CD 輸入盤

弦楽四重奏曲第1番、第2番、第3番、第4番、第6番、第5番(第4楽章なし)、『ミクロコスモス』より4曲 巌本真理弦楽四重奏団(2CD)

バルトーク (1881-1945)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC2522
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

日本室内楽演奏史に燦然と輝く巌本真理SQによる
バルトーク弦楽四重奏曲全曲演奏!


「フジセイテツ・コンサート」放送10周年を記念して、1966年10月に巌本真理弦楽四重奏団は2夜にわたるバルトークの弦楽四重奏曲全曲の公開録音を行ないました。日本の団体としては初めての試みで、同年2月に常設クヮルテットとして創設された巌本真理弦楽四重奏団の名を一躍あげることとなりました。
 日本室内楽演奏史に輝くその録音を2枚でCD化。演奏・アンサンブル技術の高さはもとより、バルトークの音楽ならではの激しさと緊張感に満ちたひとときを体験できます。伝説のエンジニア・半田健一氏の名録音が最新リマスタリングで鮮やかに蘇ります。
 放送時間の都合で第5番第4楽章がカットされています。予めご了承ください。(販売元情報)

【収録情報】
バルトーク:
1. 弦楽四重奏曲第1番 Sz.40
2. 弦楽四重奏曲第2番 Sz.67
3. 弦楽四重奏曲第3番 Sz.85
4. 『ミクロコスモス』より4曲(シェルイ編)
5. 弦楽四重奏曲第4番 Sz.91
6. 弦楽四重奏曲第5番 Sz.102(第4楽章なし)
7. 弦楽四重奏曲第6番 Sz.114


 巌本真理弦楽四重奏団
  巌本真理(第1ヴァイオリン)
  友田啓明(第2ヴァイオリン)
  菅沼準二(ヴィオラ)
  黒沼俊夫(チェロ)

 録音時期:1966年10月6日(1,3,4,6)、10月14日(2,5,7)
 録音場所:東京、日本都市センターホール(1,3,4,6)、杉並公会堂(2,5,7)
 録音方式:モノラル(公開収録)

【ニッポン放送開局65周年記念 伝説の名演シリーズ】
ニッポン放送で1955年から2005年まで続き、音楽ファンから支持を受けていた「新日鉄コンサート」(1970年まではフジセイテツ・コンサート)。既成のレコードを放送するのでなく、内外の名演奏家の実演を公開収録する趣旨だったゆえ、貴重音源が多数作られました。
 この番組の看板アーチストといえば巌本真理弦楽四重奏団。たびたび出演して弦楽四重奏曲の素晴しさをリスナーに伝えました。アンサンブルの名付け親は当番組のプロデューサーであるニッポン放送の裕川雅雄氏であったとされます。ニッポン放送に保存されている巌本真理弦楽四重奏団の貴重な録音をCD化、日の目を見るシリーズの開始となります。
*古い音源を使用しているため、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。(販売元情報)

収録曲   

ユーザーレビュー

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正直に言って、60年近く前に、これだけの...

投稿日:2020/09/30 (水)

正直に言って、60年近く前に、これだけのバルトークが日本で演奏されていたとは驚きました。 相当準備をして臨んだのでしょう。6曲のどこをとっても、自信にあふれた演奏を繰り広げています。 巌本真理四重奏団は、チェロの黒沼俊夫が土台となり、その上で巌本が自由に歌い、内声の2人は今日の水準からするとやや控えめながら、適切に寄り添う、という形が基本フォームだと思いますが、このバルトークでは4人が比較的均等に自己主張しているように感じました。 ベートーヴェンが偉大すぎて、ロマン派の時代に今ひとつ発展しなかった弦楽4重奏曲の新たな扉を開いた1番から、民族性、独特のリズムを的確に表しつつ、誤解を恐れずに言えば、演歌調の「粘り」が耳をとらえました。バルトークの東欧的属性は、あるいは日本人と親和性があるのかもしれません。 最高傑作の4番はさすがに屈指の難曲だけに、現代の最新の演奏水準と比べると技術面で劣るのは仕方がないことですが、ここでもすべての楽章に確信を持って演奏している姿を頼もしくも感じました。 バルトークの弦楽4重奏曲は、アルバンベルク四重奏団やケラー四重奏団のように、荒々しいリズムや不協和音をかなり丸めてとにかく美しく聴かせる演奏が、現在は主流となっているように思いますが、私は昔のハンガリー四重奏団のような素朴な演奏の方が、より作品の持つ本質的な魅力を感じさせて好きです。 その意味では、この巌本真理四重奏団の全集(収録時間の関係で、第5番だけ第4楽章が欠けています)は、今でも十分聴く価値のあるものだといえるでしょう。 録音はAMラジオのモノラルで、時代を考えても少し聴きにくかったことは付記しておきます。

kadoshin さん | 東京都 | 不明

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