ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲第7〜9番『ラズモフスキー』 ミロ・クァルテット(2CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LHM2012004
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ベートーヴェン:ラズモフスキー四重奏曲集
ミロ・クァルテット


今年、結成18年を迎えたミロ・クァルテットによる、「ベートーヴェン弦楽四重奏曲作品59全曲」が登場。前作の初期四重奏曲集 op.18から8年が経過していますが、これはなるべくベートーヴェンの作曲時に近い年齢で録音したいという彼らの考えに基づくものです。
 彼らの演奏は、近年の弦楽四重奏団に特徴的な機能的で精緻なアンサンブルを持ち合わせているのはもちろんですが、歌わせるところはたっぷりとメロディアスな面を強調。アクセントの付け方やドルチェのところでの弓の抜き方で、要所要所で効果的にピリオド風アプローチを取り入れたり、間の取り方やあるフレーズとよく似た次のフレーズとのわずかな違いを正確な音程バランスで表現するところは、聴き手に訴えかけてくる説得力をもった演奏といえます。

【ミロ・クァルテット】
1995年秋に設立し、翌年4月に第50回コールマン室内楽コンクールで第1位、続くフィショフ全国室内楽コンクールでも第1位と大賞を受賞、98年にはバンフ国際弦楽四重奏コンクールで一位及びカナダ人作曲家チャン・カ・ニン作曲の特別委嘱作品演奏賞受賞、その後2000年にもウォルター・W ・ナウンバーグ財団室内楽賞を受賞し、一躍世界の注目を集めるようになり、現在、アメリカで練れていてエキサイティングな若手クァルテットの一つといわれています。
 これまでには南北米主要都市、アムステルダムのコンセルトへボウ、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーンのコンツェルトハウス、ドレスデン音楽祭にも出演した他、今年2月には地元テキサスのラウンド・トップ音楽祭で世界的ギタリスト、エリオット・フィスクとの競演を行いました。日本には2001年にコンサート・デビュー。2001年12月の日本デビューとなった東京でのコンサートは9月11日ニューヨークの被災者家族を支えるベネフィット・コンサートとして開催されました。現在テキサス大学オースチン校のファカルティ・クァルテットに就任しています。
 2005年に作品18を披露したのに引続き、2014年2月の来日公演で作品59の演奏会が開かれ、それに先立って録音されたものです。
 クァルテットの名称はスペインの画家、ホアン・ミロに因んで名付けられ、これまでにもブリッジ・レコードからランゴーとジョージ・クラムの作品など、OXINGALE RECORDS からはあのハイモヴェッツと組んだシューベルト:弦楽五重奏曲&メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番がリリース。
  特にクラムの『ブラック・エンジェルス』が収録されたアルバムは世界的にも高い評価を受け、この作品の名盤とも言われています。
 なお、使用楽器のうち、チェロはカザルスが1930年代に使用していたもので、有名なバッハの無伴奏チェロ組曲の録音などにも使用されていたもので、ヴィオラは元ジュリアード弦楽四重奏団のラファエル・ヒリアーが弾いていたものということです。(HMV)

【収録情報】
ベートーヴェン
・弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
・弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
・弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』

 ミロ・クァルテット
  ダニエル・チン(vn)
  ウィリアム・フェドケンホイヤー(vn)
  ジョン・ラージェス(va)
  ジョシュア・ジンデル(vc)

ユーザーレビュー

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竟に出た! ベートーヴェンを完璧に弾きこ...

投稿日:2017/02/07 (火)

竟に出た! ベートーヴェンを完璧に弾きこなしすクァルテットが! 逡巡がない 誇張もない ベートーヴェンへの畏敬すらないと言える スコアに記された音楽信号をあるがままに音化仕切って終わる演奏から見えたもの それは紛れもない音楽に刻印されたベートーヴェンの魂だった 聴覚の障害に絶望し 苦悩の闘争から勝利へ突き進んで行くベートーヴェンなどどこにもいない 青春の息吹を失わず音楽の造形に工夫を加えて行く面白さに憑かれているミューズの申し子の姿だ 音楽が飛んでいる 天翔ける創造の翼は歓喜の唸りを上げて羽ばたく ミロ・クァルテットの奏でには重力の影がない ppは伸びやかで無限の表情を持つ ffは重く停滞することがない 真のダイナミズムが奏でられているからこそ自然に語りかけが生まれ わたしも自然に翔け上がり一緒に飛ぶことができる 作品18から作品59へ来た 期待は高まる ハープやセリオーソの1日も早い完成を待つ 何よりも嬉しい衷心より最高の推薦をする    

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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これこそ21世紀のベートーヴェンの弦楽四重...

投稿日:2015/10/22 (木)

これこそ21世紀のベートーヴェンの弦楽四重奏。高速ですが、聴き慣れてくるとこのビート感は、肩で風を切る革命家ベートーヴェンにふさわしいことが解ってきます。往年のカルテットばかり聴いて「ベートーヴェンの精神性」云々とおっしゃる方は、これ聴いて腰抜かしてください、ここには疾風怒濤のベートーヴェンがいます。

かくとしらじ さん | 愛知県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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