無機的なもののセックス・アピール イタリア現代思想2

マリオ・ペルニオーラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582703436
ISBN 10 : 4582703437
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
238p 19cm(B6)

内容詳細

人間がどこまでもモノに近づいていく「ポスト・ヒューマン」状況。そこでは、中性的‐無機的‐人工的な文化現象が支配的になるが、ベンヤミンの顰にならい、この「モノ性」の感覚論を打ち立てたのが本書。同時にそれは、哲学をセクシュアル化するとともに、快楽を脱セクシュアル化する危険な試みでもある。シリーズ第二弾。

目次 : 感覚とモノ/ 性のプラトー/ 神、動物、モノ/ デカルトと感覚するモノ/ 属するものなき衣服となる/ 模範的中毒/ カントとモノとしての配偶者/ サディズムと無機的なもののセックス・アピール/ 哲学的サイバーセックス/ カントとモノ自体が感覚すること/ マゾヒズムと無機的なもののセックス・アピール/ 衣服としての身体/ ヘーゲルと「これではないもの」としてのモノ/ フェティシズムと無機的なもののセックス・アピール/ ハードコアの響き/ ヘーゲルと「さらに」としてのモノ/ ヴァンピリズムと無機的なもののセックス・アピール/ 造形的風景/ ヘーゲルと「一挙に全体」としてのモノ/ 欲望と無機的なもののセックス・アピール/ 氾濫するインスタレーション/ ハイデガーと信頼性としてのモノ/ 分割と無機的なもののセックス・アピール/ 包含的メタエクリチュール/ ヴィトゲンシュタインと「これ」の感覚/ 快と無機的なもののセックス・アピール/ 倒錯的パフォーマンス

【著者紹介】
マリオ・ペルニオーラ : 1941年生。ローマ大学第二トル・ベルガータ教授。美学・哲学

岡田温司 : 1954年生。京都大学大学院博士課程修了。京都大学大学院教授。西洋美術史。著書に『モランディとその時代』(吉田秀和賞)、『フロイトのイタリア』(読売文学賞)など多数

鯖江秀樹 : 1977年生。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了(人間・環境学博士)。近代芸術論・イタリア文化史。立命館大学、関西大学非常勤講師。著書に『イタリア・ファシズムの芸術政治』(表象文化論学会奨励賞)など

蘆田裕史 : 1978年生。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程研究指導認定退学。服飾史・デザイン史。京都服飾文化研究財団アソシエイト・キュレーター。ファッション批評誌『fashionista』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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