CD 輸入盤

『メサイア』全曲 ジョン・エリオット・ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団(2CD)

ヘンデル(1685-1759)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4342972
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ガーディナー / 『メサイア』全曲 

1982年デジタル録音。ガーディナーの名を一気に高めた名盤中の名盤で、その斬新かつ清冽なサウンドによって、オリジナル楽器・時代考証の普及に大きく貢献したことでも知られています。
 ガーディナーの躍動感溢れる指揮によって、完璧に統率されたソリスト、合唱団、オーケストラが、見事に溶け合って斬新な響きを生み出した大変美しい名演です。
 この演奏は晩年を迎えていたヘンデルの存命中に、ロンドンで上演された『メサイア』の演奏形態にほぼ一致するという独自の版が使用されており、この作品本来の姿にさらに近づいた画期的な録音と言えるものです。ガーディナー自身は「現存する資料を丹念に調べ、各曲ごとにもっとも適切かつ効果的と思われるものを選んだ」と述べていますが、例えば独唱者も、一般的な演奏よりも多い6名を起用、キリストの誕生を告げるレチタティーヴォには特にボーイ・ソプラノを配するなど、慣習に捕われないアプローチが随所で新鮮な感銘を与えてくれます。
 名手クリスティアン・スティール・パーキンスの見事なトランペット・ソロを筆頭に、軽快かつ俊敏なオーケストラの巧さ、精緻で透明なコーラスの素晴らしさには、なんど聴いても惚れ惚れとさせられます。録音が優秀なことも大きなポイントと言えます。


・ヘンデル:オラトリオ『メサイア』全曲

 マーガレット・マーシャル(S)
 キャサリン・ロビン(A)
 チャールズ・ブレット(C-T)
 アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T)
 ロバート・ヘイル(B)
 ソウル・カーク(B-S)

 モンテヴェルディ合唱団
 イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
 ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)

 録音:1982年11月11-20日 ロンドン、セント・ジョーンズ・チャーチ[デジタル]

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
8
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
2
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
非の打ち所がない完璧な演奏です。当然モダ...

投稿日:2016/10/15 (土)

非の打ち所がない完璧な演奏です。当然モダンな編成ではないので重厚ではありませんが、演奏家達はもとよりそんなことは気にもしていないでしょう。アルトパートに男性がいるため明らかに太めの声質が聴き取れますが(笑)、メサイアにおいてアルトパートはその重要さとは裏腹に聴こえにくいパートですから、4声のバランスを考えた策なのでしょう、この録音では全てのパートが明確に聴こえてきて成功しているように思います。非常に音楽的な、語りだすと止まらなくなるほど魅力的な演奏です。

ロールパン さん | 不明 | 不明

1
★
★
★
★
★
合奏も合唱も乱れがなく音の澄んだ完璧とい...

投稿日:2012/02/25 (土)

合奏も合唱も乱れがなく音の澄んだ完璧といっていいアンサンブルである。そのため、演奏者の意思が確固たるものとして聴く者に強い説得力を与えている。 音楽は宗教心だけがあっても形にならない。その曲を愛しているか否かがその出発点であると思う。心は音楽を表現するすべての技術の中に存在するのである。私はこの吟醸酒のように磨きこんだ演奏に演奏者のこの曲に対する真摯な愛を感じる。そしてそれは宗教心にもつながっていると感じるのである。

herva さん | 京都府 | 不明

1
★
★
★
★
★
ガーディナーの「軽い」音楽を、「重い」表...

投稿日:2011/10/30 (日)

ガーディナーの「軽い」音楽を、「重い」表現をする演奏と比較する人がいるが、よく理解できない。ガーディナーは「軽い」のが天性となっていて、それが良くも悪くも彼の音楽になっている。「軽い」ことが、音楽の思いがけない側面を見せてくれることもある。そして、それが聴く者の救いになることもある。このメサイアはその典型だろう。

源之助 さん | 東京都 | 不明

1

ヘンデル(1685-1759)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド