CD 輸入盤

交響曲第7番 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4790320
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

息をのむバレンボイム渾身のブルックナー・ライヴ!
「時の移ろいの中で、ゴシック建築の大聖堂が蘇るのを見るような名演」 Frankfurter Allgemeine Zeitung

内面に迫るドラマティックな解釈で聴衆を圧倒したバレンボイム&ベルリン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ベルリン)によるブルックナー:交響曲第7番。終演後13分間も拍手が鳴りやまなかったという熱き名演がライヴで登場します。シュターツカペレ・ベルリンの2012年春のヨーロッパ主要都市でのブルックナー全曲演奏ツアーに合わせてのリリースとなります。バレンボイムは今年(2012年)ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団とのベートーヴェン交響曲全曲のリリースも予定されており、目が離せません。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)

 シュターツカペレ・ベルリン
 ダニエル・バレンボイム(指揮)

 録音時期:2010年6月25日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(ライヴ)

収録曲   

  • 01. Bruckner: Symphony No. 7: I. Allegro moderato (20:52)
  • 02. II. Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam (21:42)
  • 03. III. Scherzo: Sehr schnell (10:25)
  • 04. IV. Finale: Bewegt doch nicht schnell (14:16)

総合評価

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ライヴですが、感興にのって走り出すとかい...

投稿日:2014/04/11 (金)

ライヴですが、感興にのって走り出すとかいうこともなく、最初に設定した悠然たるテンポで静々と進み、その意味ではあわてず騒がず、いい意味で「落ち着いた」演奏。閃きや情熱、盛り上がりには欠けるかもしれませんが、他の方のレビューにいう「手抜き」との評には私は与しません。オーケストラは充分に鳴った厚い響きを維持し、ハーモニーの魅力もまたよく伝わります。但し、やっぱりバレンボイムがいかようなるブルックナーを目指そうとしたのかはいささか不分明で、煮え切らない感じがあるのは事実でしょう。ハイレベルですけど名演ではないかも、といふところです。ま、聴いている間は充分に曲を堪能し満足はしました。録音は優秀。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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若い々と思っていたバレンボイムももう70歳...

投稿日:2013/04/10 (水)

若い々と思っていたバレンボイムももう70歳を超え彼の演奏CDもHMVカタログではかなりの数にのぼっています。その割には各評論家先生方の影響なのか分りませんがどこか決定打が私にとっては無い様な感じでもう「巨匠」域に入った彼にはそのレパートリーの広さからも軽視出来ない存在なのでしょうか。本盤は彼としてはブルックナー交響曲収録集の三回目に当るもので2010年彼の演奏活動60周年記念(68歳)でのSKBを振っての交響曲第7番(タイム@20’26A21’25B10’15C13’08拍手抜き)ライブ録音であります。曲自体ブルックナーが還暦の頃に作曲・初演された成功作であることと被って本演奏は「時の移ろいの中で、ゴシック建築の大聖堂が蘇るのを見るような名演」と新聞紙上でも絶賛されHMVレビューでも終演後13分間も拍手が鳴りやまなかったと書かれたものらしいです。第1楽章からゆったりと且つ円やかな感じで進んで行きヤヤ流し気味な処はあるにしても軽やかな箇所は巧く「処理」して中弛みを避けて各楽器配置を明瞭にしつつの最後崇高的なテーマでの堂々たるエンディングは聴く者を引っ張ります。ブルックナーが尊敬していたワグナーへの追悼的な第2楽章は左程思いいれは深くせず往年のブルックナー名演者シューリヒトやヨッフムなどと比較すれば淡白な感じもしましたが後段への高揚と余韻は実演ならではですね。親しみ易い第3楽章では堅固感を弦中心に表立てますがやや全体狂おしいものがもっと欲しい感じもしました。いよいよ最終楽章はブルックナーの「間」芸術の極みから後半濃厚なウネリに歌いあげてスケール感を象徴して〆られます。ブルックナーに思い入れあるバレンボイムだからこその力強い明るめのサウンドが通り抜けた演奏でありブルックナーだからという構えは解いてくれた様であります。ちなみにバレンボイムはこのブルックナーの第7交響曲に関して「叙事詩的な第7番」と発言しているということを付け加えておきましょう。交響曲第7番の一回目は1979年シカゴSO(同@20’41A23’02B10’32C12’39)そして二回目は1992年BPO(同@21’54A24’53B10’24C13’29)、何れもノヴァーク版での演奏盤がバレンボイムにはあります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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私も村井氏の仰ることはよくわかります(確...

投稿日:2012/05/26 (土)

私も村井氏の仰ることはよくわかります(確かに、そういわれてみればという思い出も)。まあでも普通に聴くとやはり素晴らしい演奏です。この指揮者はかなりブルックナーに思い入れはあるようですが、たぶん”時間が止まったような”演奏をする人ではないので、その系統の名演とは比較になりませんが、出だしなんて思わず聴き入ってしまうぐらいですし(曲が素晴らしいからか・・・)、第1楽章の終わり方はうまくいってます。また第2楽章にあまり入れ込みすぎないので全体のバランスも良好です。このチクルスの他の曲もぜひ聴いてみたいですね。

fuka さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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