CD 輸入盤

『カルメン』全曲 ルートヴィヒ、ショック、プライ、シュタイン&ベルリン交響楽団(1961 ステレオ)(2CD)

ビゼー(1838-1875)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9999123002
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ビゼー:『カルメン』全曲
ルートヴィヒ、ショック、プライ
シュタイン&ベルリン交響楽団


オペラ発祥の地であるヨーロッパでは、1960年代くらいまでは、どの国でも有名オペラを自国語に翻訳して上演することは普通におこなわれており、特に音楽の盛んなドイツでは、フランス語オペラもイタリア語オペラもロシア語オペラも、よくドイツ語で上演されていました。
 そうしたオペラ鑑賞環境の需要もあってか、翻訳演奏のセッション・レコーディングも少なからぬ数が残されており、中には、語感の壁を越えて現在でも十分に訴求してくる演奏が存在します。
 その代表格ともいえるのがこのホルスト・シュタインによる『カルメン』で、主役にはクリスタ・ルートヴィヒという豪華さも目を引きます。ドン・ホセ役には素朴さと同時に頼りなさや情けなさといった表現力も求められますが、ここでのルドルフ・ショックはなかなかの演技力です。また、闘牛士役には朗々とした図太さと大らかさが必須ですが、若きプライのつややかな美声と陽気な雰囲気は説得力も十分。
 『カルメン』は言語やヴァージョンに関わらずオーケストラが大活躍する作品ですが、シュタインの指揮はテンポといい声部バランスといい申し分のないもので、歌手たちの歌を見事にサポートするばかりでなく、個別の管弦楽ナンバーでも表情豊かな演奏を聴かせてくれて実に魅力的です。(HMV)

【収録情報】
ビゼー:『カルメン』全曲(ドイツ語版)[146:44]
 クリスタ・ルートヴィヒ
 ルドルフ・ショック
 ヘルマン・プライ
 メリッタ・ムセリー
 ウルスラ・シルマッハー
 ウルスラ・グスト
 レオポルト・クラム
 カール=エルンスト・メルケル
 イヴァン・レヴロフ
 ゲオルク・フェルカー
 ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
 シェーネベルク少年合唱団
 ベルリン交響楽団
 ホルスト・シュタイン(指揮)

 録音時期:1961年9月
 録音場所:ベルリン、グリューネヴァルト教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

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ルートヴィヒ、ショック、プライと著名な歌...

投稿日:2014/03/12 (水)

ルートヴィヒ、ショック、プライと著名な歌手が出演しているだけあって、声楽陣はなかなかの物。 ショックのホセもなかなかドラマティックだし、プライの闘牛士も合っている。 指揮者はホルスト・シュタインで、オケはベルリン交響楽団。 ちょっとがっしりしたサウンドで、個人的に合わない所もありましたが、オーケストラナンバーはしっかりと楽しめました。 録音は1961年なので、おおよそ50年は前の録音ですが、特に不満なく聴ける音質です。 星の数ほどあるカルメンの録音ですが、このCDは名盤の1つと言って良いのではないでしょうか。

レインボー さん | 不明 | 不明

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ルートヴィヒがカルメンやってるなんて知ら...

投稿日:2013/06/13 (木)

ルートヴィヒがカルメンやってるなんて知らなかった。ルートヴィヒはマーラー!と勝手に思い込んでいたので、そんなイメージすら想像したことなかったが、ジャケットから「なんか凄そう」と思わせられた。で、聴いてみるとフランス語とドイツ語の響きこそ違うが、「やっぱりうまいなー」と思う。録音も綺麗でとても良い。N響で指揮していた時のホルストシュタインはよくTVでみたが、CD音源を買ったのは初めて。気に入った。

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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