ピーター・ダグラス・ウォード

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オウムガイの謎

ピーター・ダグラス・ウォード

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309250748
ISBN 10 : 4309250742
フォーマット
出版社
発行年月
1995年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
20cm,320p

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読書メーターレビュー

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  • やっさん さん

    昔何かの書評で読んで、興味がわいた本。アリストテレスの著書にも載っていた生物の生態は謎に包まれていて、どうやって浮力を調節しているのか、隔室はどのように形成されるのか、成体になるのにどれくらいの時間がかかるのか…等々の謎が一つ一つ解明されていくオウムガイ研究の歴史をつづった本。広義では「生きた化石」ではあるけれど、シーラカンスのように太古から同じ種が生き続けているのではなく、化石が残っている種と源座音の種は別物なので狭義では生きた化石ではないとか。あんな殻があっても捕食されるのね。

  • しんかい32 さん

    オウムガイの生態が研究者たちによって明かされてきた歴史を、専門家が自身の経験を交えて書いた本。中でも浮力を得る仕組みの解明にかなりのページ数が割かれている。とにかく深海を主な生息域とする生物だけに研究も大変。オウムガイをとらえるわなを仕掛けてたダイバーがサメに食われた話などがさらっと書いてあったりしてビビる。知能が高く(まあタコに近い生物だしね)、寿命もかなり長いなど、読んだ後では相当オウムガイのイメージが変わった。ひたすらオウムガイのことしか書いてないのでちょっと疲れたけど、けっこう面白い。

  • まんぼう さん

    海を漂うヘンテコ生物オウムガイ。その姿に海で遭遇するのを夢想していた子供のころを思い出したのだけれども、捕獲はおろか発見するだけでも命懸けだという。再燃しかけた夢は一瞬で消滅した。人間が海の表面で暴風、荒波、サメ、政情不安に翻弄されている中でオウムガイがゆらゆら深海と浅瀬を行ったり来たりしている様子がドラマチックでとても面白かった。空洞の隔室と液体に満たされている隔室が浮力と水圧をどのように処理しているのか。成長や繁殖はどのように行われていくのか。発信器を付けての追跡の場面がなんか可愛いくて印象に残った。

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ピーター・ダグラス・ウォード

古生物学者。ワシントン大学教授(生物学、地球・宇宙科学)。「地球生命の定義」や「大量絶滅」といったテーマを切り口に幅広い執筆活動を続けており、TVでの活躍も多い

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