パオロ・マッツァリーノ

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サラリーマン生態100年史 ニッポンの社長、社員、職場 角川新書

パオロ・マッツァリーノ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040823683
ISBN 10 : 4040823680
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
追加情報
:
272p;18

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読書メーターレビュー

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  • 竹城 俊之介 さん

    地味じゃないですか?サラリーマン百年史?そんなん誰が調べるの?ってテーマを嬉々として調べるパウロさん。1年間かけて明治大正昭和のサラリーマンに関する文献資料を読み漁った日々、さぞかし大変だったろうと思ったら「至福の時間でした」とのこと……こういう人、大好きです。 「昔の人はすごかった」とか「昔は駄目だった」とか、根拠なき想像を全否定し、文献から当時を読み解く目線が、実に冷ややか。だがそれが良い。 サラリーマンと社長から見る近代史。大学でクセ強め教授の授業を聴講したような心地がしました、読後感。

  • Nobuko Hashimoto さん

    安定の面白さ。サラリーマンに関する「いまどきの〜」「昔は〜だった」と言われがちな現象は、たいてい100年前から言われていることを史料で暴く。いつの時代も新人は頼りなくて生意気だと言われてきたこと、今ならニュースネタになりそうな昔のサラリーマンたちのヒドイ振る舞いやセコイ節約術などなど、皮肉に富んだ文章で笑わせてながら、事実をひもとくことの大切さを教えてくれる。スタイルの目新しさはなくなってきたけど、変わらずていねいな調査ぶりがお見事。どんどん書いてほしい(同じものを書名変更して出すのはやめてほしいけど)。

  • 川越読書旅団 さん

    サラーリーマン、100年前からサラリーマン。合掌。

  • すけまる さん

    これは読んでよかった本。今時の新入社員は使えない的な言葉は昔っから言われてたみたいだ。考えてみれば当たり前、新人なんだもの笑 他にもうつ病なども神経衰弱とか、ノイローゼなんて言われ方が変わっただけで昔からあった。昔は良かった病は歴史や記憶の捏造が殆ど。日本を元気にしたいって、それ逆に強迫観念に囚われた元気ノイローゼでは?等と言ってくれるあたりすごく安心する。私個人としては今の時代の方が全然いいと実際に思っていて、仕事でも子育てでも逆に昔の人はどーやってやってたんだろなんて密かに思ってたりします。

  • くさてる さん

    「文献調査で裏を取り、麗しき過去のフェイクイメージをプチプチと潰していくのが私の流儀」なるパオロさんの今回のテーマは「サラリーマン」。長い目で見れば改善したところの方が多いはずだけど、満員の通勤電車や会社員の心の病は昔から存在していまもそこにある。良くなったことも悪くなったこともあり、変化がないわけじゃないけれど、やっぱり「昔は良かった」なんて簡単には言えないよね。ただし、会社勤めにまつわる困りごとを取り巻く人々のリテラシーや視線は進歩してきた、と思いたいものです。面白かった。

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日本文化史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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