年の10年後の録音です。Sony盤よりもゆったり伸びやかな印象です。 ■第九番は1938年の録音でこれは米国移住の前年。録音時間は1時間10分26秒でSony盤1961年(1時間21分9秒)より切れの良い演奏ですが、ここでも不安感のようなものを感じてしまいます。 ■大地の歌は1960年の録音年でSony盤と同じ年。オーケストラは同じですが歌手は異なり本録音はモーリーン・フォレスター(アルト)とリチャード・ルイス(テノール)、Sony盤はミルドレッド・ミラー(メゾソプラノ)とエルンスト・ヘフリガー(テノール)。第6楽章の冒頭が一分ぐらい欠落しているようです。 ■概ね若いころの演奏が速く晩年の演奏がゆったりしています。なお、以上の録音時間はリッピング時のデータなのでトラック長と言った方が正確かもしれません。

northeast57 さん | 東京都 | 不明

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ワルターのマーラーをセット物で買うと、必...

投稿日:2014/08/27 (水)

ワルターのマーラーをセット物で買うと、必ず、どれかがダブってしまう。このシリーズでは2番、9番がそうだった。とくに9番は合計4組も持ってしまっている。大地は今回は初物であるが、年代を経てやや音が淋しい。ちなみに大地はかのVPOフェリアー+パツァークの盤が3組ある。2番も年代を考えればまずまずの音だろうが、これは曲を聴くより、ワルターがウイーンに戻ってきた、ということを聴く演奏と思っている。VPOも管楽器が吹きそこなったりしているが微笑ましいではないか!ワルターが帰ってきたことがVPOのメンバーも嬉しかったのではないか?アンダイのソロも良い。あと、4番はおなじみのハルバンではなく、ギューデンというのが嬉しい。1番はこれまで聴いたことのないNBCとのライブで、コロンビアSOやNYPとの演奏を聴き慣れた者にはやはり若々しいワルターだ。いずれにしてもこの内容でこの価格ならだれも文句言いますまい。

mid-massa さん | 三重県 | 不明

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Wienとの復活は最高ですね。マーラーは戦前...

投稿日:2014/01/14 (火)

Wienとの復活は最高ですね。マーラーは戦前のWienの音色がとても合います。残念なのは大地の歌に数箇所音の欠落が見られる点ですかね。

murr さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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