CD 輸入盤

フランス組曲全曲、半音階的幻想曲とフーガ シェプキン(ピアノ)(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
STNS30046
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


バッハ:フランス組曲全曲、半音階的幻想曲とフーガ(2CD)
セルゲイ・シェプキン(ピアノ)


2007年3月来日公演でのゴルトベルク変奏曲の演奏が大評判となったセルゲイ・シェプキン。各紙に評が掲載され、中にはグレン・グールドを凌ぐという批評もあったほどで、バッハの権威、磯山雅氏や、現代音楽の権威、片山杜秀氏も絶賛されていました。
 装飾音を自在に使いこなし、急速なパッセージでは驚くべきテクニックの冴えをみせ、切れ味鋭く表現力豊かに構築されるシェプキンのバッハ演奏。今回はフランス組曲と半音階的幻想曲とフーガということで、ゴルトベルク変奏曲とはまた違った魅力を聴かせてくれそうです。

【セルゲイ・シェプキン・プロフィール】
1962年にレニングラード(現サンクトペテルブルグ)に誕生。5歳からピアノを学び、レニングラード音楽院でグリゴリー・ソコロフ、アレクサンダー・イカレフらにピアノを師事、1985年に首席で卒業。ソ連崩壊後の1990年、28歳の時にアメリカのボストンに移住。ニューイングランド音楽院でラッセル・シャーマンのもとでさらに研鑽を積み、1992年にアーティスト・ディプロマ、1999年に音楽芸術博士号を取得。同年のニューオリンズ国際ピアノ・コンクール第1位を皮切りに、数々のコンクールで入賞してもいます。また、1994年から98年にかけては伝説的なフランス系アメリカ人ピアニストのポール・ドグローに師事していました。(HMV)

【収録情報】
Disc1
J.S.バッハ:
● フランス組曲第1番ニ短調 BWV.812
● フランス組曲第2番ハ短調 BWV.813
● フランス組曲第3番ロ短調 BWV.814
● フランス組曲第4番変ホ長調 BWV.815

Disc2
● フランス組曲第5番ト長調 BWV.816
● 平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第9番:前奏曲 BWV.854
● フランス組曲第6番ホ長調 BWV.817
● 幻想曲とフーガ イ短調 BWV.904
● 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903

 セルゲイ・シェプキン(ピアノ)

 録音時期:2011年1月4日、7月11日、8月21日、9月10日
 録音場所:ボストン、ニュー・イングランド音楽院ジョーダン・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

ユーザーレビュー

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1962年生まれのロシア系アメリカ人、セルゲ...

投稿日:2021/03/11 (木)

1962年生まれのロシア系アメリカ人、セルゲイ・シェプキンの録音。シェプキンは、かつてレキシントンに拠点をおくongakuという小さなレーベルに何点かバッハのクラヴィーア曲を録音していた。本盤はより新しいものとなり、2011年の録音で、Steinway And Sonsからリリースされたもの。フランス組曲全曲が収録されているが、シェプキンはフランス組曲第6番の前に「平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 第9番 前奏曲 ホ長調 BWV854」を挿入している。ただし、CD表記上は、これが明示されておらず、あくまで、シェプキンは当該楽曲をフランス組曲第6番の「第1曲目 プレリュード」として扱っているのだ。そのため、すぐに続いて本来の第1曲目、当盤では第2曲目となるアルマンドが奏でられる。また、「幻想曲とフーガ イ短調 BWV904」については、同じホールで2種の楽器(Hamburg Steinway と New York Steinway と表記)による2通りの録音が収録されている。シェプキンは運動的で色彩感豊かなピアノで、豊穣なバッハを導き出している。急速楽章、例えば第5番のジーグなどでは、高性能マシーンを思わせるようなアップテンポを採用するが、決して無機的に弾き飛ばすわけでなく、その速さゆえの発色性を存分に味わわせる演奏となっている。シェプキンのアプローチは、自由度が高いという点で、伝統的なスタイルからは乖離している。しかし、その演奏は決して不自然ではなく、溌溂とした情感をともなった生気がみなぎっていて、華麗だ。現代ピアノのスペックを存分に活かした輝かしい響きとともに、適度なルバートをふまえて、雄弁で美しいバッハが繰り広げられている。また、前述の平均律からの引用は、是非、聴いてみていただきたいところだが、確かにしっくり行っており、面白い。また、2つの楽器による「幻想曲とフーガ イ短調 BWV904」は、あえて異なるアプローチで楽器に即応した即興性豊かな味わいを感じさせてくれている。

ココパナ さん | 北海道 | 不明

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レビューがないのが不思議です。シェプキン...

投稿日:2021/01/05 (火)

レビューがないのが不思議です。シェプキンのバッハは全て素晴らしい。ロシア出身のピアニストですが音が重ぐるしくないのが良い。 仰ぎ見るバッハではなく語りかけるバッハだ。 人にはそれぞれ好き嫌いがありますが、こういうバッハもあってよい。というより私には、なければならない存在です。 聴くと楽しく、心が晴れやかになるバッハ。

ばんどうくじら さん | 福岡県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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