CD 輸入盤

フーガの技法 タチアーナ・ニコラーエワ(ピアノ)(1992)(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDA66631
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
CD

商品説明

J・S・バッハ:フーガの技法
タチアーナ・ニコラーエワ(ピアノ)

1992年デジタル録音。ロシアの巨人タチアーナ・ニコラーエワがhyperionに遺した究極のバッハ・ディスク。その編成、演奏法をめぐって諸説ある作品ですが、ニコラーエワの確信に満ちた演奏は、ピアノのためのオリジナルかと錯覚させるほどの説得力あるもの。この曲のスタンダードたるにふわさしい、不滅の名盤です。
 モダン・ピアノによるバッハの最高権威の一人だったタチアーナ・ニコラーエワは70歳で没する2年前、1992年の初頭にhyperionに2つのバッハ録音を行っています。ひとつは《ゴルトベルク変奏曲》、もうひとつがこの《フーガの技法》です。最後のコントラプンクトゥス14は原譜の通り、途中で途切れています。


Disc-1
《音楽の捧げ物》BWV.1079より
・3声のリチェルカーレ
・6声のリチェルカーレ

《4つのデュエット》 BWV.802−805
・デュエット第1番ホ短調BWV.802
・デュエット第2番ヘ長調BWV.803
・デュエット第3番ト長調BWV.804
・デュエット第4番イ短調BWV.805

《フーガの技法》 BWV.1080
・コントラプンクトゥス1(4声)
・コントラプンクトゥス2(4声)
・コントラプンクトゥス3(4声)
・コントラプンクトゥス4(4声)
・カノン1(オクターヴのための)
・コントラプンクトゥス5(4声)
・コントラプンクトゥス6(フランス様式の4声のフーガ)
・コントラプンクトゥス7(拡大と縮小による4声のフーガ)
・カノン2(5度の対位法による12度のための)

Disc-2
《フーガの技法》 BWV.1080
・コントラプンクトゥス8(3声)
・コントラプンクトゥス9(12度における4声のフーガ)
・コントラプンクトゥス10(10度における4声のフーガ)
・コントラプンクトゥス11(4声)
・カノン3(3度の対位法による10度のための)
・カノン4(反進行における拡大による)
・コントラプンクトゥス13−レクトゥス(3声)
・コントラプンクトゥス13−インヴェルスス(3声)
・コントラプンクトゥス12−レクトゥス(3声)
・コントラプンクトゥス12−インヴェルスス(3声)
・コントラプンクトゥス14

タチアーナ・ニコラーエワ(ピアノ)

収録曲   

ディスク   1

『音楽の捧げ物』 BWV.1079より

  • 01. 3声のリチェルカーレ
  • 02. 6声のリチェルカーレ

『4つのデュエット』 BWV.802〜805

  • 03. デュエット第1番ホ短調BWV.802
  • 04. デュエット第2番ヘ長調BWV.803
  • 05. デュエット第3番ト長調BWV.804
  • 06. デュエット第4番イ短調BWV.805

『フーガの技法』 BWV.1080

  • 07. コントラプンクトゥス1(4声)
  • 08. コントラプンクトゥス2(4声)
  • 09. コントラプンクトゥス3(4声)
  • 10. コントラプンクトゥス4(4声)
  • 11. カノン1(オクターヴのための)
  • 12. コントラプンクトゥス5(4声)
  • 13. コントラプンクトゥス6(フランス様式の4声のフーガ)
  • 14. コントラプンクトゥス7(拡大と縮小による4声のフーガ)
  • 15. カノン2(5度の対位法による12度のための)

ディスク   2

  • 01. コントラプンクトゥス8(3声)
  • 02. コントラプンクトゥス9(12度における4声のフーガ)
  • 03. コントラプンクトゥス10(10度における4声のフーガ)
  • 04. コントラプンクトゥス11(4声)
  • 05. カノン3(3度の対位法による10度のための)
  • 06. カノン4(反進行における拡大による)
  • 07. コントラプンクトゥス13−レクトゥス(3声)
  • 08. コントラプンクトゥス13−インヴェルスス(3声)
  • 09. コントラプンクトゥス12−レクトゥス(3声)
  • 10. コントラプンクトゥス12−インヴェルスス(3声)
  • 11. コントラプンクトゥス14

ユーザーレビュー

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極めて説得力がありかつ魅力的な演奏である...

投稿日:2013/03/15 (金)

極めて説得力がありかつ魅力的な演奏である。正直、「ロシアのバッハ演奏第一人者」という評には特段の魅力を感じず、また何となく野暮ったい近影に、聴いてみようという気は起きなかった。今更ながら大後悔である。奏者のアプローチによって様々な表情を見せてくれる楽曲ではあるが、これはピアノ演奏による一つの頂点とも言えるのではないか。

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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聴くたびに決定的な名演だと思う。リヒテル...

投稿日:2005/04/17 (日)

聴くたびに決定的な名演だと思う。リヒテルの弾く「平均律」の様な。このゆったりしたテンポの一音一音に込めた音の深み。この時ニコラーエワの心に去来したものは何だったのだろうか。死の間際、最後に残る聴覚が必要とする音楽。そんな底知れぬ深みを湛えた曲の演奏にはピアノが一番良い様に思える。この演奏を残してくれたニコラーエワに限りない感謝を込めて推薦します。聴いてみてください。

ゆがみごん さん | 東京都江東区 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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