ハワード・フィリップス・ラヴクラフト

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クトゥルー 9 暗黒神話大系シリーズ

ハワード・フィリップス・ラヴクラフト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784878920493
ISBN 10 : 4878920491
フォーマット
出版社
発行年月
1993年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
15cm,324p

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読書メーターレビュー

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  • Smith, Ordinary. Person. さん

     ロングの代表的なクトゥルフ神話作品といえば『ティンダロスの猟犬』が挙がることが多いですが、『喰らうものども』も忘れてはならないでしょう。なぜなら、「初めてラヴクラフト以外の作家が創作したクトゥルフ神話小説」「オリジナルのクリーチャーを登場させた」「ブロックに先んじてラヴクラフトをモチーフとした人物を作中で登場させ、更にクリーチャーに殺させた」、とクトゥルフ神話の拡張の始まりという点で象徴的な作品だからです。9集はその『喰らうものども』を始め、ユゴスより来るものが登場する『闇に囁くもの』など7編を収録。

  • Fumitaka さん

    クトゥルー神話の怪物だとヒュドラが一番怖い。一息に殺されるとか発狂するとかならまだ気が楽だが、ヒュドラに接続されて異次元世界で永遠に生かされ続け、しかもどうもガタノトーアの話のように慈悲深い狂気に囚われるという訳でもないようだ。『闇に囁くもの』は今読み返すと『インスマスを覆う影』と構造がやや似ている。ユゴスからのものはエイクリイに化けて主人公を騙そうとしたが、しかしエイクリイの方は、本当に必死に抵抗した挙句に斃れたのだろうか? ひょっとすると『インスマス』の主人公と同じく、「驚異と栄光」を選んだのでは?

  • mmvg さん

    ラヴクラフト作「闇に囁くもの」がやはり1番だろうか。 恐怖への主人公の気持ちが、懐疑的だったり、恐怖に怯えきったり、恐怖の秘密に興奮したり、その時時に様変わりし、重なりあい、恐怖に対する複雑な心情を映し出している。 フランク・べルナップ・ロングの「食らうものども」も良かった。 まだ1回しか読んでないのでうまくはかけないが、描き出す恐怖に引きこまれた。

  • いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】 さん

    **注)ホラー**クトゥルーネタの小説読解の為に9巻目読了。本巻の目玉は『闇に囁くもの』でしょう。しかし個人的には『喰らうものども』の方が印象深かった。じわじわと効いてくる恐怖を切実に描けていて、逃れることのできない恐怖や絶対的な死が迫ってくる中で人が如何に無力であるかを描き切ったと思っています。ホラーからラブコメまで出ているクトゥルー小説を読解したい方にお勧めします。

  • 海星梨 さん

    いちばんの読みどころは「闇に囁くもの」かな。全集で読んでるので二回目。「食らうものども」は内容はともかく文章が稚拙な感じがした。故に、あまりいいものを収録してないじゃないかと、そんなふうに思いつつ、最後の「闇に囁くもの」で、まぁ、言っちゃ悪いけど釣り合いがとれてるのかなと。

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ハワード・フィリップス・ラヴクラフト

米国の怪奇小説作家。幼少期から大の読書家で、愛読していた先達の作品から多くのヒントやインスピレーションを得て、独自の神話世界を造りあげた。やがて、その世界を共有したいと願う同輩・後輩作家たちの参入によって稀有なる発展を遂げ、「クトゥルフ神話」もしくは「クトゥルー神話」と呼ばれるようになる(本データは

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