CD 輸入盤

バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番、ベートーヴェン:『クロイツェル』、他 ロスタル、サージェント&ロンドン響、オズボーン

バルトーク (1881-1945)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
RET8400
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

・バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
 マックス・ロスタル(ヴァイオリン)
 ロンドン交響楽団
 マルコム・サージェント(指揮)

・ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番イ長調op.47『クロイツェル』
・ブラームス:スケルツォ(F.A.E.ソナタより)
 マックス・ロスタル(ヴァイオリン)
 フランツ・オズボーン(ピアノ)

 モノラル録音:1951年10月(バルトーク、ベートーヴェン)、1949年12月(ブラームス)
 初CD化音源

収録曲   

  • 01. Bartok: Violin Concerto No 2: I. Allegro Non Troppo [17:35]
  • 02. II. Andante Tranquillo [09:27]
  • 03. III. Allegro Molto [12:20]
  • 04. Beethoven: Violin Sonata No 9, Op. 47: I. Adagio Sostenuto - Presto [11:53]
  • 05. II. Andante Con Variazione [15:21]
  • 06. III. Finale [06:23]
  • 07. Brahms: Scherzo from F.A.E. Sonata [05:21]

ユーザーレビュー

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 オーストリア出身の名ヴァイオリニスト、...

投稿日:2012/08/07 (火)

 オーストリア出身の名ヴァイオリニスト、というよりむしろカール・フレッシュ門下の名教師として有名で、録音を耳にする機会は決して多くないロスタルの貴重な音源。  バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番が素晴らしい。有名なフルトヴェングラーとメニューインの録音より以前の1952年の収録だが、あちらとは違い素晴らしい音質にまず驚かされる(さすがにオケは薄いが)。演奏もメニューインの不安定なものとは大違いで実に堂に入っており、精緻な技巧に支えられて、バルトークのこの曲には珍しいほど歌う。技巧を見せつけるようなメカニカルな演奏に傾きがちなこの曲から、中欧風の懐かしい情緒まで漂ってくるのは非常に新鮮だった(若干ウィーン風なのが、ややバルトークのイメージとは違うかもしれないがそこも面白い)。  名教師のイメージとはちょっと違ったのが、たいへんな美音家であること。艶と色彩感のある太い音で、音を聴いているだけでうっとりしてしまうほど。弦をこする音まで聴こえる優秀な録音が功を奏している。これは、並み居る現代の巧者たちによる現役盤に伍して引けをとらない、(骨董品ではなく)観賞用として十分に通用する名盤だと確信した。  ロスタルにはベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタについての名著もあり、「クロイツェル・ソナタ」はさすが本家の説得力。小細工を弄さず、太い美音でザックリと弾き進める。男っぽく、かっこいい。こちらも録音が良く、十分今の鑑賞に堪えうる。  往年の演奏家の復刻盤として、稀に見る傑出した一枚だと感銘を受けた。さっそく、ロスタルの音源集めに走ってます。シューベルトの「幻想曲」、何とかして手に入れたいもの・・

ホーボー健 さん | 東京都 | 不明

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