CD 輸入盤

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番、シューマン:交響的練習曲、ショパン:練習曲集、夜想曲第16番 ポゴレリチ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4778618
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

鬼才ポゴレリチ持ち前の伝統に背を向けたユニークな解釈の数々

鬼才ポゴレリチは、持ち前の伝統に背を向けた解釈で、ベートーヴェンの最晩年の傑作ソナタでも、分厚く構築的な解釈を避け、全体を一篇の詩にまとめるかようなピアニッシモの歌を披露しています。また、シューマンの交響的練習曲も、もユニークである点はベートーヴェンと同じですが、こちらは内省的なトーンで弾き始め、聴き手を少しずつ多様な変奏へと引き込んでゆき、みごととしか言いようがない華麗なフィナーレを現出します。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番Op.111
・シューマン:交響的練習曲Op.13
・シューマン:トッカータ ハ長調Op.7
・ショパン:夜想曲第16番変ホ長調Op.55-2
・ショパン:練習曲第8番へ長調Op.10-8
・ショパン:練習曲第10番変イ長調Op.10-10
・ショパン:練習曲第18番嬰ト短調Op.25-6"
 イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)

 録音時期:1981年9月5〜8日
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:デジタル(セッション)
 OIBPリマスタリング

収録曲   

  • 01. Ludwig van Beethoven - Piano Sonata No.32 in C minor, Op.111 - Maestoso - Allegro con brio ed appassionato
  • 02. Arietta (Adagio molto semplice e cantabile)
  • 03. Robert Schumann - Symphonic Studies, Op.13 - Theme. Andante
  • 04. Etude I
  • 05. Etude II
  • 06. Etude III
  • 07. Etude IV
  • 08. Etude V
  • 09. Etude VI
  • 10. Etude VII
  • 11. Etude VIII
  • 12. Etude IX
  • 13. Etude X
  • 14. Etude XI
  • 15. Etude XII (Finale)
  • 16. Robert Schumann - Toccata in C, Op.7
  • 17. Frederic Chopin - Nocturne No.16 in E flat, Op.55 No.2
  • 18. Frederic Chopin - 12 Etudes, Op.10 - No. 8. in F
  • 19. No. 10. in A flat
  • 20. Frederic Chopin - 12 Etudes, Op.25 - No. 6 in G sharp minor

ユーザーレビュー

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 2013年現在で最新の録音が1998年のショパ...

投稿日:2013/11/13 (水)

 2013年現在で最新の録音が1998年のショパン:スケルツォ集なのだから過去の録音で掘り起こすしかないのがつらいところ。これを買った当時はベートーヴェンのソナタ Op.111を集中して集めていたころでこれも「お目当てのソナタにショパンも付いてお得」みたいな考えだった記憶がある。スケルツォも相当個性的(私の中では様々なピアニストの中でもっとも”スケルツォ”らしいと思っている)だったから期待して買ったものだ。   して、聴くと予想通りの個性いっぱいの演奏。ベートーヴェンも他では味わえないクセの強さが面白い。ショパンのソナタも独特の空気感は格別。  しかし、それらの大曲をおさえて一番気に入っているのはノクターン Op.55-2。狂気と紙一重、退廃の極み。夜の闇の中で乱熟した花の香りでむせかえるような錯覚にとらわれる。この1曲を聴くために買っても損はしないと思う。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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ショパンコンクールでの個性的な演奏を巡る...

投稿日:2013/05/18 (土)

ショパンコンクールでの個性的な演奏を巡る審査員の論争など話題になり、彗星のようにメジャーデビューを果たしたポゴレリチの初期のアルバム2枚からの抜粋。ジャケットの写真の通り、彼はまだ若い青年なのだが、ベートーヴェンもシューマンも悪魔的な魅力があり個性的で何か仕掛けてやろうと燃える若々しく尖った感性が微笑ましい。彼はショパンリサイタルや夜のガスパールなど生命力あふれる高い技巧と悪魔的魅力を湛えた凄まじい演奏をこの当時は次々と残している。これら10枚程度の録音で彼は20世紀末のクラシック音楽に大きな名声を残したといえよう。現在の不幸なスランプぶりをみると、また再起を果たして、奇妙ではない奇才ぶりを発揮してほしいと願わずにいられない。

eroicka さん | 不明 | 不明

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