SACD

交響曲第4・5・7・8・9番 ヴァント&BPO(DVD付き)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCC34123
組み枚数
:
7
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
DVD付き, ライブ盤, ハイブリッド

商品説明

ギュンター・ヴァント&ベルリン・フィル・
ブルックナー:交響曲選集 1996‐2001
日本独自企画・初回限定生産[SACD6枚+DVD1枚]
BMGファンハウス&エソテリック共同企画

ヴァント最大の遺産、ついにSACDハイブリッドで登場。究極の名演を究極のサウンドで堪能できる贅沢、ここに極まる。
 文字通り最後の巨匠であったギュンター・ヴァント(1914−2002)最晩年の名声を決定付けた、1996年から2001年にかけて録音されたベルリン・フィルとの名盤、ブルックナーの交響曲集(第4番・第5番・第7番・第8番・第9番)をSACDハイブリッドとしてセット化。これらは長命だったヴァントの長い録音歴の中でも、演奏・録音のクオリティ双方が最も高いもので、発売以来累計15万枚以上のベストセラーとなっているほか、交響曲第4番は1998年度レコード・アカデミー大賞を、第9番は1999年のレコード・アカデミー賞(交響曲部門)を受賞している。
 実際にこれらのライヴ収録を担当したベルリンのエンジニアで、その音作りに生前のヴァント自身も厚い信頼を寄せていたクリスティアン・フェルトゲン氏が自らオリジナル・マルチ・マスターから自らマルチ・チャンネル用にリミックス[交響曲第5番のみマルチ・チャンネルなし]し、それを東京のソニー・マスタリング・スタジオで綿密にDSDマスタリング。ベルリンのフィルハーモニーで繰り広げられた究極のブルックナー演奏が、これまでにない生々しさと立体感で再現される。
 2チャンネルおよびCD層部分も、オリジナルの2チャンネル・マスターから今回新たにマスタリングしており、既発売のCD(16ビット)を上回るクオリティを実現。
 オリジナル・マスターからのミキシングおよびDSD化の全ての工程において、ティアック・エソテリック社開発の超高精度ルビジウム・クロック・ジェネレイター(G-0S)と最高級オーディオ・ケーブルを使用。オリジナル・マスターに刻み込まれた音楽情報の全てをそのまま再現するとともに、コンサートホールの空気感までも醸し出すリアルで繊細なサウンド・クオリティを実現。SACDは定評ある日本のソニー・プレス。
 またDVD(DISC-7)には、ヴァントについてのドキュメンタリーと、ヴァントにとっての生涯最後となったヴォルフガング・ザイフェルトとの80分にわたるロング・インタビューを収録。これは現在輸入盤のLegandary Visionsで発売されているものであるが、輸入盤字幕の内容不備を一新して収録する。
 別冊解説書には、ギュンター・ヴァント・ディスコグラフィ、ベルリン・フィルとの全演奏記録、ヴァント年表などを掲載し、このヴァントの足跡を辿る上での資料的な価値の高い内容になる予定。(BMG)

[収録曲]
DISC-1〜6=SACDハイブリッド
アントン・ブルックナー
1.交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」[1878/80年稿](68:40)
2.交響曲第5番変ロ長調[原典版](76:52)
3.交響曲第7番ホ長調[原典版(ハース版)](66:38)
4.交響曲第8番ハ短調[1890年第2稿(ハース版)](89:07)
5.交響曲第9番ニ短調[原典版](61:59)
[演奏]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ギュンター・ヴァント
[録音]
1996年1月12日〜14日(第5番)、1998年9月18日&20日(第9番)、1998年1月30日、31日&2月1日(第4番)、1999年11月19日〜21日(第7番)、2001年1月19日〜22日(第8番)、ベルリン、フィルハーモニーでのライヴ・レコーディング
[プロデューサー]ゲラルド・ゲッツェ
[エンジニアおよびマルチ・チャンネル・リミックス]クリスティアン・フェルトゲン(ベルリン、シャローラン・スタジオ)

DISC 7=DVD VIDEO 収録時間約105分
@ギュンター・ヴァントの生涯
 ドイツZDF放送制作のドキュメンタリー、約25分
[出演]
ギュンター・ヴァント
ヴォルフガング・ザイフェルト(音楽評論家、ヴァント評伝執筆者)
ライマー・ノイナー
ハンス・ルートヴィヒ・ハウク(以上ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団メンバー)
ケント・ナガノ(ベルリン・ドイツ交響楽団首席指揮者)、他

