CD 輸入盤

ブラームス:交響曲第1番、バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番、シューベルト:ロンド、他 シューリヒト&フランス国立放送管、グリュミオー(1959)(2CD)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALT208
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

バッハはシューリヒトのディスク初レパートリー!
スイス・ロマンド、フランクフルト盤を大きく上回る圧倒的大演奏のブラームス第1番。
終楽章のピチカートを聴いただけでもその気迫に震撼!


シューリヒト ライヴ・コレクション第3弾
全てフランス国立視聴覚研究所提供のオリジナルテープより復刻

「今回のブラームス第1番は圧倒的に優れているだけではなく、シューリヒトの全録音の中でも忘れ得ぬものと言える。シューリヒトの個性が強烈なまでに刻まれており、ファンには本当にたまらない。一番驚かされるのは音の密度である。この炎のような気迫と凄まじい集中力はフルトヴェングラーやミュンシュ以上ではあるまいか。」(平林直哉)

【収録情報】
1. シュテルツェル:4つの合奏体のための合奏協奏曲ニ長調
2. バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
3. シューベルト:ヴァイオリンと弦楽のためのロンド イ長調 D.438
4. ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68

 アルトゥール・グリュミオー(ヴァイオリン:2,3)
 フランス国立放送管弦楽団
 カール・シューリヒト(指揮)

 録音時期:1959年9月17日
 録音場所:モントルー音楽祭
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 日本語解説書付
 CDは国内プレスとなります。

内容詳細

シューリヒト枯淡の芸術を収めたモントルー音楽祭ライヴ。フランスの管弦楽団から明るい音色を引き出したシュテルツェルやバッハも捨て難いが、白眉はやはりブラームス。堅固な構成と絶妙なテンポ、そして聴き終わった後の深い感動は何物にも代え難い魅力である。(彦)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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如何にもシューリヒトらしいブラームスだけ...

投稿日:2016/02/21 (日)

如何にもシューリヒトらしいブラームスだけど、終楽章が崩れてしまったのが残念。テンポが不意に揺れる為あちらこちらで事故が起きてしまっている。ライブだから多少の傷は仕方がないがこの4楽章だけはやり直したかったのではないかな? 終結部も取ってくっつけたようなエンディングになってしまっている。とはいうもののシュテルツェルの曲とグリュミオーとのバッハの共演は珍しく貴重な聞き物。 

ライブ男 さん | 静岡県 | 不明

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貴重な音源をこのように世に出してくれただ...

投稿日:2011/07/24 (日)

貴重な音源をこのように世に出してくれただけで、シューリヒト・ファンとしては☆5つです。演奏はようやくシューリヒトらしいシューリヒトのブラームス1番をきけたというところで大満足。ことに4楽章は誰にも真似のできないシューリヒトの独壇場です。ただしリマスタリングには不満があります。冷たく痩せた「ドンシャリ」音。これはソースの問題ではなくリマスタリング担当者のセンスの問題です。このコンビ本来の「熱さ」、シューリヒトの響きの骨太さが損なわれ、演奏の良さがかなりスポイルされています。まあ、このような貴重な記録を発掘して世に出してくれる努力に対して、そんな文句をつけるのは罰当たりというものでしょうが…ファンとしてはひとこと言いたいですね。

Theta さん | AUSTRALIA | 不明

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4年前よりアルトゥスレーベルが発売を開始...

投稿日:2011/07/20 (水)

4年前よりアルトゥスレーベルが発売を開始したシューリヒトのライヴ・コレクションの第3弾であるが、本盤には、ブラームスの交響曲第1番をメインとして、バッハのヴァイオリン協奏曲第2番など独墺系の作曲家による協奏的作品がおさめられている。まずは、ブラームスの交響曲第1番が超名演だ。シューリヒトによるブラームスの交響曲第1番としては、スイス・ロマンド管弦楽団との演奏(1953年)やフランクフルト放送交響楽団との演奏(1961年)があるが、本演奏はそれらの両演奏をはるかに凌駕する超名演と評価したい。本演奏は、第1楽章冒頭から凄まじい迫力で開始される。その後は、変幻自在のテンポ設定や思い切った強弱を駆使して、ドラマティックの極みとも言うべき圧倒的な豪演を展開していると言える。第1楽章や終楽章におけるトゥッティに向けて畳み掛けていくような気迫は強靭な生命力に満ち溢れており、第2楽章の心を込め抜いた豊かな情感など、どこをとっても切れば血が噴き出てくるような熱い情熱が漲っていると言える。このようなドラマティックな豪演としては、ミュンシュ&パリ管弦楽団による名演(1967年)が掲げられるが、本演奏は音質面のハンディを除けば、当該名演に十分に比肩し得る圧巻の迫力を誇っていると言えるのではないか。フランス国立放送管弦楽団も、シューリヒトによる炎のような指揮に必死で付いて行っており、その重心の低い音色と相まって、いかにもブラームスの交響曲に相応しい名演奏を繰り広げているのが素晴らしい。併録の協奏的作品は、何と言ってもグリュミオーのヴァイオリンを評価したい。いずれも独墺系の作曲家の作品であるが、グリュミオーのフランス風のエスプリに満ち溢れた瀟洒な味わいのヴァオリンの音色が、演奏全体に独特の艶やかさを付加しているのが素晴らしい。シューリヒト&フランス国立放送管弦楽団も、グリュミオーのヴァイオリンを的確にサポートし、ブラームスとは全く異なる洒落た味わいの演奏を展開しているのが見事である。録音は1959年のライヴ録音であるが、比較的聴きやすい音質であり、シューリヒトやグリュミオーによる至高の名演をこのような良好な音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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