ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD 輸入盤

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番、モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番、ヴェーベルン:5つの楽章、6つのバガテル ハーゲン四重奏団

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MYR006
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ハーゲン四重奏団結成30周年記念アルバム
ベートーヴェン、モーツァルト、ヴェーベルン


長年に渡り室内楽の世界の中枢で注目を集めてきたオーストリアの弦楽四重奏団、ハーゲン四重奏団は、ドイツ・グラモフォンで45枚に及ぶアルバムを制作してきました。
 しかし、2011年、結成30周年を記念して、彼らが新たにパートナーに選んだのは個性派エンジニアでもあるシュテファン・カーエンが設立したドイツの小さなレーベル、ミリオス(MYRIOS)です。
 膨大な演奏経験を積み重ね、練り上げられた合奏がもたらす繊細かつ大胆な音楽表現が持ち味でもあるハーゲン四重奏団の魅力をフルに味わうには、優秀な録音技術が欠かせませんが、ミリオス・レーベルならばそれが可能と考えた結果としての、リリースのスタートなのかもしれません。
 第1弾となるアルバムに選ばれた曲目は、どれもハーゲン四重奏団が得意とするウィーンゆかりのレパートリーです。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第8番『ラズモフスキー第2番』は、彼らの力強いアンサンブルと壮大な構築力を生かせる大傑作。続くモーツァルトの第16番変ホ長調K.428は、陰影豊かな書法が深い味わいを醸し出す名曲で、雄弁な第1ヴァイオリンが活躍する性格はハーゲン四重奏団のキャラクターとも一致しています。最後は栄光のウィーンの末裔でもあるヴェーベルンの作品。前衛的なスタイルの作品からも十分に美しく勢いのある音楽を引き出す彼らの実力はコンサートでも証明済みですが、ここでの録音も見事なものです。(HMV)

【収録情報】
・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
・モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番変ホ長調 K.428(K421b)
・ヴェーベルン:弦楽四重奏のための5つの楽章 Op.5
・ヴェーベルン:弦楽四重奏のための6つのバガテル Op.9

 ハーゲン四重奏団
  ルーカス・ハーゲン(第1ヴァイオリン)
  ライナー・シュミット(第2ヴァイオリン)
  ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)
  クレメンス・ハーゲン(チェロ)

 録音時期:2010年5月&7月
 録音場所:ベルリン、ジーメンス・ヴィラ
 録音方式:デジタル(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

総合評価

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5.0

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 DG時代のベートーヴェンやモーツァルト...

投稿日:2018/09/15 (土)

 DG時代のベートーヴェンやモーツァルトなどもフレッシュでそれぞれの楽器からの豊富な発言量が特色だったが、移籍してからの録音はそこからさらに自然な流れと含蓄が加わった内容になっていると思う。   ドイツ・オーストリア(ウィーン)文化圏の音楽伝統と重みを俯瞰するかのような曲目が嬉しい。他のレビュワーの言にもあるがモーツァルトがここまで彫り込みが深いところは好みが分かれそうだが、ベートーヴェンとウェーベルンとのカップリングであればむしろこちらの方が「らしく」聴こえるのではないだろうか。   ウェーベルンの2曲は特に圧巻。ごく自然に、内発的に音楽が形成されていながら、切れ込みが鋭く、美感も損ねていない。ウェーベルンが苦手な方にも納得させることができる自由さがここにはある。ハーゲンSQにとって3人の作曲家はどれも「自分たちの言葉」で語れる作品なのだろう。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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改めてのよほど難しい選曲に、以前より上回...

投稿日:2011/12/13 (火)

改めてのよほど難しい選曲に、以前より上回る演奏の進んだ洗練が答えている。現代を感じつつも、確かにベートーヴェンとモーツアルトであるところがいいと思います。録音も良くとらえていてSACDの必然むべなるかなと。思うに1950年以降の名盤はすべてSACD化しないと思わずまたレコードをひっぱり出したくなります。CDのオトがどんどんと良くなくなっているのではないかと思います。

レオブルー さん | 東京都 | 不明

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聴く前は「なぜこのような選曲なんだろう」...

投稿日:2011/09/13 (火)

聴く前は「なぜこのような選曲なんだろう」と少し疑問に思っていましたが、鑑賞後は「これは素晴らしい出来栄えだ」と興奮すら覚えました。『ラズモフスキー第2番』とウェーベルンが隙のない造形とシャープなアンサンブル(それに加えて音の美しさ)が一体となった演奏なのは予想通りでしたが、私にとってこのSACD最大のポイントはモーツァルトです。『第16番』がまるで後期のベートーヴェンのような深遠な作品だったとは。それは悲しいとか嬉しいとかいった次元ではなく、精神の最深部を覗き込むような幽玄な境地を感じさせてくれました。他の方も指摘している通り録音の素晴らしさも相俟って、75分ほどの時間があっという間に過ぎてしまいました。

好事家 さん | 千葉県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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