[演奏映像(全て抜粋)]
・シューベルト:交響曲第9番〜第1楽章
 ベルリン・ドイツ交響楽団
 1993年、ベルリン、フィルハーモニー
・B.A.ツィンマーマン:1楽章の交響曲
 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
・ブルックナー:交響曲第6番〜第2楽章・第3楽章[リハーサル]
 北ドイツ放送交響楽団
 1996年?、ハンブルク、ムジークハレ
・ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」[1945年版]〜カシチェイの踊り
 北ドイツ放送交響楽団
 1984年、キール
・ブラームス:交響曲第1番〜第2楽章
 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
 1959年、ケルン
・ブラームス:交響曲第2番〜第1楽章
 北ドイツ放送交響楽団
 1984年、キール

A音楽に身を捧げて〜ギュンター・ヴァント・ラスト・インタビュー
 2001年11月30日、スイス、ウルミッツのヴァント自宅にて収録
 インタビュアー:ヴォルフガング・ザイフェルト、約80分

[SACD Hybrid] 
交響曲第4番・第7番〜第9番:@SACDマルチ(5.1チャンネル) ASACDステレオ BCD層:DDD
交響曲第5番:@SACDステレオ @CD層:DDD

[DVD]
片面2層ディスク
COLOR(モノクロ映像含む)/MPEG-2/NTSC
収録時間: 約105分/画面サイズ: 4:3/リージョン・コード:ALL(日本市場向)/音声:ステレオAC3
字幕:日本語

内容詳細

ドイツ音楽の奥義をきわめた熟達の指揮で我々に忘れ得ぬ感動を与え、90歳の天寿を全うして世を去ったドイツの名指揮者ギュンター・ヴァント。最晩年にベルリン・フィルと残した畢生のブルックナーがSA-CDとして集大成された。第5番以外は24トラックのオリジナル録音から5.1マルチチャンネルにもミキシングされ、ホールの残響が見事に再現されている。楽譜の隅々まで行き届いた緻密な表現の積み重ねから滔々と流れる音楽を構成したヴァントの至芸。純美な音質とゆとりある音空間でこれを聴く歓びは何ものにも代え難い。★(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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重量感はあるが重苦しくない。私にはブルッ...

投稿日:2022/08/15 (月)

重量感はあるが重苦しくない。私にはブルックナーの演奏の中でも最も気に入ったものの一つである。オケがベルリンフィルだから,特に弦がいい。厚くて澄み切っていて力感がある,ヴァントのテンポもすごくいいというか,テンポを動かしているのか,インテンポなのかわからないくらい自然体。実は9番だけは持っていてお気に入りの一枚であったが,他もすごくいい。私は,ブルックナーは2番とか6番とかが好きだが,ヴァントはこの辺には目もくれずに,このシリーズはいわゆる大作・名作中心である。でも,今回のこの演奏で作品の良さを実感した。特に,5番は私にはケンペ。ミュンヘンPO 以外には,ピンとくる演奏がなかったが,これはそれよりも素晴らしい。7番は厚いハーモニーに歌があふれ,8番は一歩一歩踏みしめる音の構築物,2曲ともその性格が余すところなく表現されている。4番はエンターテインメント的な要素が強い作品だと思うが,ヴァントのようにきちんと力強く演奏すると品格を感じる。9番は素晴らしいベルリンフィルの音で澄み切った境地が楽しめる。今回は作品ほぼ一気に聞き通してしまうほど,素晴らしい演奏だった。後悔していることはただ一つ。もっと早く買えばよかった。

シロクン さん | 新潟県 | 不明

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妥当な演奏です。聴かせどころを十分に心得...

投稿日:2020/03/25 (水)

妥当な演奏です。聴かせどころを十分に心得て聴いている間は満足させてくれます。 録音のライブながら満足ができるホールトーンの美しいものでした。 「それでもベーム、カラヤン、アバドとどこが違うの?」と友人に聴かれたら小生は返答できませんでした。素人の小生でもオケを動かす能力はカラヤン、アバドの方が上だと分かります。 最近は、ほとんどファンの声を聴かなくなってしまったヴァントです。 あの一部の方々に神格化された称賛の嵐はどこに行ってしまったのでしょうか。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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このコンピレーションでは4番、5番、7番...

投稿日:2015/09/18 (金)

このコンピレーションでは4番、5番、7番、8番、そして最後の交響曲9番と作曲者の代表作が全部収められています。  名人ヴァントによるブルックナーはもはや入神の域に達しているからそれが何番であろうが変な話だが安心して聴いていられます。  しかも演奏はベルリンフィルなので、もはや言うことなしのはずなのですが、どことなくよそよそしい感じがする。その点実力では劣るはずのケルンや北ドイツ放送交響楽団と演奏した同じ曲のほうが遥かにいきいきした感興が湧きおこってくるのは、彼が長年にわたって手塩にかけた「手兵」であったからでしょうか。

あまでうす さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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