CD 輸入盤

ヴァイオリン・ソナタ集 イザベル・ファウスト、クリスティアン・ベズイデンホウト(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMM902256
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


イザベル・ファウスト&クリスティアン・ベザイデンホウト
バッハのヴァイオリン・ソナタ集!


今や押しも押されぬヴァイオリンの女王イザベル・ファウストが、バッハのヴァイオリン・ソナタを録音しました! チェンバロは、天才ベズイデンホウト。2016年10月の来日公演でもふたりはバッハのソナタ集を演奏しており、その流麗にして息のぴったり合った演奏で絶賛されました。
 このバッハのソナタは、ヴァイオリンの声部と鍵盤奏者の両の手が紡ぐ三重奏、いわばトリオ・ソナタである、としばしばいわれます。トリオ・ソナタはバロックの作曲家にとって、対位法の技法を示す最上の場でした。バッハによるこれら6つのソナタは対位法の最高級の技法が尽くされ、同時に音楽的愉悦に満ちたトリオ・ソナタの決定的名作であるといえます。実際バッハはこの6つの曲集を「亡くなる前まで」何度も改訂し続けており、田園的なものから真摯で受難を思わせる空気のものまで多様性に富み、活き活きとした傑作となっています。
 イザベル・ファウストがここで演奏しているヴァイオリンの銘器ヤコブ・シュタイナーは、一時はヨーゼフ・ヨアヒムの手元にあったと考えられている楽器で、キレの良さ、あたたかみ、そしてメランコリーな表情にも合う暗めの音を兼ね備えています。そしてベズイデンホウトが奏でるチェンバロは、ピノックから貸与された、バッハも深く愛したジャーマンスタイルの楽器で、オルガンのように豊かな響きを可能にしながら、一音一音の発音(響き)が非常にクリアな名器です。二者のバランスも理想的な演奏です。
 ファウストのまっすぐに美しい音色と自然なフレージング、そしてベズイデンホウトのチェンバロのぴちぴちとしながらも流麗な音楽運び、二人ともきわめて自然に奏でています。急速なパッセージの場面でも、それぞれが難なく超絶技巧のパッセージを真珠を転がすように自由に演奏しながらも、二人の息はぴったり。それぞれの楽曲、それぞれの楽章のキャラクターの違いも際立っており、音楽の喜びにあふれた演奏が展開されています。無伴奏ヴァイオリンのソナタとパルティータと好一対を成す6曲に、歓迎すべき素晴らしい録音がひとつ生まれました。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ集)


Disc1
● 第1番ロ短調 BWV.1014
● 第2番イ長調 BWV.1015
● 第3番ホ長調 BWV.1016
Disc2
● 第4番ハ短調 BWV.1017
● 第5番ヘ短調 BWV.1018
● 第6番ト長調 BWV.1019

 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 クリスティアン・ベズイデンホウト(チェンバロ)

【使用楽器】
 ヴァイオリン:ヤコブ・シュタイナー 1658年製
 チェンバロ:/ジョン・フィリップス、バークレー 2008年製(ヨハン・ハインリヒ・グレープナー(ジ・エルダー)、ドレスデン 1722年製モデル/トレヴァー・ピノックより貸与)

 録音時期:2016年8月18-24日
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

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 今年(2019年)4月、「東京・春・音...

投稿日:2019/06/18 (火)

 今年(2019年)4月、「東京・春・音楽祭 2019」内のコンサートで同6曲の演奏会に参加する機会を得た。ヴァイオリンとチェンバロの掛け合い、または対話(おしゃべりの時もあり)であったり、信仰告白にも近い場面など様々なドラマがあり、それこそがこの曲の面白さと感じたものだ。    そしてこの盤。自然ではつらつとふたつの楽器が鳴り響く。個人的な感覚で悪いが、うますぎて鮮やかすぎるあまり、興ざめしてしまうことが稀にあるファウストのヴァイオリンがここでは全然気にならない。ただ、そこに音が響き、音楽が伝わってくるとしか言いようがない。バッハの曲が技術性を超越しているのか、ベズイデンホウトのチェンバロが中和しているのかは判らない。   いずれにしても音楽に浸れる悦びを感じられる。実に自然ではつらつとしたヴァイオリンとチェンバロの音が織りなすバッハの宇宙を他の方にも感じてほしい。推薦。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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