CD 輸入盤

ピアノ三重奏曲第1、2番 ピリス、デュメイ、ワン

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4470552
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ピリス・デュメイ・ワンのブラームス:ピアノ三重奏曲集
1995年デジタル。ピリス&デュメイの常設デュオに、新鋭の情緒派ワンが加わった情感豊かな演奏。有名な1番冒頭の名旋律が、かつて無い美しさと繊細さで示され、2番3楽章での心理的表現も絶妙な踏み込み具合で行われるなど、まさに第1級の傑作です。

収録曲   

クラシック曲目

すべての収録曲を見る

  • Johannes Brahms (1833 - 1897)
    Trio for Piano and Strings no 1 in B major, Op. 8
    演奏者 :
    Dumay, Augustin (Violin), Wang, Jian (Cello), Pires, Maria-Joao (Piano)
    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Trio
    • 作曲/編集場所 : 1854/1889, Germany
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]
  • Johannes Brahms (1833 - 1897)
    Trio for Piano and Strings no 2 in C major, Op. 87
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Trio
    • 作曲/編集場所 : 1880-1882, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
6
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
 偏った見方かもしれないが、ゴージャスで...

投稿日:2018/05/01 (火)

 偏った見方かもしれないが、ゴージャスで美しいデュメイのヴァイオリンと詫び寂びで凛としたピリスのピアノでは相反するような気もする。それなのに何故か聴き入ってしまうくらいしっくりくるのだから不思議だ。渋めの茶碗を絢爛たる金で継いだような独特の美しさがこの二人にはある。   ブラームスの若かりし頃の切ない情熱とそこに流されまいと構築された音楽の骨格がマッチした作品8が特に好みだが、デュメイとピリス、そしてその中を実直につなぐワン(上述の金継ぎ茶碗の例えを使うなら、漆の役割?)の3人の演奏がとてもマッチしており、理想的な音楽が聴こえてくる。もちろん作品87の仄暗い情熱もやはりブラームスらしい鬱屈さがあり聴きものだ。   ピリスが引退・・・の時期(2018年4月)ゆえ、改めて聴きなおしている。いつ聴いても美しい演奏で、それぞれ3人が目指す美学が結晶化されたディスクになっている。やはり、ピリスの引退は非常に惜しい・・・。

うーつん さん | 東京都 | 不明

1
★
★
★
★
★
1989年DGに移籍してきたデュメイとピリスに...

投稿日:2013/06/20 (木)

1989年DGに移籍してきたデュメイとピリスによる録音活動はモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス等々代表的なVソナタの名演を残しております。どちらかと言えば大柄なデュメイの超絶的な技巧をベースとして情熱が迸らん限りの演奏と小柄なピリスの繊細で透明感溢れる演奏が絶妙の効果をあげているケースが多いものと受け止めておりました。そこへPトリオという新ジャンルで1990年代初めから録音活動に入りDG専属となった中国出身のチェリスト・J.ワンが加わっての本盤はブラームスのPトリオ第1番(1994年録音、タイム@15’15A6’32B9’12C6’44)、第2番(1995年録音、同@9’57A8’14B4’33C6’00)であります。ピリス50歳、デュメイ45歳、ワン26歳の頃の録音で先ず何か既に出来上がった二人体制にワンがどれだけ溶け込んで行くかがマア中国人だけに興味の的にもなったのですがあくまで曲は建前上P主体でありピリスの前述の特徴プラス知的なシャープさを支える側の弦でありワン自体比較的冷静で余裕があるのかそうした役回りに徹しているのはまだこのトリオでは一番若いけれど苦労人だけのプロだなぁと思いました。例えば第1番はブラームスの若い頃の作品だけれど晩年改訂で手を加えたこともあって若さと老いの感覚がブレンドされた処とマッチして馥郁たる味わいで仕上げられています。第1楽章から豊かな雰囲気で熱気を孕みつつ決して崩れずロマンチックな色合いの高ぶりをプレイヤー三者が個性をぶつけ合うというより集中力をもって一心同体で仕上げていくと言った感じは先の東京の方のレビューにある通りだと思います。ワンの健闘もあり最高ランクに値いしましょう。もう六十歳半ばのデュメイは我が地元関西でも指揮者としてお馴染みになっておりますよ。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

1
★
★
★
★
★
「魅惑される」という表現が一番しっくりす...

投稿日:2007/08/13 (月)

「魅惑される」という表現が一番しっくりする演奏です。クラシックにまだ縁がなかった人に贈って何度、感謝されたか分かりません。「精神性」や「芸術的深さ」などを云々するのかヤボなほど、ここに展開される楽想とシーンの転変に漂うことで、どんなお手盛りのヒーリング音楽よりも晴れやかで夢幻の時間を過ごすことができます。そしてこの1枚から、クラシック音楽の森に足を踏み入れることができる。そんなきっかけを作ってくれるブラームスです。

ジンジャーエール さん | 川崎市 | 不明

5

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

プロフィール詳細へ

ブラームス(1833-1897)に関連するトピックス

室内楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品