CD 輸入盤

ブルックナー:交響曲第4番(オランダ放送フィル)、シューベルト:交響曲第9番(コンセルトヘボウ管) ケンペン指揮(2CD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MR2051
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ケンペンの希少名演集

今や忘れられかけているオランダの巨匠パウル・ファン・ケンペン。メンゲルベルク時代からコンセルトヘボウ管に出演し、戦後もベルリン・フィルと見事なベートーヴェン、コンセルトヘボウとの剛直なチャイコフスキーは名盤の誉れ高いものです。
 当盤の演奏は、いずれも堂々たる風格で立派な演奏で、『ザ・グレート』における雄大なスケールは特筆すべきものがあります。『ロマンティック』は、かつてレコード芸術誌上で諸井誠氏が「幼少の頃メンゲルベルク指揮コンセルトヘボウのロマンティックを愛聴」と記述しておられましたが、そんなディスクは存在せず、SPでロマンティックの全曲と言えば、オランダ繋がりで当ケンペン盤と勘違いされたものと思われます。これも快速のテンポで押し切った名演。(ミューズ)

・シューベルト:交響曲第9番『ザ・グレート』
 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 パウル・ファン・ケンペン(指揮)
 1943年5月録音(モノラル)

・シューベルト:『ロザムンデ』序曲
 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
 パウル・ファン・ケンペン(指揮)
 1940年録音(モノラル)

・ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』
 オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
 パウル・ファン・ケンペン(指揮)
 1950年スタジオ録音(モノラル)



こちらの商品は海外工場プレスの輸入盤のため、ご利用の再生機器によっては、稀に正しく再生されない場合がございます。
恐れ入りますが、その場合は弊社カスタマーサービスまでお問合わせいただきますようお願い致します。

収録曲   

ディスク   1

  • 01. ケンペンの希少名演集

ディスク   2

  • 01. ケンペンの希少名演集

ユーザーレビュー

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ブルックナーは1951年、シューベルト(9番...

投稿日:2015/06/03 (水)

ブルックナーは1951年、シューベルト(9番)は43年となっている。録音はその年代にしてもいいとはいえない(とくにシューベルト)が、演奏は素晴らしい、というか凄い。へボウの「グレート」に関しては50年のベイヌムの音はこれよりむしろ落ちるから良しとしなければならないかも。「グレート」の冒頭はごくゆっくりしたテンポで始まるが、そのホルンの響きのロマンティックなこと!同オケの3年前のメンゲルベルグはマーチのように始まり、テンポは急変していくが、ケンペンのは遅くて、主部に入っても急がない。以下悠々たる進行で音楽とオケの巧さ(この音でも)を堪能させる。「ロマンティック」の方は、逆に冒頭のホルンの音程が危なっかしいが、これは凄いという点では一層凄い演奏で、圧倒的な迫力がある。とくに終楽章の集中力は凄まじい。ただし、どうも改訂版みたいで、びっくりするのは三楽章で、レントラーのトリオが終るとそのままスケルツォ主部に戻らないで終ってしまう。やはり改訂版で知られるクナでも、これはしていない(そのかわりトリオへの不思議なつなぎがあるけれども)。ウソだろうみたいな終り方。さすがにそこは大減点だろうが(ただし終楽章の主題の提示の後に再度盛り上がる所でクナが派手に鳴らすシンバルはここではない)、それでもこんなに迫力のある「ロマンティック」は、クナやチェリを除いて、他に殆ど例がないと言うことで、一聴の価値はあるだろう。シューベルトでメンゲルベルグを引き合いに出したが、ブルックナーでクナも、とくにライブだと結構派手にやる大時代的なアゴーギグはケンペンにはない。その分近代的だったのだろう。でもケンペン、やはり凄い指揮者だったんだ、色々と覚悟をするなら、それは十分堪能出来る、ということで顰蹙覚悟で☆五つ。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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信じられないような音源。パウル・ファン・...

投稿日:2011/11/05 (土)

信じられないような音源。パウル・ファン・ケンペンなんて今の若い人は知るまいて。何とも懐かしいこと。しかもグレ−トにブル4なんて存在してた事自体が奇蹟。何とも嬉しいリリ−スだ。

so減七 さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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