ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲全集 レイボヴィッツ&ロイヤル・フィル(5CD) 

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SC041
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

レイボヴィッツ/ベートーヴェン交響曲全集

シェーンベルクやヴェーベルンに学び、“十二音音楽の使徒”と呼ばれて活躍した指揮者で作曲家、理論家で教育者でもあったルネ・レイボヴィッツ[1913-1972]。
 レイボヴィッツといえば、自身のヴァージョンによる強烈な『禿山の一夜』がまず思い起こされますが、ベートーヴェンの交響曲全集もマニアには以前から人気の高いアイテムでした。
 演奏の特徴はなんといってもその俊足なテンポ設定(第9のアダージョが12分28秒!)と、克明な各パートがつくりあげる明晰なテクスチュアにあります。
 レイボヴィッツの演奏で聴くと、ベートーヴェンの音楽というのはなんと爽快で心地よい刺激に満ちたものなのかと改めて気づかされるわけですが、それにしてもこの楽しさは格別です。

リーダーズ・ダイジェストについて
アメリカの会員制の通信販売会社(出版社)である、リーダーズ・ダイジェスト社は、ステレオ初期に自社企画のクラシックLPも取り扱っており、数々の名盤を世に送り出したのは有名な話。
 なにやらコンサート・ホール・レーベルと似ていますが、最も異なるのはその音質。クラシックのLPを、高いステイタスを持つアイテムとして捉え、サウンド・クオリティを重視したリーダーズ・ダイジェスト社は、その制作を高音質で知られた米RCAに依頼したのです。さらに、RCAは当時、英DECCAと提携関係にあったため、この録音のように、プロデューサーがRCAのチャールズ・ゲルハルト(ガーハート)、エンジニアがDECCAのケネス・E・ウィルキンスンというような夢の組み合わせが実現できたわけですが、実際、このコンビが達成したサウンド・クオリティには素晴らしいものがありました。

ベートーヴェン
・交響曲第1番ハ長調作品21
・交響曲第2番ニ長調作品36
・交響曲第3番変ホ長調作品55『英雄』
・交響曲第4番変ロ長調作品60
・交響曲第5番ハ短調作品67『運命』
・交響曲第6番ヘ長調作品68『田園』
・交響曲第7番イ長調作品92
・交響曲第8番ヘ長調作品93
・交響曲第9番ニ短調作品125『合唱』
 インゲ・ボルク(S)
 ルート・ジーヴェルト(A)
 リチャード・ルイス(T)
 ルートヴィヒ・ヴェーバー(Bs)
 ビーチャム・コーラル・ソサエティ
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 ルネ・レイボヴィッツ(指揮)

 1961年4〜6月
 ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール(ステレオ)
 プロデューサー:チャールズ・ゲルハルト(ガーハート)(RCA)
 エンジニア:ケネス・E・ウィルキンスン(DECCA)

総合評価

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持っていないのに★5つ? 実は、何を隠そ...

投稿日:2013/03/14 (木)

持っていないのに★5つ? 実は、何を隠そう、いまから40年近く前、ご近所さんのフリマがあり、そこでRD盤が500円で売られていた。もちろん、アナログレコード。すかさず買ったものの、当時の私のプレーヤーでは、EMIのクリュイタンスの方がはるかに音がよくて、すぐに聞くのをやめてしまった。覚えているのは、とてもとてもデッドな音だったこと、説明書にあるオケのプレーヤーの写真が逆版だったこと、くらいかな。でも「はげ山の一夜」の超名演もあるし、レイボヴィッツの名前だけはずーっと忘れたことはなかった。早速いまから注文しよう。

Salomon さん | 広島県 | 不明

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大変見事な名演奏揃いの全集ではないだろう...

投稿日:2012/04/15 (日)

大変見事な名演奏揃いの全集ではないだろうか。いい録音であることは言うまででもなく、痛快な表現や快速のテンポも良識のある範囲なので、こんな面白いベートーヴェンがあったのだろうかと思った。そして、どの演奏が良かったか?これは大変難しい。全てが名演と呼ばなくてはならないくらい品質の高い演奏だからである。まだ耳にしていない皆様は是非おすすめです。

hijidon さん | 宮城県 | 不明

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御大ウィルキンソンによるベートーヴェン全...

投稿日:2010/07/13 (火)

御大ウィルキンソンによるベートーヴェン全集は他にショルティ+シカゴの旧盤があるのみだが、後者は3つの異なるホールでの収録につき残念ながら音場の統一感に欠け、全集としてのまとまりは本盤に軍配があがる。61年という年代と、キングズウェイではなくウォルサムストゥホールという音響上のハンディはあるが、ここはさすがに御大。触れるだけで手が切れるような鮮烈なサウンドとホールごと切り取ってきたかのような広大なサウンドステージは並みのデジタル録音を遥かに凌駕する出来だ。チェスキーによるリマスターはオリジナルサウンドに忠実なもので好ましいが、惜しむらくはテープの経年劣化によるドロップアウトが散見される。肝心の演奏は伝統的な管補強と、快速かつひとひねりあるテンポ設定がユニークで聴く者を飽きさせないが、繰り返し鑑賞に堪えるタイプではない。

meji さん | 神奈川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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