SACD 輸入盤

交響曲第9番 ルイージ&シュターツカペレ・ドレスデン

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697299642
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ブルックナー交響曲第9番
ルイージ&シュターツカペレ・ドレスデン

2007年8月、歴史と伝統を誇るドレスデン国立歌劇場(ゼンパー・オーパー)の音楽総監督就任と同時にシュターツカペレ・ドレスデンの音楽監督(カペルマイスター)も兼任することとなった実力派イタリア人指揮者ファビオ・ルイージ。
 本業のオペラのほか、後期ロマン派作品や近代作品も得意とするルイージと、独墺系音楽の演奏に関して豊富な経験を持つシュターツカペレ・ドレスデンの組み合わせは、願っても無いもの。素晴らしいオーケストラ・サウンドが期待されます。
 このオーケストラのブルックナー9番の録音には、ヨッフムの指揮したEMI盤(1978)とシノーポリの指揮したDG盤(1997 廃盤)があり、どちらも個性豊かな演奏として評価の高いものでした。
 一方、ルイージのブルックナーといえば、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団を指揮した交響曲第7番のORF盤(1998)があり、70分以上もかけたじっくり型の美しいアプローチによってマニアに注目されていました。
 今回もそうしたアプローチがおこなわれるのであれば、オーケストラがオーケストラだけに、第7番をしのぐ素晴らしい成果が達成されるのではないかと期待されます。

ブルックナー交響曲第9番ニ短調 WAB109
 シュターツカペレ・ドレスデン
 ファビオ・ルイージ(指揮)

 録音時期:2007年5月6日&8日(デジタル)
 録音場所:ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

 SACD Hybrid
 CD 2.0 ch./ SACD 2.0 ch./ SACD Multichannel

収録曲   

  • 01. ブルックナー交響曲第9番 第1楽章: Feierlich, Misterioso
  • 02. 第2楽章: Scherzo(Bewegt, Lebhaft)
  • 03. 第3楽章: Adagio(Langsam, Feierlich)

総合評価

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これは驚異的な名演。ちょっとした間合いと...

投稿日:2016/05/13 (金)

これは驚異的な名演。ちょっとした間合いと、各楽器の響きがなんともいえない。伝説的巨匠に匹敵する演奏が21世紀にも可能だと示してくれた稀有な例。イタリアで育ちドイツ語圏で修行した人はブルックナーにむいているのだろうか。別のサイトで見た「涙が出た」というコメントは、決して大袈裟ではないとおもう。ルイージは日本ではまだあまり有名ではないが、シュターツカペレ・ドレスデンを辞めたあと、現在はもっぱらチューリヒ歌劇場とメトロポリタン歌劇場で活躍している。それにしても、ドレスデンはドイツ人の芸術監督が欲しかったのだろうが、大失敗をしたというしかない。

くまたろ さん | 東京都 | 不明

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CD盤のほうは今叩き売り状態だが、プレイヤ...

投稿日:2012/09/19 (水)

CD盤のほうは今叩き売り状態だが、プレイヤーのある方は是非SACDを。SKDの、まろやかで代えがたい音色がSONYらしいDSDのソフトなフォーカスで収録されていて、これだけでも聴きものです。さて、すでにこの歌劇場とは喧嘩別れしてPMFやMET、ウィーン響で活動しているルイージ、コンサート指揮では激情的な演奏をしてくれる中堅どころ。このブルックナーもかなり熱い血の通った演奏で、「白鳥の歌」というイメージに真っ向から反抗しているかのよう。また曲の全体構造を捉えて適宜アゴーギグを加えており、伸縮自在、また楽想の接続は歌劇場たたきあげらしく見事。全体的に、ワーグナーやマーラーに近い仕上がり。ティンパニと金管が強奏気味で鋭く、ここらへんは同郷のシャイーを彷彿とさせ、個人的な好みではちょっと疑問かな。録音の特性上CDだと特にうわずってきつく聞こえるかもしれません。ハイティンクの予見どおり(彼も喧嘩別れだが)長続きしなかったコンビですが下記のレビュアーさんに概ね同意で、勿体無い。すでに揺るぎない地位と人気を築いており、経営も出来るティーレマン(しかもドイツ人)が喉から手が出るほどほしかったのはわかりますが、シノーポリ急逝以降ここは指揮者との関係が危なっかしくて心配になります。しばらくは安泰でしょうが。

ダルマ人間 さん | 茨城県 | 不明

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ルイージと別れてティーレマンを取ったSK...

投稿日:2012/08/26 (日)

ルイージと別れてティーレマンを取ったSKDの選択は、興行的には成功だったとしても、長い目で見て失敗だったと気付く日が来るのではないか。ルイージの9番とティーレマンの8番を聴いてそう思いました。特に第3楽章はきめ細やかな名演です。

パパはマエストロ さん | 青森県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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