CD

間奏曲集 グールド(ピアノ)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC849
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤, 紙ジャケ, DSDリマスター

商品説明

紙ジャケットコレクション第4期【完全生産限定盤】
<グレン・グールド生誕75周年、没後25周年特別企画>

不世出の鬼才ピアニスト、グレン・グールド(1932年生まれ、1982年没)の永遠の芸術を、美麗紙ジャケット仕様、最新DSDマスタリングによる最高の音質で楽しめるシリーズです。第1期(3月発売)および第2期(4月発売)のJ.S.バッハ編、第3期(9月発売)のベートーヴェン編に続く第4期です。
 これはグールドが録音した最初のロマン派のアルバムにあたります。ブラームス晩年のもっとも独創的な作品である「間奏曲」から、グールドはゆっくりしたテンポの曲を10曲選び、絶妙な名演を聴かせてくれます。これが28歳のピアニストの演奏とはとても想像できない、と当時大きな話題となったアルバムです。(ソニー)

ブラームス:間奏曲集
3つの間奏曲 op.117
・第1番変ホ長調
・第2番変ロ短調
・第3番嬰ハ短調
6つのピアノ小品 op.118より
・間奏曲変ホ短調
幻想曲集 op.116より
・間奏曲ホ長調
8つのピアノ小品 op.76より
・間奏曲イ短調
・間奏曲イ長調
4つのピアノ小品 op.119より
・間奏曲ロ短調
6つのピアノ小品 op.118より
・間奏曲イ短調
・間奏曲イ長調
 グレン・グールド(ピアノ)
 録音:1960年、ニューヨーク(ステレオ)

内容詳細

ブラームスの間奏曲の録音の中でも特別な名演として名高いもの。グールドが録音した最初のロマン派作品ということからも、この曲集への思いを窺い知ることができる。グールド28歳の時の驚愕の録音だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
16
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
 バッハなどの個性的な演奏が頭に焼き付い...

投稿日:2016/06/22 (水)

 バッハなどの個性的な演奏が頭に焼き付いていて、あの調子でブラームスを弾き崩されたら聴いていられない、といままでは入手をためらっていた1枚でした。最近ブラームス晩年の小品集、特にOp.118-2にはまり、その理想の演奏を追い求めていました。その理想の姿がグールドだとは、思いもよりませんでした。「遊悠音詩人」さんご指摘のように、伴奏のはずの声部が前面に押し出される個所がいくつもあります。しかし、これが本来の姿ではないのか、と思わせる説得力がこの演奏にはあります。アファナシェフやポゴレリッチなどの、音響のみにこだわった「瀕死のブラームス」演奏とは大違い、ここにはむしろ微笑しているかのような、本来のこの曲の美しさがあります。このCDは、ぜひオリジナルの曲順そのままで通してお聴きになることをおすすめします(その意味で、「うーつん」さんのご指摘はごもっともだと思います)。そこにはグールドが仕掛けたストーリーがあるように思えてなりません。本来ゆっくり弾いてもよさそうなOp.119-1を早めのテンポで弾き、Op.118-1を風のように流したあとにOp.118-2で締めくくるというこの構成は、グールドの演奏の真価を確かめる上で非常に重要です。他のピアニストの演奏をこの曲順にプログラムして聴いても、ここまでの感動にたどり着けないのは、ある意味当然かもしれません。

Papachan さん | 北海道 | 不明

0
★
★
★
★
★
これはすばらしい。バッハでは特徴的過ぎる...

投稿日:2014/04/20 (日)

これはすばらしい。バッハでは特徴的過ぎることを嫌う人がいるならば、この盤はグールドの違った一面を知ることができると思う。夜に聞くと、なおしみいる名演である。

segovia さん | 愛知県 | 不明

3
★
★
★
★
★
渋い印象が強いブラームスから、かくも溢れるロマ...

投稿日:2013/03/26 (火)

渋い印象が強いブラームスから、かくも溢れるロマンティシズムを引き出したグールド。彼自身、「この曲のもっともセクシーな解釈」と言ったらしい。セクシーかどうかはともかく、官能的なほどの美しさを感じるのは事実。和音を敢えてアルヘジオにしたり、旋律と伴奏の主従関係を崩したり、弾き崩しが散見されるが、それが悉くはまっているのは見事としか言えない。特にop.118-2の叙情溢れる演奏は感涙ものだ。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

プロフィール詳細へ

ブラームス(1833-1897)に関連するトピックス

器楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品