CD 輸入盤

カンタータ集 第24集〜第97番、第127番、第156番 ルドルフ・ルッツ&バッハ財団管弦楽団

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
B666CD
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

J.S.バッハ:カンタータ集 第24集

このアルバムには「復活節前第7日曜日」用のBWV.127、「顕現節後第3日曜日」用のBWV.156、定められた用途のないBWV.97の3曲が収録されています。
 第127番は受難に関するカンタータの中では比較的小規模でありながら、伝統的なコラールが巧みに用いられた名作として知られています。第156番は、死の恐れと信仰の心を描いた美しいカンタータ。冒頭のシンフォニアの旋律は「アリオーソ」として知られ、チェンバロ協奏曲第5番の第2楽章などで用いられています。充実したコラール楽章の美しさも聴きどころ。第97番で用いられたコラールは『マタイ受難曲』などで用いられる有名な旋律。各々のソロ・アリアも美しく、充実したカンタータです。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:
1. カンタータ第127番『まことの人にして神なる主イエス・キリスト』 BWV.127
2. カンタータ第156番『片足は墓穴にありてわれは立つ』 BWV.156
3. カンタータ第97番『わがすべての行いに』 BWV.97


 ジュリア・ドイル(ソプラノ:1)
 ゲオルク・ポップルッツ(テノール:1)
 ペーター・コーイ(バス:1)
 ムリエル・シュヴァルツ(ソプラノ:2)
 テリー・ウェイ(カウンターテナー:2)
 ベルンハルト・ベルヒトルト(テノール:2)
 マルクス・フォルペルト(バス:2)
 モニカ・マウフ(ソプラノ:3)
 ルート・ザントホフ(アルト:3)
 ダニエル・ヨハンセン(テノール:3)
 クラウス・メルテンス(バス:3)
 バッハ財団合唱団
 バッハ財団管弦楽団
 ルドルフ・ルッツ(指揮、オルガン、チェンバロ)

 録音時期:2017年2月24日(1)、2010年1月22日(2)、2011年3月18日(3)
 録音場所:Evangelischen Kirche, Trogen AR
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

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Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallen...

投稿日:2021/05/03 (月)

Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallenのカンタータ第24集。今回も特に統一性のない選曲の3作品ながら、非常に質の高い好演揃いです。復活祭のためのコラール・カンタータBWV127はライプツィヒ2年目ですが、決して知名度は高くないながら、冒頭合唱、アリアほか、非常によくまとまった佳曲ばかりで構成され、そういった持ち味をRudolf Lutzらが丁寧に誠実に生かして美しい逸品に仕上げています。2曲目のBWV156「わが片足はすでに墓に入り」の冒頭曲は、おそらくBachのあらゆる旋律の中でも最も有名なものの一つであり、われわれには何と言ってもチェンバロ協奏曲BWV1056の第2楽章として忘れられません。カンタータ全体としてはそれほど演奏頻度は多いものではありませんが、全体としても楽章一つ一つのレベルも高く、小規模ながら愛すべき作品であり、こういった小品においてRudolf Lutzらの地に足のついた誠実なアプローチがとても生きています。最後のBWV97はBachのやや後期に属する演奏機会不明のコラール・カンタータで、これも知名度の高い曲ではありませんが、細部から全体にいたるまで様々な技法の使われた充実した作品です。演奏難度も低いものではないでしょうが、Rudolf Lutzらは決して技巧の誇示に陥らず、また勢いに任せたりすることなく、曲の魅力をひとつひとつ丁寧に紡いでおり、非常に好感が持てます。盤全体として、目立つような特徴はないながら、この3曲に関する限りモダン・ピリオド含めてこれまでのすべての演奏中でもトップクラスのオススメ演奏ではないでしょうか。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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