CD 輸入盤

クラウディオ・アラウ EMII録音集(12CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9184322
組み枚数
:
13
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


クラウディオ・アラウ EMI録音集(12CD)

「ドイツ音楽の最も正統的な継承者」と称えられた名ピアニスト、クラウディオ・アラウのEMI録音から、ステレオ初期のものを中心に、モノラル録音も含めて重要な音源を集めたお買得なボックス・セット。定評あるベートーヴェン、ブラームス、シューマン、シューベルトのほか、グリーグ、チャイコフスキー、ドビュッシーなど得意レパートリーをCD12枚に大量に収録しています。
 アラウのEMI録音といえば、イタリアの名匠ガリエラとジュリーニの指揮するフィルハーモニア管弦楽団と共演したベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキー、シューマン、グリーグほかのピアノ協奏曲がかつては有名でした。
 気力・体力共に絶頂期にあったアラウのピアノは、質実剛健ながら生気に富む見事なもので、ドイツをはじめすでに世界各国で高い評価を獲得していた巨匠の実力を知ることができるものとなっています。
 共演のアルチェオ・ガリエラ[1910-1996]は、マリア・カラスとの『セヴィリャの理髪師』で有名ですが、昔はベートーヴェンやドヴォルザーク、モーツァルトなどの交響曲LPも出していた実力派指揮者。ここではアラウのピアノを十分にサポートしながらも力強く明晰で勢いのある立派な演奏を聴かせています。
 対照的にジュリーニの指揮はカンタービレを重視したスケールの大きなもので、晦渋になりがちなブラームスにはふさわしいものといえるかもしれません。
 当セット収められたソロの録音は、ベートーヴェンにシューベルト、シューマン、ショパン、ドビュッシーというものですが、これらのうちベートーヴェンのピアノ・ソナタ第7番と第24番、ドビュッシーの『スティリー風タランテッラ』、『雨の庭』は今回が初CD化となります。
 また、シューマンとグリーグのピアノ協奏曲はTESTAMENTからリリースされた際のリマスター音源を用いており、その他の音源については、かつてCD化されたときのリマスター音源をそのまま用いています。
 ボックスの装丁は使いやすいクラムシェル仕様で、各CDは紙製ケースに収められています。32ページ・ブックレット付き。

【アラウ・プロフィール】
名ピアニスト、クラウディオ・アラウ[1903-1991]は、5歳で初リサイタルをおこない、8歳で政府の援助によりベルリンに留学、同地でフランツ・リストの高弟だったマルティン・クラウゼに師事して腕を磨き、11歳で『超絶技巧練習曲』を演奏するほどのヴィルトゥオーゾとして有名になった天才少年でした。
 その後、メンゲルベルクやニキシュ、フルトヴェングラーといった指揮者たちと共演を重ねてさらなる名声を確立、22歳で母校シュテルン音楽院の教授に就任し、24歳のときにはジュネーヴ国際ピアノコンクールで優勝してもいます。
 第二次世界大戦中の1941年にはアメリカに移住し、以後、アメリカを拠点に世界各国で活躍、88歳で亡くなる直前まで旺盛な活動を展開していました。(HMV)



【収録情報】
Disc1
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品15
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品19
 以上、フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガリエラ指揮
 録音:1958年5月&10月、ロンドン

● ベートーヴェン:32の変奏曲ハ短調 WoO.80
 録音:1960年4月、ロンドン

Disc2
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 作品37
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73『皇帝』
 以上、フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガリエラ指揮
 録音:1958年6月、ロンドン

Disc3
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 作品58
 フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガリエラ指揮
 録音:1955年5月、ロンドン(モノラル)

● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 作品53『ヴァルトシュタイン』
 録音:1956年12月、1957年5月、ロンドン(モノラル)

● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 作品81a『告別』
 録音:1958年4月、ロンドン(モノラル)

Disc4
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番へ短調 作品23『熱情』
 録音:1960年4月、ロンドン

● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 作品54
 録音:1960年4月、ロンドン

● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 作品10の3
 録音:1958年10月、1959年10月、ロンドン

● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ短調 作品78
 録音:1958年4月、ロンドン(モノラル)

Disc5
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番イ長調 作品101
 録音:1956年11月、12月、ロンドン(モノラル)

● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 作品110
 録音:1957年5月、ロンドン(モノラル)

● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 作品111
 録音:1957年5月、ロンドン(モノラル)

Disc6
● ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 作品15
 フィルハーモニア管弦楽団、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
 録音:1960年4月、ロンドン

Disc7
● ヴェーバー:コンツェルトシュテュック 作品79
 フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガリエラ指揮
 録音:1960年4月、ロンドン

● ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品83
 レイモンド・クラーク(チェロ)、フィルハーモニア管弦楽団
 カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
 録音:1962年4月、ロンドン

Disc8
● チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ長調 作品23
 フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガリエラ指揮
 録音:1960年4月、ロンドン

● グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 作品16
 フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガリエラ指揮
 録音:1957年4月、ロンドン(モノラル)

Disc9
● シューベルト:即興曲第1番〜第3番 D.946
 録音:1956年9月、ロンドン(モノラル)

