ブラームス、モーツァルト

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CD 輸入盤

ブラームス:交響曲第1番、モーツァルト:《魔笛》序曲 スイトナー指揮シュターツカペレ・ベルリン(1988年6月13日東京ライヴ)

ブラームス、モーツァルト

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALT024
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD

商品説明

燃えるスウィトナー!サントリー・ホール・ライヴ

 クラシック・マニアの数ある言い伝えの一つに「燃えたときのスウィトナーは凄い」というのがありますが、その好例とも言える演奏です。
 聴きものはやはりブラームスで、2管編成にコントラバス10台という編成。早めのテンポの幕開けから各主題を性格的に描き分けるスウィトナーの手腕はさすがで、テンポの落ちる箇所など、正統ドイツの重みというよりも、なにか情念のようなものすら感じさせる粘りを持たせながら、第3楽章などでは比類ないほどの優雅さを聴かせます。
 そしてフィナーレの、弦によって提示されるメイン主題の美しい歌わせようも素晴らしく、突然のテンポ変化も非常に効果的です。そしてクライマックスはまさに阿鼻叫喚。コーダでの金管楽器の煌びやかな扱いも特筆もので、終演時の堪え切れないようなブラヴォーにも、十分納得のいくものです。

・モーツァルト:『魔笛』序曲
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
 シュターツカペレ・ベルリン
 オトマール・スイトナー(指揮) 録音:1988年6月13日、サントリーホールでのライヴ(デジタル)

CDは国内プレスとなります。

総合評価

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SKBとの初来日での1番+ドヴォ8番+フィガロ序曲アンコール、そして7〜8年後だろうか、この公演。ほぼ、変化のないこのコンビの語り口である。とはいえ、疾風とエンジンブレーキと烙印を使い分けるSuitnerの緩と急の接続・移行が、以前より順調に行われていることがこの演奏の美点だろう。 1番では、好んでフルヴェン チェリ ミュンシュ ヴァント ジュリー二 この指揮者を聞き比べるのだが、パートの歌謡で起点と終点を強く意識しない=いわゆる自然な流れ、という点ではミュンシュ以上の奔放さを感じる。そのくせに、時折、フルヴェンを想起させる大見得を切るので、何とも言えぬ歪感が形成され、独特の語り口が形成されるのである。意図された、歪な真珠=バロック と呼んでいる。

森林浴 さん | 京都府 | 不明

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投稿日:2019/03/09 (土)

全く期待外れの演奏。テンポが早めなのはまあいいとしてうわついてせかせかして聴いていて落付かない。ドイツ的な演奏とはとても呼べない失敗作。序曲も今一つだ。体調がすぐれなかったのかも。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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投稿日:2012/04/09 (月)

その昔、東ドイツと言う、今の中国や北朝鮮の様な、社会主義、というのを標榜する国が、ドイツに有って、西側、オーストリア人のスイトナーさんは、その国で、確固たる地位を占めていました。東ドイツの崩壊とともに、引退されたスイトナーさん。自然、というか、やすやすと、素晴らしい音楽を作り出したこの人の音楽に、多く接する事が出来た日本人は幸せです。このオーケストラは、ドイツ統一後は、バレンボイムが座ったけれど、どちらがいい音楽を奏でているでしょうか。私は、断然、スイトナーさん。最晩年、ややくすんだ、でも、音楽を大事にしたこの時代の国の、迫力、バーニングスピリット溢れる、詩情も豊かな音楽。この人のモーツァルトを、ブラームスを、今も録音で聴けるのは、幸せ。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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