ベルリオーズ(1803-1869)

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SACD 輸入盤

幻想交響曲、序曲『リア王』 ヤノフスキ&ピッツバーグ交響楽団

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PTC5186338
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
SACD
その他
:
輸入盤

商品説明

ベルリオーズ:幻想交響曲、リア王
ヤノフスキ&ピッツバーグ交響楽団


コンサート・ファンにはホットな情感を湛えた演奏で人気の高いドイツの指揮者、ヤノフスキによるベルリオーズ・プログラムのライヴ録音が、ハイブリッド・タイプのSACDで登場します。

【幻想交響曲とリア王】
ベルリオーズ若き日の大傑作『幻想交響曲』と、その翌年に作曲された序曲『リア王』という興味深いプログラム。『リア王』はあまり演奏されませんが、劇的な要素と作品の内容にふさわしいダークな雰囲気はなかなかの聴きものです。

【最新DSDレコーディング】
今回のアルバムは、2009年の10月と11月に、ピッツバーグのヘインズ・ホールでおこなわれた演奏会をライヴ録音したもので、収録に当たっては、最新のDSD方式による機材が使用され、きちんとオリジナルな形でのマルチチャンネル収録がおこなわれているのも大きなポイントです。
 SACDの仕様も、3つの音声を収録したマルチチャンネル対応ハイブリッド・タイプなので、通常のCDとSACDステレオ音声では解像度の高い2チャンネル・ステレオ・サウンドを、SACDサラウンド音声では、雰囲気豊かなマルチチャンネル・サウンドを楽しむことができます。

【ピッツバーグ響】
ピッツバーグ交響楽団は、1895年創立の歴史あるオーケストラで、草創期にはエルガーやリヒャルト・シュトラウスも指揮台に立っていたほどの名門。しかし財政難ゆえに解散を余儀なくされ、ようやく活動再開したときもリハーサルは無報酬という状態でしたが、やがて、1937年にオーケストラ組織を刷新した際には、クレンペラーが指揮者として招かれ、彼によってじっくり鍛え上げられたピッツバーグ交響楽団は、実力を一気に高めて国際的なオーケストラとして認知されるようになります。
 その後、ライナー、スタインバーグ、マゼール、ヤンソンスと高度な演奏水準を維持継続し、現在のホーネックにまで至っています。

【オットー・クレンペラー・ゲスト・コンダクター・チェア】
ヤノフスキは、ヤンソンスが音楽監督を辞した際に、アンドルー・デイヴィス、ヤン・パスカル・トルトゥリエと共に「アーティスティック・リーダーシップ・チーム」のメンバーとしてオーケストラを支え、ホーネック着任後の現在も「オットー・クレンペラー・ゲスト・コンダクター・チェア」という名誉あるポジションで活躍しています。

【ヤノフスキとピッツバーグ響】
そうしたヤノフスキとピッツバーグ交響楽団の相性の良さを示すのが、ペンタトーンからリリースされている『アルプス交響曲』とブラームスの交響曲全曲録音です。特に『アルプス交響曲』では、大編成の凝ったオーケストレーションを雄弁に鳴らし切ったサウンドが、さすが近現代物に強いヤノフスキと高機能なピッツバーグ交響楽団の組み合わせと思わせたものでした。

【ペンタトーン・サウンド】
オーディオ・マニア御用達レーベルとしても知られる「ペンタトーン」は、明晰をきわめた情報量の多いサウンドに特徴があり、『アルプス交響曲』の素晴らしさにも、その音質が大きく寄与しています。
 今回登場するベルリオーズの2作品も、オーケストレーションの雄弁さという意味ではやはり凄いものがありますし、それが強烈な内容に直結しているという意味では、『アルプス交響曲』をしのぐ面もあるので、演奏同様、録音技術にも大いに期待が高まるところです。

【ヤノフスキ・プロフィール】
コンサート・ファンにはホットな情感を湛えた演奏で人気の高いドイツの指揮者、ヤノフスキ(ヤノウスキー)は、1939年2月18日にワルシャワで生まれますが、ほどなく第二次世界大戦が勃発したため、すぐに母親の両親の住むドイツのヴッパータールに移住し、ドイツで暮らすこととなります。最初数学を専攻したヤノフスキですが、やがて音楽の道に進むことを決意、ケルン音楽大学に進んで指揮を学び、さらにウィーンやシエナでも研鑽を積みます。
 そうした事情もあってか、ヤノフスキのCDには独墺系レパートリーが多いようですが、レパートリーそのものは、オペラとコンサートの両面で近現代音楽やフランス物までカバーしていてかなり広く、ヤノフスキの多彩な才能が十分に窺えるものとなっています。  その緻密な仕上げと隙の無い解釈は、地元ドイツでもファンの心を着実に掴んでおり、激戦区ベルリンにあって、手兵ベルリン放送響の聴衆動員率アップに大いに貢献し、2011年まで契約が延長されるという栄誉にも浴しています。
 ヤノフスキは ドイツ育ちの指揮者という割にはフランス音楽が得意で、よくとりあげもしますが、それには1984年から20年近くに渡って深く関わったフランス国立放送フィルでの仕事の影響もあるのでしょう。この頃の実績により、ヤノフスキはメシアンの権威として高く評価されてもいました。
 一方でヤノフスキはドイツの歌劇場叩き上げタイプのオペラ統率ができる人物でもあり、シュターツカペレ・ドレスデンを指揮した『指環』では、歌手の持ち味と美しいオーケストラ・サウンドを堪能させつつ、引き締まったドラマ展開を創出していたものです。

【収録情報】
ベルリオーズ:
・幻想交響曲op.14
・序曲『リア王』op.4
 ピッツバーグ交響楽団
 マレク・ヤノフスキ(指揮)

 録音時期:2009年10月30,31日、11月1日
 録音場所:ピッツバーグ、ヘインズ・ホール
 録音方式:DSDレコーディング(ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

ユーザーレビュー

総合評価

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ゆったりしたテンポによる耽美的で美しい演...

投稿日:2017/08/26 (土)

ゆったりしたテンポによる耽美的で美しい演奏である。どうでもいい演奏ではないだろう。前半部の弦の美しさはこの曲の録音の中でも屈指のものだ。ただ、4、5楽章もゆったりとしてしまっている。テンポもそこまで上がらないし、キレもない。終始一貫しているといえば聞こえはいいがこれでは抑揚がない。前半部と後半部でもっと露骨にメリハリをつけてもよかったよう思う。終始丁寧な演奏なので少し残念。

ぴんちょん さん | 東京都 | 不明

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 演奏は二の次ではなく、立派なものである...

投稿日:2012/01/05 (木)

 演奏は二の次ではなく、立派なものである。オケのコントロールが素晴らしく特に最終楽章の盛り上がりと迫力は圧倒的。SACDによる録音はもちろん第一級である。ヤノフスキーは編成の大きな曲で真価を発揮する指揮者であると思う。すみずみまで気持ちの行き届いた素晴らしい演奏と言える。

C.G.A さん | 愛知県 | 不明

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音は凄い!スカッとします。演奏は二の次で...

投稿日:2011/04/14 (木)

音は凄い!スカッとします。演奏は二の次で良い人はどうぞ。

はーさん さん | 愛知県 | 不明

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  • 作成者:taka2002eさん