CD 輸入盤

交響曲第6番 ハイティンク&シュターツカペレ・ドレスデン

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH07011
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

ブルックナー:交響曲第6番
ハイティンク&シュターツカペレ・ドレスデン


2007年よりシカゴ交響楽団の首席指揮者就任が決まっているハイティンクですが、今回は手兵シュターツカペレ・ドレスデンとの2003年のライヴ録音が登場。曲目はブルックナーの交響曲第6番というブルックナー好きにはたまらない作品です。
 ジュゼッペ・シノーポリの急逝、大洪水による浸水被害と不幸が続いていたシュターツカペレ・ドレスデンは、2002年にベルナルド・ハイティンクを首席指揮者に迎えましたが、2007年にはハイティンクに替わってファビオ・ルイージがその任につきます。
 今回登場するアルバムは、そのハイティンクの首席指揮者就任の翌年におこなわれたコンサートをライヴ収録したものです。
 オーケストラの魅力を引き出すことにかけては天才的な手腕を発揮するハイティンクと名門オーケストラのコンビによる演奏だけに、その成果は実に見事なもので、重厚でありながらも気品あふれるその独特なサウンドを心ゆくまで堪能することが可能です。
 ハイティンクはブルックナー全集録音の初期、1970年にこの作品をコンセルトヘボウ管とセッション録音していますが、30年以上の時間経過もあり、演奏のクオリティには大きな差があります。基本的なテンポ配分はそれほど変わっていないのですが、全体が約3分遅くなったことにより細部情報が拡大、しかもオーケストラが細部表現の達人集団とも言うべきシュターツカペレ・ドレスデンということもあり完成度にはかなりの違いがあります。いったいどうすればこんな音が出せるのかというほどニュアンスいっぱいのオーボエ・ソロが紡ぎ出す哀感がたまらないアダージョ。しなやかで潤いいっぱいの弦の美しさや、分厚いブラスの音。ここを聴いただけでも、これをハイティンク&ドレスデンの最上の仕事に数えることに何のためらいもありません。
 Profilレーベル主宰者ギュンター・ヘンスラー氏がアーカイヴのテープを聴きリリースを即決したというのも頷ける内容です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第6番イ長調(ハース版)
 シュターツカペレ・ドレスデン
 ベルナルト・ハイティンク(指揮)

 録音時期:2003年11月3日(ライヴ)
 録音場所:ドレスデン、ゼンパーオーパー

収録曲   

  • 01. Symphony no 6 in A major, WAB 106
  • 02. Symphony no 6 in A major, WAB 106
  • 03. Symphony no 6 in A major, WAB 106
  • 04. Symphony no 6 in A major, WAB 106

総合評価

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こちら大変すばらしい出来栄え。大いに堪能...

投稿日:2014/03/01 (土)

こちら大変すばらしい出来栄え。大いに堪能しました。大規模な曲を開放的に演奏するとなるとどうにもうまくいかないハイティンクさんですが、ブルックナーの中でもやや小ぶりなこの曲には見事な適応で、立派な完成度です。この曲、要は過度に力瘤が入るとなんだか下品になっちゃうのですが、そこをよくハイティンクさんは心得ていて、迫力はありますがきちんと限度をわきまえており、一方の落ち着いた抒情はしみじみとまたみずみずしく美しく表現されました。特筆すべきはDSKの美しさ!落ち着いた実にいいサウンドで魅力たっぷり。録音も優秀でして、レンジは広く、バランスも最上、鮮度も保たれて何の不満もなし。これは傑作。すばらしい。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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これ、棚でずっと眠っていました。ハイティ...

投稿日:2013/01/06 (日)

これ、棚でずっと眠っていました。ハイティンク&SKDでブルックナーとくれば、聴く前からどんな演奏かだいたい想像はついてしまう。今まで何度もジャケットを見ていたはずなのに、私としてはもう聴いたつもりでいたのでしょう。実際聴いてみて、予想どおりでした。立派な演奏。お気に入りのボンガルツ盤に勝るとも劣らない演奏でした。ハイティンクはいつも予想を裏切らない。もっとびっくりさせてくれてもよいのに、と思いながらも、そこがまたハイティンクたる所以なのですね。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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それにしても、シュターツカペレ・ドレスデ...

投稿日:2012/04/05 (木)

それにしても、シュターツカペレ・ドレスデンは、こんなにいい演奏が出来る、オーケストラにフィットするハイティンクを止めて、ルイジなんか選んじゃたのだろう。ほら、やっぱり、またも、ケンカ別れしちゃったじゃない。そりゃ、異質、若い血は必要だけれど。この世界も、音楽の裏には、魑魅魍魎がある様で・・。あんまり、首席とか、常任とか呼ばれる指揮者と長く付き合えない伝統のオーケストラ、ティーレマンとは、一時代築けるでしょうか。そうなって欲しい様な、上手くいかない様な・・。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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