CD 輸入盤

Goldberg Variations(1955, 1981, Interview About 1981 Recording): Gould

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
S3K87703
組み枚数
:
3
レーベル
:
フォーマット
:
CD

商品説明

グレン・グールド・メモリアル/二つの《ゴルトベルク変奏曲》
<グールド没後20年/生誕70年記念企画>
不世出のピアニスト、グレン・グールドの生誕70年
没後20年を記念したメモリアル企画3枚組。グールドといえばJ.S.バッハ、その中でも彼の代表作である新旧の「ゴールドベルク変奏曲」をカップリングしただけではなく、なんと初期デジタル録音として当時大きな話題を呼んだ2度目の「ゴールドベルク」の、デジタルと並行して録音されていたアナログ・テープからのDSDマスタリングによる初めてのマスターが使用されているのだ! もちろん彼のデビュー・アルバムであった'55年録音の「ゴールドベルク」も24bitリマスターで収録。また、グールドと縁の深いティム・ペイジと「ゴールドベルク」について'82年に語り倒した50分におよぶインタビュー・セッションと、驚くなかれ'55年の「ゴールドベルク」録音時のアウトテイク(約12分)が初めて公開され、改めてグールドの芸術の素晴らしさを確認できる3枚組。 (ソニー・ミュージック)

収録曲   

ディスク   1

バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988<br></b> グレン・グールド(P)<br> 1955年モノラル録音(新リマスタリング)

  • 01. Aria
  • 02. Variation 1
  • 03. Variation 2
  • 04. Variation 3. Canon On The Unison
  • 05. Variation 4
  • 06. Variation 5
  • 07. Variation 6. Canon On The Second
  • 08. Variation 7
  • 09. Variation 8
  • 10. Variation 9. Canon On The Third
  • 11. Variation 10. Fughetta
  • 12. Variation 11
  • 13. Variation 12. Canon On The Fourth
  • 14. Variation 13
  • 15. Variation 14
  • 16. Variation 15. Canon On The Fifth
  • 17. Variation 16. Overture
  • 18. Variation 17
  • 19. Variation 18. Canon On The Sixth
  • 20. Variation 19
  • 21. Variation 20
  • 22. Variation 21. Canon On The Seventh
  • 23. Variation 22. Alla Breve
  • 24. Variation 23
  • 25. Variation 24. Canon On The Octave
  • 26. Variation 25
  • 27. Variation 26
  • 28. Variation 27. Canon On The Ninth
  • 29. Variation 28
  • 30. Variation 29
  • 31. Variation 30. Quodlibet
  • 32. Aria Da Capo

ディスク   2

バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988<br></b> グレン・グールド(P)<br> 1981年ステレオ録音(アナログ・マスター)

  • 01. Aria
  • 02. Variation 1
  • 03. Variation 2
  • 04. Variation 3. Canon On The Unison
  • 05. Variation 4
  • 06. Variation 5
  • 07. Variation 6. Canon On The Second
  • 08. Variation 7
  • 09. Variation 8
  • 10. Variation 9. Canon On The Third
  • 11. Variation 10. Fughetta
  • 12. Variation 11
  • 13. Variation 12. Canon On The Fourth
  • 14. Variation 13
  • 15. Variation 14
  • 16. Variation 15. Canon On The Fifth
  • 17. Variation 16. Overture
  • 18. Variation 17
  • 19. Variation 18. Canon On The Sixth
  • 20. Variation 19
  • 21. Variation 20
  • 22. Variation 21. Canon On The Seventh
  • 23. Variation 22. Alla Breve
  • 24. Variation 23
  • 25. Variation 24. Canon On The Octave
  • 26. Variation 25
  • 27. Variation 26
  • 28. Variation 27. Canon On The Ninth
  • 29. Variation 28
  • 30. Variation 29
  • 31. Variation 30. Quodlibet
  • 32. Aria Da Capo

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総合評価

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2種類とも20世紀のクラシックのピアノ演奏...

投稿日:2012/12/01 (土)

2種類とも20世紀のクラシックのピアノ演奏、否、全ジャンルの演奏・録音史を語るには不可欠とさえいえる音源だ。人口に膾炙した名盤でもあり、評者諸氏の言葉言い尽くされているので(それに個人的に強い思い入れがないというのもある…)詳細は省くが、いま聴いても新しさがあり、26年間のグールドという鬼才(奇才)がどう年輪を刻んだかが垣間見れて面白い。独断と偏見からいえば、通常の凡人が歳を重ねて得る老成や精神的な深み、年輪、大家らしい風格や押し出し、野心、事大主義…といった通常の巨匠的な「成長」を拒み、その特異なキャラクターゆえか、青年の無垢な精神のまま、大家への老成というありきたりな熟成を否定し、個性を純化させ進化を追求していったように思う。55年録音は若々しいしなやかな感性で一気に軽やかに駆けていくが、後年の演奏はテンポは遅く構えは大きく鷹揚になった。しかし、両者に通じるものは変わらない。両者に通低するのは無駄な光沢や装飾のない清澄な響きと曲の構造美をデザインや数理の世界を操り楽しむように淡々と、しかし、愉悦の心で表現する姿勢だ。勿論、リヒターやヴァルヒャのような信仰的な精神性はないし、レオンハルトら古楽器奏者の学究性や大胆な実験精神とも違うので、ある意味正統的ではないだろうが、現代のピアノで現代的感性でバッハに新しい息吹を与えたことは間違いない。グールドは2つ目の録音も加えることでバッハ演奏史に金字塔を遺し、その後まもなく急逝するのだが、バッハの新たな魅力を現代に受け入れさせるため、まるで神から遣わされてきた存在のような気さえする。

eroicka さん | 不明 | 不明

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グールドの全く対照的な新旧2つのゴルトベ...

投稿日:2009/08/17 (月)

グールドの全く対照的な新旧2つのゴルトベルク変奏曲を一つのセットにおさめた好企画盤。旧盤の繰り返しをすべて省いた一直線の快速の演奏、新盤のゆったりとしたテンポで、自らの人生を顧みるかのような味わいのある演奏。いずれも優劣の付け難い永遠の超名演と言うべきであるが、それを一つのセットにまとめることによって両者の違いをより明確に聴き分けることが可能となったのも大いに評価に値する。新盤では、繰り返しの実施の有無が各変奏曲によってバラバラで一貫性がないとの批判が一部にあるが、これは、グールドのバッハ解釈の究極の到達点を示すものとして、むしろ肯定的に解釈すべきではなかろうか。もちろん、グールドのバッハだけが、バッハ演奏の正当な解釈であると言うつもりは毛頭ないが、従来の古色蒼然たるバッハ解釈に新風を吹き込み、芸術性を損なうことなく、バッハの知られざる魅力を堪能させてくれたという意味では、グールドの功績は大と言わざるを得ないだろう。SACDほどではないが、Blu-spec CD化によって、かなりの高音質でグールドの超名演を鑑賞できるのは大変嬉しい限りだ。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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買って良かった!! Blu-spec の音はSACDよ...

投稿日:2009/07/20 (月)

買って良かった!! Blu-spec の音はSACDより良いかも知れない。81年録音も従来のデジタル最初期のトゲトゲしさが無い。アナログ完成期の方がずっと良い!!唸り声が小さくなった事で、反対側の意見もあるかも知れないが…。 更に嬉しいのは、55年録音が遜色ない素晴らしい音にリフレッシュしている。素敵なブックレットも付いているし、アウトテイクも貴重である。

ケルビーノ さん | 浜松市 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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