20億の針 創元SF文庫

ハル・クレメント

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488615024
ISBN 10 : 4488615023
フォーマット
出版社
発行年月
2002年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
井上勇 ,  
追加情報
:
334p;15

内容詳細

二隻の宇宙船が南太平洋に墜落した。一隻に乗っていたのは探偵、いま一隻に乗っていたのは犯人。ただし両者とも人間ではない。高度の知性と感覚をもったゼリー状の半液体生物である。そして彼らは宿主なしには生きられない。探偵は一人の少年の体内に寄生し、犯人は別の人間にとりついている。だが一体誰に?犯人逮捕の確率は、20億分の1。本格SFの巨匠が贈る歴史的傑作。

【著者紹介】
井上勇 : 1901年4月30日、広島県に生る。1923年東京外語大卒。英米仏文学の翻訳に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kochi さん

    宇宙から来た捕り手(不定形で他種生体内に入り共生関係を結ぶ種族の一員)は、脱走者を追跡中に地球に不時着し、寄生対象が死亡。新たな寄生主を探して、少年バブと出会う。人類に寄生しているであろう脱走者を探すという針を探すような捜査が始まる… ジュブナイル版が何かで読んだ記憶があるが、高度な科学技術を有する良き異星人と人類のファーストコンタクトの話としては間違いなく古典的名作(1950年の作品)。今なら思考を直接やり取りする話になるだろうが、英語を異星人が習得するまで、意思疎通が出来ないという設定が面白い。

  • k16 さん

    『エイリアン刑事』の元ネタということで読んだ。 探偵エイリアンが少年に寄生してホシを追う話。 タイトルでは20億ではあるが小さな島でのホシ探し。 結構地味。訳も少し古い気がした。

  • KANEO さん

    同族の犯罪者を追って地球にやって来たゼリー状の異星人が地球の少年に寄生し、ともに犯人確保のために奮闘するお話。『ウルトラマン』の元ネタ?と以前から噂を耳にしてはいました。やはり『ウルトラマン』の設定はここからヒントを得たものだったのでしょうか。“捕り手”の独特な生態が面白い。前半の“捕り手”の見知らぬ惑星での大冒険といった展開が楽しかったです。

  • noraokapi さん

    ハードSF×ミステリー×青春小説。20億は当時の世界人口をあらわしているらしいが、盛りすぎ。160の針くらいの規模で話が進む。ハードSFにしてはきわめて読みやすかった。恋愛模様がかけらも出てこないのは好ましい。

  • imazin26 さん

    初代ウルトラマンにも影響を与えた古典、ってことで通販にて購入。初版本なので訳した日本語が古臭く、言い回しもくどく、とてもそれぞれのキャラクターっぽくないセリフがひたすらにノイズ。 それはさておき、宇宙から飛来した罪人と追っ手、現地人と同意を経て融合する様は確かにウルトラマンの前史っぽい。ただ、こんなタイトルでありながら、半ばからは最初の島にこもりきりになり、アテもなくただただ少年たちの遊びを見せられるのにはダレました。新約版だと少しは違うのかなあ。

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