● シューベルト:幻想曲ハ長調『さすらい人』 D.760
 録音:1957年10月、ロンドン(モノラル)

● シューベルト:アレグレット ハ短調 D.915
● シューベルト:行進曲ホ長調 D.606
 録音:1959年10月、ロンドン

Disc10
● シューベルト:6つの楽興の時 D.780
 録音:1956年9月、ロンドン

● ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 作品38
 録音:1960年4月、6月、ロンドン

● ショパン:幻想曲へ短調 作品49
 録音:1960年6月、ロンドン

Disc11
● ショパン:12の練習曲 作品10
● ショパン:12の練習曲 作品25
● ショパン:3つの新しい練習曲
● ショパン:協奏曲のアレグロ イ長調 作品46
 録音:1956年6月、9月、ロンドン(モノラル)

Disc12
● シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 作品54
 フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガリエラ指揮
 録音:1957年5月、ロンドン(モノラル)

● シューマン:謝肉祭 作品9
 録音:1939年4月、ロンドン(モノラル)

● ショパン:タランテラ変イ長調 作品43
 録音:1938年 ロンドン(モノラル)

● ドビュッシー:スティリー風タランテッラ
● ドビュッシー:雨の庭(版画 第3番)
 録音:1939年4月、ロンドン(モノラル)

 クラウディオ・アラウ(ピアノ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. I. Allegro Con Brio. - Piano Concerto No.1 in C, Op.15 (1991 Digital Remaster)
  • 02. II. Largo. - Piano Concerto No.1 in C, Op.15 (1991 Digital Remaster)
  • 03. III. Rondo. Allegro scherzando. - Piano Concerto No.1 in C, Op.15 (1991 Digital Remaster)
  • 04. I. Allegro Con Brio. - Piano Concerto No. 2 in B Flat, Op.19 (1991 Digital Remaster)
  • 05. II. Adagio. - Piano Concerto No. 2 in B Flat, Op.19 (1991 Digital Remaster)
  • 06. III. Rondo (Molto Allegro). - Piano Concerto No. 2 in B Flat, Op.19 (1991 Digital Remaster)
  • 07. 32 Variations on An Original Theme in C minor, Woo80 (1991 Digital Remaster)

ディスク   2

  • 01. I. Allegro Con Brio. - Piano Concerto No. 3 in C minor, Op.37 (1991 Digital Remaster)
  • 02. II. Largo. - Piano Concerto No. 3 in C minor, Op.37 (1991 Digital Remaster)
  • 03. III. Rondo (Allegro). - Piano Concerto No. 3 in C minor, Op.37 (1991 Digital Remaster)
  • 04. I. Allegro. - Piano Concerto No. 5 in E Flat, Op.73 'Emperor' (1991 Digital Remaster)
  • 05. II. Adagio Un Poco Mosso. - Piano Concerto No. 5 in E Flat, Op.73 'Emperor' (1991 Digital Remaster)
  • 06. III. Rondo (Allegro). - Piano Concerto No. 5 in E Flat, Op.73 'Emperor' (1991 Digital Remaster)

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深い音色から醸し出される含蓄という点では...

投稿日:2013/09/27 (金)

深い音色から醸し出される含蓄という点ではフィリップス時代の方が上であり、ベートーヴェンのソナタはフィリップスへの60年代の全集に軍配を上げたい。一方でこのEMI選集では、ヴィルトゥオーゾ要素は明らかに優っており、さらに瑞々しいファンタジーに溢れていることが特筆される。有名なジュリーニとのブラームスが圧巻だが、それ以外のガリエラとのコンチェルトもどれも良く、フィリップスへのものを大きく凌ぐ。ショパンのエチュードとソナタも全く素晴らしく、めったに演奏されないシューベルトの3つの即興曲が取り上げられるなど、聴きどころ満載。これを聴かなければ、本当のアラウを知ることはできないといっていい。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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クラウディオ・アラウといえばフィリップス...

投稿日:2011/03/05 (土)

クラウディオ・アラウといえばフィリップスのイメージが強かろう。だがフィリップスと契約した時、アラウは既にほぼ還暦であったのだ。アラウがフィリップスよりも前に、DG,BMG,Sony,EMIに少なからぬ録音を残していることは、余り知られていないようである。もっとも、LP時代後期にはガリエラとのチャイコフスキーとベートーヴェンの皇帝を片面ずつに詰め込んだ1枚が、セラフィムから1300円シリーズで確か出ていたし(懐かしい!)、ジュリーニとのブラームスなどは何度もCD復刻されているから、いくつかの録音については馴染みのあるものかもしれない。しかし、とにかくアラウ50代の演奏がこのようにまとまって聴けるのは、大変喜ばしいことである。中にはフィリップスへの再録のない作品も少なくない(ショパンのソナタ、エチュード、シューベルトさすらい人、ウェーバーなど)ので、その点でも貴重である。この時期は普通に考えればピアニストとしての最盛期に当たるわけで、アラウの場合も例外ではない。心技体の充実した演奏は、どれも聴き応え十分である。ほかSonyへはアルベニスのイベリア、DGにはバラキレフのイスラメイ(SP録音)などがあった。

編集マニア さん | 不明 | 不明

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